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2023年2月15日 (水)

堀ちえみ「Chiemi Hori 40th プラス1 Anniversary Live ちえみちゃん祭り2023」かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール

今日はかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールへ、
堀ちえみ「Chiemi Hori 40th プラス1 Anniversary Live ちえみちゃん祭り2023」を観に行く。
2019年にステージ4の舌がんが見つかり、長い闘病生活を余儀なくされていたちえみちゃん。
もう会えないんじゃないかと心配していたけど、このたび無事に復帰するという。
正直言って心配ではあるけれど、その思いを受け止めようと思いながら会場へと向かう。
会場の「かつしかシンフォニーヒルズ」へ来るのは二度目。最寄り駅は青砥駅。
距離的にはちょっと遠いけど、都営地下鉄を使うと馬喰横山駅で一回乗り換えるだけで行ける。
18時40分ごろ会場入り。今日の席は1階20列6番。ちょっと後方だけど、段差があるのでよく見える。
ステージのスクリーンには「Chiemi Hori 2023」という文字が映し出されている。
客席はビッシリと埋まっている。ちえみちゃんとの再会を待つ気持ちに満ち溢れている。

開演予定時間の19時を過ぎたころ、場内アナウンスが流れるとともに会場内が暗転。
ステージを覆っていたスクリーンに、ちえみちゃんのこれまでの歴史を振り返るような写真が映し出される。
それが終わると、ステージ中央にちえみちゃんのシルエットが大きく映し出されて幕が上がる。
中央の階段にブルーとホワイトを基調にしたドレスを着たちえみちゃん・・・また会えて良かった。
オープニングはデビュー曲「潮風の少女」。いつもと変わらない様子で唄っている。ちょっと安心。
続いて「真夏の少女」。親衛隊の熱いコール、お客さんが振るペンライト。思わず涙ぐむちえみちゃん。
「待ちぼうけ」「とまどいの週末」と唄ったところで挨拶。「こんばんは」より先に「ありがとう!」とちえみちゃん。
「またステージに立てて良かった。また唄って良かった。そして生きてて良かった」という言葉が沁みる。
「今回はアニバーサリーということで、シングルの曲をどんどん唄いたいと思います」ということで、
セットリストはシングル曲をリリース順に唄っていくという趣向らしい。こいつは嬉しい企画。
「夏色のダイアリー」「青い夏のエピローグ」「夕暮れ気分」「白いハンカチーフ」、どの曲もなかなかの名曲。

ここでメンバー紹介。ドラム、ベース、ギター×2、キーボード、バイオリンという編成のバンド。
ギター二人は親子というのがビックリ。そしてコーラスは“AMAZONS”。そこに居てくれるだけで安心する。
ちえみちゃんはステージを去り、ドラマチックなイントロから“AMAZONS”のヴォーカルで「What A Feeling」。
言わずと知れたドラマ「スチュワーデス物語」のテーマ曲。この選曲はとても良かった。胸が熱くなった。
そしてピンクの衣装に着替えたちえみちゃんが再びステージに登場。「稲妻パラダイス」「東京Suger Town」
「クレイジーラプ」を続けて唄う。ちょっと唄いにくそうな部分はあるけど、思い切り声が出ている。
“AMAZONS”の大滝裕子さんからボイストレーニングを受けたとのこと。ものすごく努力したのだろうな。

そして始まったのは「リ・ボ・ン」。「復帰に向けて一番最初に練習した曲。みなさんと一緒に唄いたいと思います」
というちえみちゃんの言葉に、お客さんは立ち上がってリズムをとりながら一緒になって唄う。
コロナ対策の規制が緩和されつつある今日この頃、タイミング的にも良かったのだと感じる。
続いて「Deadend Street GIRL」。鮎川誠さんが提供した曲。二重の意味で涙があふれてくる。
そして「Wa・ショイ!」。発売当時は賛否両論あったけど、突き抜けた感じが楽しい。みんなで踊りまくる。
それから「風のサザン・カリフォルニア」「青春の忘れ物」「夢千秒」「ジャックナイフの夏」「夏咲き娘」
「素敵な休日」「愛を今信じていたい」・・・気が付けば「リ・ボ・ン」からここまでノンストップ。
身体が心配とか、そんな事を言っている場合ではない。アイドルとしてシンガーとして、完璧なステージ。
そして「デビュー曲から唄ってきましたが、一曲だけ抜けていたような。思い出がいっぱい詰まった曲です」
という紹介で「さよならの物語」を唄って本編は終了。

アンコール、今回のために用意されたTシャツを着て、バンドメンバーとちえみちゃんがステージに。
「Happy Birthday To You」の唄とともに、裕子さんからちえみちゃんへ花束が渡される。
そう、本日2月15日はちえみちゃんの誕生日。会場全員でお祝いをしたあと記念撮影。
「アンコールに何を唄うか悩んだけど、この曲にしました」とちえみちゃんは言って「CHIEMI SQUALL」。
コンサートでは定番の曲。後半の「ちえみ(ちえみ) 好きよ(好きさ)」の掛け合いが、なんとも心地良い。
続いてミディアムテンポのナンバー「From My Heart」を唄ったあと、最後の曲は「名前を呼んで」。
客席から紙テープが投げ込まれ、「懐かしい」と言いながら手に取って唄うちえみちゃん。
今夜のステージセットは白を基調にした、ひと昔前のアイドルステージを思わせるもの。
それがまたみんなの思いにうまくマッチしていて、本当に最高なひとときだった。
ちえみちゃんは泣きながら、そして笑いながら、お客さんに何度も手を振って感謝の言葉を述べる。
再び「リ・ボ・ン」が流れる中、21時25分ごろコンサートは終了。

終演後、開演前には大行列であきらめたグッズ売り場を覘く。
みんなで振っているのを羨ましく見ていたペンライトを購入。大阪はこれで盛りあがるぞ。
せっかくなので青砥駅前の「かぶら屋」で呑む。ライブ後に現地で呑むのは久しぶりかも。
料理がいろいろあって目移りする。普段あまり食べられないものをいくつか注文。
そしてビールとホッピーで喉を潤す。ライブの後は、やはりこうでなくっちゃ。
そうは言っても、ここは青砥。帰りがあるので、23時前にはおひらきにして帰宅。

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