松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2023 "Parade"」さいたまスーパーアリーナ
今日はさいたまスーパーアリーナへ、松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2023 "Parade"」を観に行く。
聖子の夏コン2023、今年もこの季節がやって来た。しかも今回は声出しOK。楽しみで仕方が無い。
かなり早めに家を出て、13時40分ごろ会場に到着。グッズ売り場は既に長蛇の列・・・今年もかなり長いぞ。
暑くもなく寒くもない陽気なので、並ぶのにはちょうどイイ感じ。およそ1時間でミッション完了。
開演まではかなり時間があるので、しばらく周囲を散策。ツアートラックは今年も停まっていない。
15時35分ごろ会場入り。今日の席は、S席200レベル4列328番。ステージ下手側、スタンド席4列目。
アリーナのプレミアムシート最後列と同じぐらいの位置。ちょっと端だけど、段差があるぶん観やすい。
客席は500レベルまでビッシリと埋まっている。期待感ではち切れそうな会場内。
「まもなく開演」の場内アナウンスが終わると、「聖子!チャチャチャ!」の手拍子が沸き起こる。
昨年までと違うのは、「聖子!」コールが出来ること。アリーナを中心に、開演前から大盛りあがり。
そして16時10分過ぎにフロアが暗転。ステージを覆っている幕にタイトルロゴが映し出される。
幕が開くとステージ中央のお立ち台に聖子ちゃん。白いドレスを着て、ピアノを弾きながら「Rock'n Rouge」。
これは斬新なオープニング。ピアノを弾きながら唄う聖子ちゃんは初めて観た。とってもキマっている。
それからヘッドマイクで「時間の国のアリス」「秘密の花園」「渚のバルコニー」を続けて披露。
男性1人+女性8人のダンサーをバックに唄い踊るのはいつも通りだけど、ヒット曲の連続なのがたまらない。
ブリッジをはさんで「チェリーブラッサム」。黒のパンツルックで黒いテレキャスをかき鳴らす聖子ちゃん。
早くもコンサート終盤のような盛りあがり。それもそのはず、いつもはラストTWOに演奏されるキラーチューン。
短いBassソロをはさんで「Marrakech ~マラケッシュ~」。今度はドラムを叩きながら唄う。
そのマルチプレイヤーぶりに感嘆。そして「Strawberry Time」を唄い終わると、再びステージは暗転。
もう一度ブリッジをはさんで衣装替え。黒地に白い花があしらわれたドレスで「あなたに逢いたくて」。
いつも通りの展開だけど、この曲を聴くのは久しぶり。そしていつものように挨拶。お客さんも大声で応える。
ここでアコースティック・コーナーに突入して、バンドメンバーがステージ中央にスタンバイ。
お客さんとの会話を楽しみながら、まずはアルバム「Candy」に収録された「Rock'n Roll Good-bye」。
続いてアルバム「Silhouette」から「もう一曲ロックンロール演ってもいい?」ということで「Je t'aime」。
曲の途中でバンドメンバー紹介。Drums:伊藤“ショボン”太一、Bass:須藤 満、Keyboards:野崎洋一、
Guitar:佐々木秀尚、Guitar:坪井 寛、Sax:竹上良成。なんと!リズム隊が入れ替わっている。
次に「夏・シングル・アコースティックと言えば・・・」ということで「小麦色のマーメイド」。
いつもならステージバックに美しいビジュアルが映し出されるのだけど、今回は黒い背景のまま。
そして「この曲を唄うとアコースティックをやっている気分になる」という紹介で「SWEET MEMORIES」。
これでアコースティックコーナーは終了になったけど、当然のようにアンコールの拍手が沸き起こる。
そして客席からリクエストのプラカードが挙がり、このところ定番となっているリクエスト・コーナーに突入。
聖子ちゃんはステージ上手から下手へ、読み上げながら移動してアカペラで唄っていく。
「ベルベット・フラワー」「水色の朝」「硝子のプリズム」「制服」「螢の草原」「密林少女」「蒼いフォトグラフ」
「赤い靴のバレリーナ」「Star」「雨のリゾート」「Sleeping Beauty」「セイシェルの夕陽」「ハートをRock」
「ピーチシャーベット」「一千一秒物語」「白い恋人」・・・いつもよりちょっと少な目な感じ。
それに「プラカードは胸の高さで」とスタッフが注意してまわっているのも、ちょっと気になった。
そしてそのままリクエストに応える形で「花一色 ~野菊のささやき~」。この曲をフルで聴くのは珍しい。
最後に「Kimono Beat」を唄って、アコースティック・コーナーは終了。今回ダブルアンコールは無し。
「いま『SEIKO JAZZ 3』を制作している」という話をしたあと、「ご準備のほど」を合図に「赤いスイートピー」。
お客さんと一緒に聖子ちゃんもスイートピー・スティックをフリフリ。そしてサビはみんなで大合唱。
ダンサー紹介をはさんで、いよいよ終盤の大盛りあがりタイム。「青い珊瑚礁」からスタート。
キラキラと輝くヨットに乗った聖子ちゃん、白いフリフリのワンピースを着て唄い出す。
そしてそのままメドレーの時間。今回のセットリストはちょっとイレギュラーなので、メドレーも意外な展開。
「裸足の季節」から始まり、「風は秋色」「ハートのイアリング」「素敵にOnce Again」「ピンクのモーツァルト」。
「風は秋色」でステージ下手、「ハートのイアリング」でステージ上手の花道で唄う聖子ちゃん。
「素敵にOnce Again」では、サックスの竹上さんがステージ前方に出てきて聖子ちゃんとハイタッチ。
ラストは「天使のウィンク」から、スモークが立ちのぼる中を「夏の扉」。久しぶりに思い切り「聖子!」コール。
聖子ちゃんはステージを左に右に駆けまわり、大盛りあがりのまま本編は終了。
アンコール、赤いTシャツに白いスコートの聖子ちゃんが「SQUALL」を唄う。
炸裂する花火にビックリして、目を丸くして笑いながら咳込む聖子ちゃんが可笑しい。
そして「最後は今年も、この曲でお別れです」と聖子ちゃんは言って「大切なあなた」。
曲の途中でリボンキャノンが炸裂。アリーナへ降りそそぐピンク色のリボン、この位置から見ると壮観。
唄い終わるとダンサーと横一列に並んでお辞儀。みんなしっかりと手をつないでいる。
最後にもう一度バンドメンバーを紹介して、コンサートは18時20分ごろ終了。
終演後はコンビニで缶ビールを買い込み、けやきひろばでプチ打ち上げ。
駅へと向かうお客さんを見送りながら、呑むビールはたまらなく美味しい。
そして埼京線で新宿駅まで戻り、久しぶりに南口の「紅とん」で打ち上げ。
土曜日でハンパなく賑わっている新宿だけど、この店はイイ感じに落ち着けるから最高。
マカロニサラダと味噌かぶ、そして焼きとんをつまみながら、黒ホッピーで喉を潤す。
焼酎ナカを自分で注ぐスタイルも久しぶり。こういうのが楽しいんだよな。
1時間半ほど満喫して、22時前にはおひらきにして帰宅。
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