シーナ&ロケッツ「鮎川誠 追悼ライブ <音楽葬> MAKOTO AYUKAWA FAREWELL LIVE」下北沢シャングリラ
今日は下北沢シャングリラへ、シーナ&ロケッツのライブを観に行く。
「鮎川誠 追悼ライブ <音楽葬> MAKOTO AYUKAWA FAREWELL LIVE」と題されているけど、
本日5月2日は鮎川さんの誕生日なんだから、単純にお祝いしようとチケットを購入。
予定通り18時に開場して、チケット番号K1-0051で入場。並列入場のため、実質的には80番目ぐらい。
長丁場が予想されるので、フロア後方の段差の最前列で柵にもたれながら観ることにした。
チケットはソールドアウトということで、フロアは500人近いお客さんでビッシリと埋まっている。
予定より遅れて、19時05分過ぎに開演。
ロケット発射のカウントダウンと共に、ステージ上のスクリーンに鮎川さんの姿が映し出される。
「BATMAN THEME」から始まって「VIRUS CAPSULE」。そう、何も変わっちゃいない、あの時のまま。
そしてスクリーンがあがると、Drums:川嶋一秀、Bass:奈良敏博、Guitar:澄田 健がステージに。
「SWEET INSPIRATION」のイントロに合わせて、Vocal:LUCY MIRRORを呼び込む、いつもの展開。
「鮎川誠とシーナが愛した歌をたくさん唄います」とLUCYは言って、「HAPPY HOUSE」「PRETTY LITTLE BOY」
「BON TEMPS ROULER」を立て続けに唄う。いつもと変わらない“シナロケ”のステージという感じ。
ここからはゲストが加わっての演奏。まずは百々和宏がギターで「ロックの好きなベイビー抱いて」。
ベースが穴井仁吉に交代して「STIFF LIPS」。百々がヴォーカルをとり、LUCYがコーラスをかぶせる。
「たいくつな世界」を唄ったところで、次のゲスト岩口タカ&本間章浩が登場して「OMAE GA HOSHII」。
続いて鶴川仁美が加わって「TRAIN TRAIN」「夢のパラダイス」。鶴川さん、やっぱりカッコいい。
ここでバンドが入れ替わる感じで、Drums:坂田(鬼平)紳一、Bass:奈良敏博、Guitar:花田裕之という編成に。
まずは花田のヴォーカルで「なまずの唄」「Do The Boogie」。さしづめ「めんたいロック集会」といった趣き。
そしてGuitar:松永 浩、Vocal:柴山俊之(菊)が加わると、ここからは完全に“SONHOUSE”。
「キング・スネーク・ブルース」「爆弾」と、菊ならではのパフォーマンスを繰り広げる。
ヴォーカルがLUCYに交代して「もしも」。ポップな雰囲気が、LUCYにとても似合っている。
「今日はお父さんがそこに居るような熱を感じています。マコ、そこに居るよねー!」と叫ぶLUCY。
「ROKKET RIDE」「CRY CRY CRY」を演奏したあと、登場したのはダイアモンド☆ユカイ&木暮"shake"武彦。
ユカイは「女のKEYだけど、追悼を込めて演りましょう」と言って「I FEEL GOOD」。圧巻のパフォーマンス。
続いて浅井健一が「LAZY CRAZY BLUES」を唄い、森 純太がギターで加わって「LEMON TEA」。
そして声優の山口勝平が「I LOVE YOU」を唄いあげると、ライブもいよいよ大詰めという感じ。
「お父さんが遺したギターが69本、アンプが47台。このままじゃ終われんような気がした」とLUCY。
本編最後は土屋昌巳のギターで「YOU MAY DREAM」。これが曲にすごくマッチしていて、とっても良かった。
アンコール、まずは川嶋さん・奈良さん・澄田くん・LUCYの4人で「涙のハイウェイ」。
「ROCKは永遠に残るから、生きてるもんが死ぬまでROCK!」というLUCYの言葉が沁みる。
最後は出演者全員がステージに登場して、「ROCK IS ALRIGHT」をセッション。
ステージにはみんなが居て、上手にはシーナが居て、下手には鮎川さんが居る・・・それが全て。
正直なところどうなるんだろう?と心配していたけれど、まったくの杞憂に終わった。
ゲストはしっかりと自分の演奏をして、川嶋さん・奈良さん・澄田くんがボトムを支える感じ。
そして何より、LUCYが頑張った。こんなにしっかりしたLUCYを観るのは初めてかも。
その思いは、きっと二人に届いたと思うよ。音楽は「思い」だ。間違いない。
21時25分終演。最後にみんなで記念撮影をしてフィナーレ。
ライブ終了後は、「ばん」でひとり打ち上げ。
いつもは混んでいるこの店も、連休狭間の休日という事もあってか、すんなりと入れた。
先ほど体験したライブに思いを馳せながら、ビールと黒ホッピーともつ焼き。
この店はなかなかイイ。大満足で帰宅。
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