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2022年11月17日 (木)

アリス「ALICE GREAT 50 BEGINNING 2022」有明アリーナ

今日は有明アリーナへ、アリス「ALICE GREAT 50 BEGINNING 2022」を観に行く。
今年で活動50周年を迎えた“アリス”、2019年以来となる一夜限りのコンサートを有明アリーナで行う。
有明アリーナの最寄り駅は新豊洲。職場から歩いて行ける距離なので、なんとなく気軽な感じがする。
今は遅い夏休み中だから、豊洲駅から歩いていくことにした。海沿いの夜景を見ながら歩いて25分ほど。
橋を渡るとライトアップされた会場が川沿いに見えてきて、イイ感じにテンションが上がってくる。
18時30分ごろ会場入り。ウッディーな造りのエントランスがなかなか良い雰囲気。
今日の席は、アリーナC3ブロック11列9番。ステージ下手側、アリーナ席の最後列。
それでも意外とステージはよく見える。ステージサイドにスクリーンも設置されているので問題ナシ。
並べられている椅子も大きめなので、隣の人と密着することもなくなかなか快適な空間。
キャパシティ15,000人、スタンド席までビッシリと埋まっている。

ほぼ予定通り、19時過ぎに開演。
ドラム、ベース、ギター、キーボード×2から成る“スーパーサンズバンド”に続いて、
キンちゃん、ベーヤン、チンペイがステージに登場。三人とも元気そうでなにより。
「冬の稲妻」から始まり、「ジョニーの子守唄」「涙の誓い」と続く。序盤から強力な選曲。
「アリスが戻って来たよ~! 50周年、ワンナイトオンリーの特別な夜です」とチンペイ。
「11月はアリスの三人が同い年になる月。全員73歳、合わせて219歳。なんて中途半端」とメンバー紹介。
続いて、「今はもう誰も」から、「限りなき挑戦 -OPEN GATE-」「夢去りし街角」とキラーチューンの連続。
ここからチンペイはラジオのディスクジョッキー風に、“アリス”の歴史を振り返りながら演奏を進めていく。
「あの日のままで」を演奏したあと、出会いのころのエピソードを話して「青春時代」を原曲通りのアレンジで。

その後も「やさしさに包まれて」「何処へ」「雪の音」と、歴史を辿りながらなかなかのレア曲を披露。
特にベーヤンが唄う「砂塵の彼方」には痺れた。いつの時代も若者の夢を壊す戦争が続いているのだ。
本来ならこの辺りでキンちゃんが唄うはずなのだけど、今日は無いようでちょっと残念。
“アリス”という航空母艦を離れる時の気持ちを「BURAI」に、再び集まる時の気持ちを「ライトハウス」に込めたという
紹介で二曲を続けて演奏。「離れていた時間があったからこそ、それぞれの素晴らしさを実感できた」とチンペイ。
「秋になるとこの曲を思い出す」ということで「秋止符」を演奏したあと「狂った果実」。そろそろコンサートも終盤。
「帰らざる日々」ではチンペイの言葉の力に驚愕。歌詞が全て頭の中に入っていることもあり、心に沁み渡ってくる。
そしてベーヤンが唄う「遠くで汽笛を聞きながら」。僕の人生の永遠のテーマソングに、とめどなく涙が溢れてくる。
メンバー紹介をはさんで、最後に「チャンピオン」で盛りあがって本編は終了。

アンコール、再びメンバーがステージに登場。
まずは「ここから一緒に新しい一歩を踏み出していこう」という思いを込めた新曲「BEGINNING」。
サビがキャッチーなアップテンポの曲。いかにも“アリス”という感じのメロディーラインがイイ。
来年から「アリスのSDGs」ということで、アルバム「アリスI」から「アリスX」を10年に渡って検証してくと宣言。
そして最後の曲は「さらば青春の時」。チンペイに促され、スマホライトを点けて応えるお客さん。
ただでさせ感動的な曲なのに、これはもう~たまらない演出。涙で顔がグシャグシャになる。
「来年また会おうね!」と言い残して、三人はステージを去っていった。20時50分過ぎ終演。

終演後は規制退場・・・なんだけど、みんな割と自由に帰っていく。
おまけに出口までの通路が狭いので、かなりの混雑でちょっといまいちだった。
帰り道も橋を渡り切るまで歩道が狭く・・・そればかりは仕方が無いか。
せっかくなので豊洲で呑もうと思ったけど、どの店も22時ラストオーダーのため断念。
地元まで戻って、駅前の「磯丸水産」で打ち上げ。ココは遅くまでやっているので助かる。
ものすごくお腹が空いているのに、混んでいて料理が出てくるのが遅くて参った。
それでも楽しく吞み喰い。24時ごろおひらきにして帰宅。

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