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2022年12月14日 (水)

Carmen Maki & OZ「BEST LIVE 2022」川崎 CLUB CITTA'

今日は川崎 CLUB CITTA'へ、「Carmen Maki & OZ BEST LIVE 2022」を観に行く。
単独ライブとしてはほぼ一年ぶりの開催。今回は歴代のドラマーをゲストに招いての2days。
一日目の今日は古田たかし、二日目の明日は内藤まさみと久藤賀一がゲスト。
本当は二日とも行きたいところだけど、平日という事もあって今日だけ参加することにした。
15時過ぎに在宅勤務を切り上げて、京王線と南武線を乗り継いで川崎駅へと向かう。
時間的にはもっと早い行き方もあるけど、やっぱりこの経路がしっくりとくる。
17時半ごろ川崎に到着。早くも暗くなった街は、きらびやかなイルミネーションで彩られている。
あいかわらずの街。だけどそこにあると思っていた店が無くなっていたりして、なんとも言えない気持ち。
18時10分ごろ会場入り。今日の席は1階C列22番。ステージ上手の三列目、シゲさんの真ん前。
ステージ両サイドにドラムセット、中央にヴォーカルマイクとキーボード、それを挟む形でベースとギター。
いつもとはちょっと違ったセッティングに、今夜のライブのスペシャル感をひしひしと感じる。
今夜は1階のみ開放。椅子もN列までしか置かれていなくて、スペースにちょっと余裕がある。

予定より遅れて、18時35分過ぎ開演。
「Introduction」が流れる中、ステージ下手からDrums:武田"Chappy"治、Guitar:春日博文、
Keyboards:厚見玲衣、Bass:川上茂幸がスタンバイ。シゲの歪んだベースから「崩壊の前日」。
そしてVocal:カルメン・マキが黒ずくめの衣装で唄い出す。あいかわらず圧倒的な存在感。
続いて「六月の詩」「Love Songを唄う前に」。重厚で繊細なサウンドと、力強く響き渡る唄声。
ここでハチがウクレレを手に取って「嘆きのチャールストン」。Funnyなタッチがなんとも心地よい。
「午前1時のスケッチ」では前回物議を醸した「君が代」を挿入。歌詞が「我らが世」になっているのがミソ。
次にステージバックにサイケデリックな映像が映し出される中、インストナンバーの「Blue-Tange」。
それからステージに雷鳴が轟き、街が崩壊し再生していく映像をバックに「閉ざされた町」。
MCはまったく無く、ひたすら演奏に没頭する感じの60分、第1部は19時35分ごろ終了。

25分間の休憩をはさんで、20時過ぎから第2部がスタート。
まずは壮大なイントロから「空へ」。いつ聴いてもいい歌・・・胸がジーンと熱くなる。マキさんは白い衣装。
続いて「Image Song」。ちょっと暗くてちょっと温かくて、1970年代ならではのサウンドという感じ。
エンディングから続くような感じでインストの「COSMIC JAM」。シゲのベースが唸りをあげる。
曲の途中でステージ上手のドラムセットに古田たかしがスタンバイして演奏に加わる。
そしてドラムはしーたかだけになり、ファーストアルバムから「朝の風景」を演奏。
Chappyとは違うタッチのドラミング。OZの初代ドラマーここにあり!という感じ。
MCでハチはOZが新潟の柏崎で決裂したという話。今にしてみれば他愛のないエピソードのような気も。
そして本編最後はツインドラムで「私は風」。原曲に忠実なアレンジで、個人的には涙モノの演奏。
ステージバックには、今は亡きラッキー川崎の映像が映し出される演出。

ステージには緞帳がおりて、ちょっと長めのアンコール。
緞帳がおりたまま「昔」が始まる。そして緞帳があがり、プログレッシブな演奏が繰り広げられる。
曲が終わるのをためらうかのように、シゲのプレシジョンベースが轟音で延々と鳴り響く。
そして再びしーたかをステージに呼び込み、ハチのヴォーカルで「とりあえず.......ロックンロール」。
間奏ではChappyとしーたかのドラムバトル。どちらもド迫力のドラミングで最高。
最後に恒例となっている記念写真を撮って、21時20分過ぎにライブは終了。

まだそれほど遅い時間ではないけれど、川崎で呑むのは避けて、そのまま南武線に乗り込む。
乗り換え駅の登戸で店を探す。いつもお世話になっていた吞み屋街が、ごっそり無くなっていて衝撃を受ける。
仕方が無いので、「むつみ屋」というラーメン屋でプチ打ち上げ。まずまずという感じかな。

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