泉谷しげる×仲井戸麗市「ROCK & ROLL HEART アンコール公演」有楽町 I'M A SHOW
今日は有楽町 I'M A SHOWへ、泉谷しげる×仲井戸麗市「ROCK & ROLL HEART アンコール公演」を観に行く。
昨年の5月から7月にかけて行われた泉谷とCHABOの「ロックンロールハート」、まさかのアンコール公演。
半年ぶりの二人の共演、久しぶりの生CHABOということもあって、朝からウキウキソワソワ。
「I'M A SHOW」と書いて「アイマショウ」と読む会場。かなりふざけたネーミングだけど、悪くはないかな。
有楽町マリオンの別館7階。もともとは映画館だったのかな・・・曖昧な記憶だけど、来た事があるような。
エレベーターに乗って、17時20分ごろ会場入り。既に開場していて、友達と久しぶりの再会を楽しむ。
今日の席はE列19番。ステージ上手側、前から5列目。元映画館なので、段差があって観やすい。
キャパは398席とのこと。ワンフロアでこじんまりとした印象だけど、どこからも観やすくてイイかも。
客席は立ち見も含めてビッシリと満員。期待感で膨れあがっている。
予定より遅れて、18時05分ごろ開演。
SE「夏の日の恋」が流れる中、ステージ上手から泉谷、下手からCHABOがステージに登場。
まずはCHABOがギターをつま弾き、「1/2 ブルース」「ブルースを歌わないで」から演奏はスタート。
「仲井戸が曲を増やしやがって、今日は長いよ~」と泉谷が言う通り、オープニングから曲が増えている。
椅子に腰かけた泉谷がヴォーカルをとり、それにあわせてCHABOがギターを弾く“古井戸”スタイル。
CHABOは泉谷と交互にヴォーカルをとったり、コーラスをかぶせたり、二人のコンビネーションは抜群。
「里帰り」「君の便りは南風」「きらめき」といった泉谷のレパートリーは、CHABOのリクエストによるもの。
それに応えるように泉谷は丁寧に唄い、CHABOはアコースティック・ギターで大切そうにバッキングする。
“古井戸”の「落葉の上を」をはさんで、「ここで盛りあがろうか!」と泉谷が言って「キューバの唄」。
続いて泉谷の初期の名曲「春のからっ風」。CHABOのスライドギターが心地良く響く。
それから「行きずりのブルース」を演奏して、ここでひとまず泉谷は退場。
そしてここからCHABOひとりでの演奏が始まる。まずはリズムボックスをバックに「HUSTLE」。
曲が終わると、ステージサイドの泉谷から大きな掛け声がかかる。苦笑いしながらも嬉しそうなCHABO。
続いて「ガルシアの風」。前回の東京公演では唄っていたけれど、今回は「9月の素描」をバックにリーディング。
「もう一曲、ラブソング唄わせてよ」とCHABOは言い、リズムボックスに合わせて「いいぜBaby」を唄う。
CHABOは「もううるさいから呼ぶね。マイオールドフレンド、泉谷!」と言って、泉谷をステージに呼び込む。
そして「泉谷は名曲が多いけど、僕の中では断トツの名曲であります」というCHABOの紹介で「流れゆく君へ」。
「今日は長いので、皆さんのために休憩をとります!」ということで、19時25分ごろから15分間の休憩に入る。
19時45分ごろから第2部スタート。
「さぁ~お前ら覚悟しろ! ひとりでもうるさい泉谷しげるだ」と言って、泉谷ひとりのパートが始まる。
ギターをかき鳴らしながら、「カウントダウン」「すべて時代のせいにして」「彷徨/サスライ」を立て続けに唄う。
CHABOのパートもそうだったけど、選曲が大幅に変わっている。中でも「すべて時代のせいにして」が心に刺さる。
「こんなに全力でやる必要は無いんだけど、全力が気持ちいいんだよ」と言いながら唄う泉谷。
「仲井戸と一緒の宝物のようなライブ。頑張ってギターを練習しましたよ」とも言っていた。
ここで衣装替えを終えたCHABOが再びステージに登場して、ふたり揃っての演奏がスタート。
まずはCHABOのレパートリーから「アイ・アイ・アイ」「打破」「ま、いずれにせよ」とハードな曲が続く。
グイグイと突っ走る泉谷に、CHABOが若干クールなタッチで呼応していくという感じの演奏。
そしてここからはCHABOと泉谷の“ふたりLOSER”。この二人ならではの熱い展開。
「眠れない夜」から始まり、「褐色のセールスマン」「火の鳥」「国旗はためく下に」と続く。
今回は「褐色のセールスマン」が新たに追加され、「国旗はためく下に」では客席で日の丸がはためく。
このあたりから客席がワサワサし始め、我慢しきれずに立ち上がったりステージ前へ行ったりするお客さんも。
泉谷のヴォーカルを力強くサポートするCHABOのギター。激しいコードストロークと歪みを効かせたギターソロ。
「あとで盛りあがるタイミングがあるので、ちょっと落ち着いてください」と、泉谷は意外と冷静に諭す。
そしてRCのナンバーから「いい事ばかりはありゃしない」。CHABOの合図に合わせて、マスクの下でコーラス。
「最終電車で有楽町に着いた~♪」と唄うCHABOに、「近すぎないか?」とツッコミを入れる泉谷。
本編最後は「春夏秋冬」。CHABOが赤のフラットマンドリンを弾いて、“LOSER”の下山のギターを再現。
やっぱりイイ曲だなぁ~。最後は二人寄り添うようにして退場。
アンコール、再び衣装替えして登場したCHABOと、白いシャツを着たままの泉谷。
お客さんに「立て立て!」と泉谷は言い、まずは二人で「有楽町で逢いましょう」を一節。
そして始まったのは「翼なき野郎ども」。今回新たに追加されたナンバー。やっぱり名曲。
次にCHABOが「一曲だけエレキで」と言い、おもちゃのエレキギターを手に「雨あがりの夜空に」。
間奏のギターソロでCHABOはステージ前方へ。何回観てもこのシーンは興奮する。
続いて「野生のバラッド」。後半はいつものようにみんなでジャンプ! そして連続ジャンプ!
何もかも忘れてジャンプするお客さん。まるで子供みたい・・・だけどとっても楽しい。
最後の曲は「終わりをつげる」。泉谷がおだやかに唄いあげ、マスクをつけたCHABOがそっとギターを弾く。
SEが流れる中、スローモーションのように動く二人。21時25分ごろ終了。
終演後は久々の打ち上げ。
時間的に閉店している店が多くて困ったけど、「ヒノマル食堂」という店にどうにか落ち着く。
かなりガヤガヤした雰囲気で、会話がよく聞こえなかったりしたけど、久しぶりに楽しかった。
やっぱりこの感覚・・・だよね。気兼ねなく話せる関係というのは嬉しい。
電車の時間もあるので、23時過ぎにはおひらき。また会う日まで元気でね。
有楽町駅から新宿駅まで友達と一緒に帰り、地元の「磯丸水産」で二次会。
一次会であまり呑み喰い出来なかったので、じっくりと呑み直し・喰い直し。
けっきょく1時過ぎまで呑んでしまった。
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