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2023年3月 4日 (土)

相川七瀬、白井貴子、山下久美子「ミュージックモア 2023 スプリングコンサート」日本橋三井ホール

今日は日本橋三井ホールへ、「ミュージックモア 2023 スプリングコンサート」を観に行く。
相川七瀬、白井貴子、山下久美子・・・女性ソロROCKシンガー3人の競演。こいつは楽しみ。
会場への最寄り駅は、日本橋駅か三越前駅。そこまで行くにはいろいろな経路がある。
初台駅から行くと、代々木公園駅から行くより運賃は二倍。当然ながら代々木公園駅をチョイス。
最近、路線図を見る機会が少なくなった。東京の土地勘がすっかり鈍っていることに気づく。
ちょっと早めに行って、日本橋の街を散策。あまり馴染みのない場所を歩くのは楽しい。
「日本橋アナーキー文化センター」なるところを見学。前提的なアートがディスプレイされている。
裏道へ入ると、綺麗な花が咲いていてほっこりしたり、天丼屋やトンカツ屋の行列にビックリしたり。
「千疋屋」に入るのは相変わらずの緊張感。とってもお高いフルーツは、ただただ眺めるしかない。
開演時間が近づいて来たので会場へと向かう。日本橋三井ホールはコレド室町1の4階がエントランス。
そこからエスカレーターを昇って会場入り。消毒のみで検温は無し。1ドリンク付きは珍しい。
今日の席はE列9番、ステージ下手側の5列目。フロアがフラットなので、ちょっと観にくい。
フロア後方の階段席に若干空席があるものの、キャパ678人の座席はイイ感じに埋まっている。

予定通り17時ちょうどに開演。
まずはMC:クリス松村が挨拶。「ミュージックモア」という番組の公開収録的な意味合いもあるのかな。
そしてドラム、ベース、ギター、キーボードのバンドと共に、黒が基調の衣装を着た相川七瀬がステージに登場。
演奏は「LIKE A HARD RAIN」から始まり、「恋心」「Sweet Emotion」と続いていく。
「今日は皆さんにたくさん知って頂いているんじゃないかなという曲をたくさん演ります」と言うだけあって、
ビギナーには嬉しい選曲。相川七瀬はイベント等で観たことがあるけど、こうしてじっくりとライブを観るのは初めて。
パワフルなヴォーカルは昔とまったく変わっていなくて、その世界観に思わずグッと惹き込まれる。
本日はマスク着用での声出しOK、スタンディングOKという事で、客席はスタートから大盛りあがり。
久々の規制緩和に戸惑いがちのお客さんをうまくリードしながら、とっても嬉しそうな七瀬が印象的。
最後に「夢見る少女じゃいられない」を演奏して、30分ほどのステージは終了。
演奏後はクリス松村とトーク。クリスの音楽好きが垣間見られる会話。いつもながらに好感が持てる。

続いて17時45分頃から、白井貴子のステージが始まる。
パーカッション、キーボード、アコースティックギターという、まさかのアコースティック・セット。
クレイジーボーイズのRockな演奏を期待していたのに、どういうつもりなんだろう?と思っていたところに、
ラフなスタイルの貴子が登場して「SOMEDAY」を唄い出す。その唄声を聴いただけで、心配は安心に変わる。
アコースティック・セットだけれど、ものすごくロッキンな演奏。この人のスタンスは変わらない事を実感。
次に貴子はアコースティックギターを手に取り、北山 修さんから頂いた詞に曲をつけた「涙河」を唄う。
続く「Born Free」ではお客さんとコール&レスポンス。マスク越しではあるけれど、みんな楽しそう。
そして「Chance!」が始まると、完全にRockのノリ。アコースティック・セットでも、ここまで盛りあがれる。
最後の曲は「NEXT GATE 2022」。ギターはテレキャスターカスタムに持ち替えられ、バイオリンが加わり、
打ち込みのビートに乗せて唄う貴子。とても熱い気持ちにさせられる35分間のステージであった。
演奏後はクリスとのトーク。昔はトークが苦手だったという貴子、すっかり饒舌になっている。

それからクリスが山下久美子をステージに呼び込む。久美子だけライブ前にトークということらしい。
フランクな雰囲気で語り合う二人、とってもイイ空気がステージに流れている。
そして18時45分頃から山下久美子のステージが始まる。オープニングは「Din-Don-Dan ホラ胸が鳴る」。
ドラム、ベース、ギター、キーボードという編成のバンドをバックに、ライダースを羽織って唄い出す久美子。
スウィートでキュートでちょぴり切ない・・・まさに山下久美子節という感じのサウンドは変わらない。
「シャンプー」「バスルームから愛をこめて」「赤道小町ドキッ!」と、お馴染みのナンバーが続く。
本日はジョイントライブという事もあるのだろうけど、オールドファンにもたまらないセットリスト。
最後はスケールの大きいナンバー「LOVIN' YOU」を唄いあげて、25分ちょっとのステージは終了。

演奏が終わると再び相川七瀬と白井貴子が加わり、バンドメンバーも全員揃ってセッション。
何を演るのかと思いきや、“サディスティック・ミカ・バンド”の「タイムマシンにお願い」。
これがまぁ~良かった! 選曲の妙と言うのか、三人のヴォーカルにすごく合っていて。
最後にクリスがお別れの挨拶をして、19時25分ごろライブは全て終了。

まだ時間も早いので、日本橋で呑んでいこうと店を探す。
ものすごく混んでいる店と、お客さんが一人も居ない店との落差が激しい。
ちょっと歩いたところに、「ちゃんぽん由丸」という店を見つけて入る。
店名通り、長崎の料理がメインの店らしい。ちょっとしたモノをつまみながら呑み始める。
ビール・チューハイから始まって、「九州魂」「喜界島」という焼酎。
シメはちゃんぽん。1時間ちょっとの時間、たっぷりと満喫することが出来た。
帰りも半蔵門線と千代田線を乗り継いで帰宅。

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