Char「Char LIVE 2023 ~Smoky Medicine~」日比谷野外大音楽堂
今日は日比谷野外大音楽堂へ、「Char LIVE 2023 ~Smoky Medicine~」を観に行く。
毎年春に行われているCharの野音、今年は“Smoky Medicine”が50年ぶりに復活。
チケットは即ソールドアウト。ところがそんな盛りあがりに水を差すような雨・・・。
Charの雨男ぶりは本物。必ずと言って良いぐらい、しっかりと雨が降る。
そんなわけでしっかりと雨対策をして、16時40分ごろ会場入り。
今日の席は、B4列62番。ステージ上手、Bブロック4列目。申し分ないポジション。
立見までビッシリの会場内。雨はポツポツと振り続けているけど、これなら大丈夫そう。
予定より少し遅れて、17時05分ごろ開演。
Drums:古田たかし、Percussion:藤井 修、Bass:鳴瀬喜博、Keyboards:佐藤 準、Vocal&Guitar:Char、
Vocal:金子マリがステージに登場。メンバー全員、いつもよりオシャレな感じでキメている。
演奏は「Going Down」からスタート。まずは第2期ジェフ・ベック・グループのナンバーから。
「すいません、いつもこんな天気にして。このメンバーでステージに立つのは50年ぶりだけど、
昨日のように思えます。ジェフ・ベックがあちらに行っちゃったんで、トリビュートも兼ねて」とChar。
Charの白いストラトの音が会場内に響き渡り、マリちゃんの唄声が空高く吸い込まれていく。
50年前とどこかで繋がっているような感覚。この気持ち良さは、野音でしか味わえない。
ナルチョはオーソドックスな指弾きだけど、要所要所でステージ前に出てきて派手なチョッパーを聴かせる。
ライブ中盤、マリちゃんのレパートリーから「Get To Paradise」「永遠の愛を捧ぐ」「Don’t Cry My Baby」が
披露される。“Smoky Medicine”というより“Buxbunny”という感じだけど、歴史を感じさせる選曲がたまらない。
そして始まったのは「Honey」。準さんのピアノに乗せて、しっとりと唄いあげるマリちゃん。Charのギターが沁みる。
今日はナルチョはあまり喋らず、Charの話にマリちゃんがツッコミを入れるような感じのMC。
ステージ上に漂う安心感というか信頼感というか・・・これが長年のバンド仲間という事なんだろうな。
終盤はCharがナルチョに提供したという「Sixty Sicks」など、アッパーなナンバーが続いていく。
そして本編最後の「Show What You’ve Got Inside Of You」でお客さんは総立ち。
Charがリードするコール&レスポンスで大いに盛りあがり、メンバー紹介を兼ねたソロまわしで終了。
アンコール、ドラムが藤井 修に交代。今は亡きオリジナルドラマー藤井章司の弟さん。
「やっぱり似ているねぇ」とCharは言いながら、カウベルの音と共に「Joy To The World」を演奏。
これで終わりかと思いきや、ここでサプライズ・ゲストが登場。“紫”のギタリスト比嘉清正だ。
比嘉のゴールドトップとCharのストラトが絡み合い、Jimi Hendrixの「Purple Haze」をセッション。
そして最後は定番の「Smoky」。ここまで来ると、すっかり普段のCharのライブという感じ。
それでもナルチョのベースラインがものすごくて、Charよりもナルチョに目が行ってしまった。
19時10分ごろ終演。あたりはとっぷりと日が暮れて、雨はすっかりあがっていた。
ちょうどいい時間なので、有楽町まで歩いて「きくのこ」で打ち上げ。
この場所には似つかわしくない立ち飲み、サクッと喉を潤すにはピッタリの店。
美味しい煮込みを食べながら、ビールと黒ホッピーと日本酒。
今日もいい夜だった。。。
| 固定リンク
コメント