SSPW「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.23」後楽園ホール
今日は後楽園ホールへ、「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.23」を観に行く。
「久しぶりにプロレスを観に行こう!」と後輩を誘ったら、「タイガー・クイーンを観たい」とのリクエスト。
それならばというわけで「ストロングスタイルプロレス」。自分自身ももちろん初体験。
前売りチケットの買い方がいまいちわからず、当日券を求めて17時ごろ後楽園ホールへ。
狙い通りにリングサイド席 東E列15番・17番をゲット。どうやら一席飛ばしということらしい。
試合開始まで時間があるので、「闘魂SHOP」を覘いたりして時間調整。
18時過ぎには後輩が合流して、エレベーターを使って5階のホールへ。
ロビーでは選手のサイン会が開かれていたりして、以前の雰囲気に戻った感じ。
平日にしてはお客さんの入りもまずまずで、プロレスを満喫するにはちょうどイイ。
予定通り18時30分開始。
まずは「SSPW 女子タッグトーナメント」に出場する選手の入場式。
ジャガー横田、藪下めぐみ、タイガー・クイーン、ダーク・ウナギ・・・期待に胸が膨らむ。
第1試合は、関根“シュレック”秀樹&日高郁人 vs 大鷲 透&槙吾 のタッグマッチ。
日高は好きなレスラーだけど、今日はいまいち存在感を出せなかったかな。
日高以外は全員初めて観る選手。大相撲出身という大鷲のギラギラしたボディとファイト、
シュレックの名前通りの風貌とゴツゴツしたパワーファイトが印象に残った。
最後はシュレックが槙吾をジャーマンスープレックスホールドで仕留めてみせた。
第2試合からは、SSPW 女子タッグトーナメント1回戦。
まずは高瀬みゆき&本間多恵 vs 青木いつ希&関口 翔の対戦。
こちらも関口以外は初見の選手。試合はけっこうスウィングして面白かった。
赤いコスチュームの高瀬みゆきが、ガンガンくるファイトスタイルで好きだと思った。
試合は本間が関口をエビ固めに丸め込んでフィニッシュ。
第3試合は、ジャガー横田&藪下めぐみ vs ダーク・パンサー&ダーク・チーター のトーナメント1回戦。
2023年のいま、ジャガーと藪下の試合を観るとは思わなかった。二人とも衰え知らずで頼もしい。
対するパンサーとチーターは“DarkerZ”所属のマスクウーマン。正体は一体誰なのかな?
それなりに良い動きをしていたけど、最後はジャガーの貫録勝ちという感じ。
第4試合は、ダーク・タイガー&ダーク・ウナギ vs SAKI&川畑梨湖 のトーナメント1回戦。
“DarkerZ”のダーク・ウナギの正体は、どこをどう見てもバレバレのウナギ・サヤカ。
そのファイトをずっと観たいと思っていたので、こういう形でも実現できて嬉しい。
期待を裏切らない活躍だったけど、対角のSAKIもスター性があって良かったな。
最後はタイガーが川畑を片エビ固めでピンフォール。
ここで初代タイガーマスクと新間 寿がリングに登場。
一時代を築いた二人。ひとりは闘病中、ひとりはすっかり老けて・・・時の流れは残酷。
だけどそこに居てくれるだけでやはり嬉しい。ヒーローはいつまでもヒーロー。
花束贈呈のためリングにあがった俳優の保阪尚希と競輪選手の中野浩一が、
想像以上に巨体なのがやけに印象に残った。
第5試合は、スーパー・タイガー vs 阿部史典 のシングルマッチ。
現役の“タイガーマスク”はこの選手になるのかな。身体があまり絞れていないのが残念。
対戦相手の阿部は初めて観たけど、ルックス・動き・ファイト・気迫の全てにおいて素晴らしかった。
試合は完全に阿部のペースだと思ったけど、タイガーが意地を見せて勝利。
セミファイナルは、タイガー・クイーン&梅咲 遙 vs 佐藤綾子&KAZUKI のトーナメント1回戦。
いよいよ登場したお目当てのタイガー・クイーン、思っていたより大きい印象。
期待していたキレッキレという動きではないけど、好感が持てるファイト。
対する佐藤とKAZUKIはかなりのベテラン。KAZUKIに至っては、昔より輝いているかも。
それでも最後は、タイガー・クイーンがKAZUKIをピンフォール。
メインイベントは、間下隼人&船木誠勝 vs 新崎人生&KENSO のタッグマッチ。
船木に人生にKENSO・・・いったい今は何年なのだろうか? だからプロレスって素敵。
入場シーンから観客を魅了する人生とKENSO、ストレートなファイトで対抗する船木と間下。
KENSOの変わらない大味なファイト、人生の拝み渡り、船木のバチバチファイト、
その絶妙な組み合わせとミスマッチングがまさに「プロレス」という感じなんだよな。
間下はSSPWのエース。その三人に混ざっても、ハッキリと自分を主張していた。
最後は間下がKENSOをFSR(フィッシャーマンズスープレックスライオット)で仕留めた。
試合後にはシュレックが、間下が持つレジェンド王座に挑戦を表明。
8月の後楽園ホール大会でのタイトルマッチが決まった。こいつは面白そう。
ここでも壮大なドラマが繰り広げられているのだなぁ・・・。21時15分ごろ終了。
終了後、水道橋駅前の「庄屋」で打ち上げ。
後輩と呑むのも久しぶり。今夜の試合の感想などを語り合う。
やっぱりこういう時間は必要。気をつけながらも、楽しまないと。
23時閉店だというので、あっという間におひらき。
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