STARDOM「Last Jumbo Princess ~ひめか引退セレモニー~」後楽園ホール
今日は後楽園ホールへ、STARDOMを観に行く。
今年になってから毎月観ているSTARDOM、今回は日曜日の昼興行。
9時半過ぎには家を出て、水道橋駅近くの「ドトール」でブランチ。
今日はグッズの事前販売があるというので、階段を上って5階の展示場へ。
引退記念にひめかのクリアファイルを購入。ポスターは我慢しておいた。
しばらくあたりを散策したあと、11時20分ごろ会場入り。エレベータに乗るのにかなり並んだ。
久しぶりに正面入口から入場。ロビーは大混雑で、すっかり元に戻った印象。
今日の席は、指定B席 南側L列7番。ちょっと後方だけど、今日はやはり正面から観たいよね。
公式発表は観衆1509人=超満員札止め。こんなにビッシリ埋まっているのは久しぶり。
11時30分ちょうどに試合開始。
第1試合は、星来芽依 vs さくらあや のシングルマッチ。
星来芽依は初めて観る選手。スピード感あふれるファイトがなかなかイイ感じ。
さくらは得意の空手で対抗するけど、そこは星来の貫録勝ち。
第2試合は、舞華 vs 琉悪夏 vs 鈴季すず の3WAYバトル。
実力派の三人。それぞれの持ち味を活かしたファイトが、試合をスウィングさせる。
鈴季が中心となって試合は進んでいたけど、最後は舞華が琉悪夏を丸め込み。
ちょっとばかり呆気ない幕切れとなった。
第3試合は、ジェシー&ジーナ&マライア・メイ&月山和香&白川未奈 の“Club Venus”と、
葉月&コグマ&羽南&飯田沙耶&岩谷麻優 の“STARS”との全面対決。
リングがパッと華やかに彩られる。そんな中、最初にペースを握ったのはコグマ。
いつものようにクマポーズで試合をかき回す。そして怒涛の総力戦に突入。
全体的には“STARS”優勢という感じだったけど、最後はマライアが飯田をピンフォール。
第4試合は、壮麗亜美&MIRAI&朱里 vs HANAKO&水森由菜&高橋奈七永 の6人タッグマッチ。
安定した試合運びの“God's Eye”に対して、急造ながらパワー溢れるファイトの大型トリオ。
中でも新人らしからぬ動きのHANAKO。今日もまたベテラン勢にどんどん噛みついていく。
それでも最後は、壮麗がHANAKOにブルーサンダーをキッチリと決めてフォール勝ち。
第5試合は、渡辺桃&スターライト・キッド&フキゲンです★&吏南&鹿島沙希&刀羅ナツコ の“大江戸隊”と、
天咲光由&レディ・C&妃南&上谷沙弥&AZM&林下詩美 の“Queen's Quest”との12人タッグマッチ。
ここまで人数が多いと、試合がめまぐるしく展開して、ひとりひとりの動きを追いかけるだけで精一杯。
それでもやはり“大江戸隊”は抜群のチームワークで、その大混戦を締めくくってみせる。
フキゲンがレディをまさかの丸め込み。鹿島の喜びようがハンパ無かった。
第6試合は、安納サオリ&なつぽい&中野たむ の“Cosmic Angels”と、
桜井まい&テクラ&ジュリア の“Donna del Mondo”との6人タッグマッチ。
月山が抜けて安納が加わったコズエン、息の合った動きで試合を引っ張っていく。
対するDDMはゴツゴツとした試合ぶり。ひめかへの思いを闘いに込める。
どちらも一歩も引かない展開、決着をつけるのに15分という時間は短か過ぎた。
試合後は“貴婦人様”桜井のマイクパフォーマンス。高橋奈七永をリングに呼び込んで対戦要求。
高橋を“庶民レジェンド”呼ばわりして、「パッション注入マッチ」を行うことが決定。
最後は「今日ここにいる庶民のみなさま、今日はひめかの引退セレモニーで涙を流し、
帰りは水道橋駅の近くの富士そばで、かけうどんでも食べて帰りなさい。
今日は天ぷらトッピングしてよろしくってよ」と優しいお言葉でシメてみせた。
そしていよいよ本日のメイン、ひめかの引退セレモニー。
純白のガウンに銀のティアラを着けて登場したひめか。おごそかにセレモニーが始まる・・・。
と思いきや、さくらがまさかの対戦要求。そして白川が「所属選手全員1分間ずつ試合やるぞ!」と提案。
ということで「各1分1本勝負の30人掛け」が始まり、まずはさくらとHANAKOを見事にピンフォール。
続く飯田は「この緑ゴリラ、最後にしかと拝め!」とアピールして、筋肉ポーズの鑑賞会。
妃南、レディ・C、天咲光由はガチ対決のうえ時間切れ引き分け。1分という時間はあまりにも短い。
月山は一緒に記念撮影、羽南は向後桃とのツープラトン攻撃、コグマはクマポーズ合戦、
葉月はえげつない顔面ウォッシュ、壮麗、MIRAIはチョップ合戦と、それぞれの個性と思いが溢れる。
AZMは「南側客席の階段を一番上までのぼり、リングに早く戻って来た方が勝ち」という競争を提案。
これで13人目となるひめかに勝ち目は無く、競争は完敗したけれど試合は時間切れ引き分け。
ここからは“大江戸隊”の出番。鹿島は起死回生でピンフォールを奪う。こういうところはさすが。
渡辺はバットを振り回し、刀羅は南側客席で鉄パイプを振りかざし、キッドは西側、吏南は東側のボードに
ひめかの額を叩きつける。そして琉悪夏はランニングパワーボム。手荒い餞別・・・だけど愛が込められている。
20人目は岩谷。「最後に野球やろうよ」と野球対決。3球目でひめかが特大ホームランを放つ。
朱里はガチ対決を挑んでギブアップ勝ち。続くテクラ、桜井もあっという間に引き分け。
中野とは「どっちが宇宙一かわいいか?」対決。ふたりでリングに寝そべってポーズ。どちらも可愛い。
なつぽいとはエルボー合戦、白川とは丸め込み合戦。それぞれの得意技でひめかを送別する。
ここでフリーの高瀬みゆき、関口 翔が参戦。ツープラトン攻撃も交えて最後の時を過ごす。
そしてジュリア。バチバチの張り手の応酬から、最後はひめかがジュリアをピンフォール。
ラストは上谷沙弥&林下詩美。セコンドについていた舞華を交えて最後の“舞ひめ”。
舞華の思いが垣間見られるような気がした1分間。こうして30人掛けは終了。
ひめかは「紙テープもさ、あのガウンで浴びたいわけ。髪の毛もツヤツヤでティアラつけてあげたいわけ。
ちょっと時間もらってもいい? そんなに時間取らないからガウン着させて」とアピールしてお色直しに。
そしてあらためてひめかが入場して引退セレモニー。関係者や所属選手が花束や記念品を贈呈。
ひめかが推しのアイドル“つぼみ大革命”、プロレスラーとしての育ての親・堀田祐美子、秋山 準も登場。
続いて略歴が紹介され、ひめかがマイクを持つ。「この突然の引退発表をすごく申し訳なく思ってます。
でも、いまの私、輝いてますよね? 一番輝いている姿でリングを降りれること、本当にうれしく思います」と
いう言葉は沁みた。「引退」に対する思いは人それぞれだけど、それが一番良いのではないかと思った。
ひめかは「デカいは強い、デカいは正義、そしてデカいはカワイイ」という言葉でシメて、引退の10カウントゴング。
紙テープがたくさん投げ込まれ、ひめかはDDMの騎馬に乗って退場。14時30分過ぎ全試合終了。
終了後は水道橋駅前の「串だおれ」で打ち上げ。
何のことはない普通の居酒屋だけど、オープンな感じで居心地が良い。
串カツを食べながらビールとホッピーを呑む。昼間からなんて幸せ。
神保町駅まで歩いて、駅前の「きたかた食堂」で醤油ラーメンを食べて帰宅。
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