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2023年3月10日 (金)

STARDOM「後楽園大会」後楽園ホール

金曜日、週末のはじまり。来週のアタマにかけて次のヤマ。
でも、今日は早あがりしたいので、ひたすら業務に集中する。
とりあえず今日中にやるべき事は終わらせて、16時半には仕事を切り上げる。

夕方から出かける。
今日は後楽園ホールへ、今年三度目のSTARDOMを観に行く。
選手の顔と名前がほぼ一致して、それぞれのキャラクターやサイドストーリーもわかり始めた。
いよいよ本格的にのめり込んでいく感じ。個人的には何度目かのプロレスブーム到来。
隣の東京ドームでは「WORLD BASEBALL CLASSIC」の真っ最中。混雑を避けるため神保町駅から歩く。
暑くもなく寒くもなく、とてもイイ陽気。「タクト」へ寄り道しながら、あっという間に水道橋に到着。
街は思ったより混雑していない。野球はスタンドにしかお客さんを入れないからなのかな。
18時過ぎに会場入り。入口や売店の厳戒態勢は相変わらず、バルコニーも立入禁止。
声出しはOKになっているものの、まだまだ以前のようにはならないみたい。
今日の席は、指定A席 南側A列40番。スタンド席の最前列で、赤コーナーの花道かぶりつき。
だけどコーナーポストが邪魔になって、リング中央が死角になっている。こればかりは仕方が無い。
公式発表は観衆904人。キャパ2,005人の半分ということもあって、南側の両サイドは空席が目立つ。

予定時間の18時30分より少し早く、葉月と飯田沙耶がリングに上がり、フワちゃんを呼び込む。
昨年プロレスデビューを果たしたフワちゃん。4月23日の横浜大会で第2戦を闘うことを発表。
「一生懸命頑張ったけど前回負けてしまって、今回もう一回やって絶対勝ちたい!」と言うフワちゃん。
その脚の筋肉の異様な盛りあがりが、その本気度をハッキリと物語っていた。

そして第1試合、フューチャー・オブ・スターダム選手権 次期挑戦者決定3WAYバトルが始まる。
吏南と妃南と天咲光由というフレッシュな対戦。吏南と妃南は双子の姉妹というのは初めて知った。
というわけで、吏南&妃南 vs 天咲光由という感じの試合展開。姉妹のツープラトン攻撃に翻弄される天咲。
しかし最後は吏南が妃南をジャックナイフ式エビ固めで丸め込んで勝利。

第2試合は、フキゲンです★&鹿島沙希 vs 向後桃&コグマ vs ラム会長&尾﨑妹加 の3WAYタッグバトル。
ごひいきのラム会長は、尾﨑妹加に肩車されて登場。目の前を通り過ぎるラム会長、カッコいいわぁ~。
試合はフキゲン、コグマ、ラム会長の組み合わせでスタート。キャラクターがかなり渋滞している。
ラム会長はいきなりリングに横たわり、「クマに会ったら死んだふりが一番!」だと・・・なるほどね。
かなり混戦模様の中、コグマの動きが冴えわたっていた印象。このメンツだと、自分を出すのだけで大変。
そんな中、最後はフキゲンが向後を丸め込んでフォール勝ち。プロレスは要領が良い事も重要。

第3試合は、王者:壮麗亜美にレディ・Cが挑戦するフューチャー・オブ・スターダム選手権試合。
現在の女子プロレス界最高身長というレディ・C、コーナーポストに上って見栄を切る姿が絵になる。
対する壮麗も体格的に負けてはいない。ずっしりと安定感のある動きはザ・プロレスラーという感じ。
そんな二人の闘い。バチバチのチョップ合戦はド迫力。どちらも一歩も引けを取らない。
それでもレディ・Cはどこかに人の良さが出ているような気がする。最後は壮麗が華麗にピンフォール勝ち。
試合後、先ほど次期挑戦者に決まった吏南がリングイン。壮麗をクソババア呼ばわり。
これぐらい毒がある方が、プロレスラーとしては良いのかなぁ~。今回、ちょっと気になる存在に。

第4試合は、MIRAI&朱里 vs 渡辺桃&スターライト・キッド のタッグマッチ。
「モノが違う女」朱里の存在感が圧倒的なんだけど、今日は対角の渡辺桃が頑張っていた。
体格的には申し分ないし、いい選手だと思った。気合も充分という感じだし。
スターライト・キッドの動きも抜群で、覆面レスラーはやっぱり絵になるし華がある。
そんな中、最後に輝いたのはMIRAI。安定感のある攻めで、キッドからフォールを奪ってみせた。

第5試合は、桜井まい&テクラ&舞華&ジュリア vs 葉月&羽南&飯田沙耶&岩谷麻優 の8人タッグ戦。
“ドンナ・デル・モンド”と“STARS”の全面対決。入場シーンがとにかく華やかで心躍る。
中でもジュリアのゴージャスなガウンがたまらない。アーミールックのイメージだったので新鮮。
8人タッグならではの大混戦の中、最後は舞華と飯田の一騎打ちという様相。
舞華が飯田をみちのくドライバーⅡでマットに叩きつけ、DDMの勝利となった。

第6試合は、上谷沙弥&AZM&林下詩美 vs マライア・メイ&白川未奈&中野たむ の6人タッグマッチ。
気が強い女のバチバチファイト。白いベルトを懸けて対戦する上谷と白川には前哨戦という意味合いもある。
空中弾が乱れ飛ぶ華やかな試合展開とは裏腹に、各選手の気合がリングに満ち溢れている。
最後は上谷と白川がお互いに技を掛け合う展開になったけど、残念ながら15分でタイムアップ。

セミファイナルは、「ひめか引退ロード」ひめか vs なつぽい のシングルマッチ。
いよいよ引退の日が近づいて来たひめか、ルックスと体格の良さはやはり抜きん出ている。
因縁浅からぬ二人の対戦。試合開始のゴングが鳴っても、コーナーで微動だにしない二人。
試合はひめかのパワーファイトに、なつぽいが華麗な空中戦を仕掛ける展開。
お互いの気持ちを確かめ合うように技を繰り出していくうちに、タイムリミットの15分が近づいてくる。
しかし15分を目前としたところで、なつぽいが新技「フェアリープリンセス」でギブアップを奪う。
試合後は白川未奈も加わってのエール交換。ひめかの引退ロードはもう少し続く。

メインイベントは、優宇&高橋奈七永 vs 琉悪夏&刀羅ナツコ のゴッデス・オブ・スターダム選手権試合。
王者組の優宇&高橋奈七永はとにかく強い。心技体、すべてパーフェクトと言っていい。
圧倒的なパワーで相手チームを叩きのめす。現在のSTARDOMで最強なのではないか?
だけど対する琉悪夏&刀羅ナツコも負けていない。体力的には王者組を脅かす存在。
そんな二組の肉弾戦。プロレスの醍醐味は、こういうものなのかもしれない。
特に琉悪夏の頑張りが良かった。気迫もバッチリで、今日一番のナイスファイト。
最後は優宇のダイビングボディープレスで圧殺されてしまったけど、健闘を讃えたい。
試合後は、MIRAI&壮麗亜美組がリングへ上がって王者組へ挑戦表明。
本日の大会でも輝いていた二人、今後の展開が楽しみだ。
全試合終了は21時30分。ちょうど3時間で、ボリュームもたっぷり。

試合後は呑みたいところだけど、WBC終わりに重なると困るので神保町方面へ。
既に22時近いので開いている店も少なく、「伝説のすた丼屋」で軽く呑み喰いして帰宅。

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