中山美穂「Miho Nakayama Concert Tour 2023 -Trois-」仙台電力ホール
今日は仙台電力ホールへ、中山美穂「Miho Nakayama Concert Tour 2023 -Trois-」を観に行く。
3月から始まったミポリンのコンサートツアー、東京はチケットを取れなかったので仙台へ遠征することにした。
9時ごろ東京駅に着くと、通路も窓口も大混雑。豪雨のため東海道新幹線が止まっているからだ。
人で溢れ返る東海道新幹線のホームを横目に、9時36分にはやぶさは東京駅を出発。
こちらは普通に混んでいて、座席はビッシリと埋まっている。それでも90分の旅を満喫。
11時過ぎに仙台駅へ到着。イイ天気。ブラブラと歩いて、本町の牛たん屋「利久」へ。
前回来たときは開店前に行列が出来ていたけど、今日は誰も居なくて拍子抜け。
それでも美味しい牛たんとビールを楽しむ。この肉厚な牛たんは、やはり仙台ならでは。
コンサート開始までかなり時間があるので、ブラブラと歩いて散策。
まずは勾当台公園。今日は何もイベントはやっておらず、のんびりとした時を過ごす。
それから中古レコード屋巡り。「仙台レコードライブラリー」はクラシックとJAZZがほとんど。
「J&Bジェイアンドビー北目町店」はオールジャンルな品揃えでイイ感じだけど収穫は無し。
二つのお店はかなり離れていて、街を南北に縦断する感じ。国分町は前に比べて寂れたかな。
東北大学を横目に見ながら広瀬川へ。樹々が鬱蒼と茂って、川という感じはしなかった。
そろそろ開演時間が近づいて来たので、会場の仙台電力ホールへ向かう。
ビルの7階にあるため、エレベータ前は大行列。しばらく待って、16時過ぎにようやく会場入り。
今日の席は19列28番。横に長いワンフロアの会場。19列目にしてはかなり観やすい。
当日券が出ていたみたいだけど、客席はビッシリとお客さんで埋まっている。
ステージは「Miho Nakayama Concert Tour 2023 -Trois-」と書かれた幕で覆われている。
予定より遅れて、17時05分過ぎに開演。
BGMの音がひときわ大きくなり、イメージ映像が流れて、ステージを覆っていた幕があがる。
ドラム、ベース、ギター、キーボード×2、サックス、コーラス×2のバンド、
ステージ中央に設けられた四段重ねのお立ち台に花柄のロングドレスを着たミポリン。
演奏は「Title」から始まり、「派手」「50/50」「女神たちの冒険」と続いていく。
ステージバックには曲に合わせてイメージ映像が映し出されて、視覚的にも楽しめる展開。
ミポリンはどこか調子が悪いのか? しきりに「払い戻しするよ」と繰り返す。
ところどころ唄うのがツラそうなところもあるけど、全然気にならないのになぁ・・・どうしたのかな?
そんな心配をよそにコンサートは進んでいく。「色・ホワイトブレンド」では暗転と共に衣装の早替え。
ゴールドのスパンコールのパンツルック。ロングドレスの下に着ていたのだから、それは暑いわけだ。
序盤からお客さんは総立ちだったけど、このあたりからは着席となり、じっくりと歌を聴かせるコーナー。
星空を思わせるステージをバックに唄われた「You're My Only Shinin' Star」は胸に沁みた。
それぞれのソロを交えながらのバンド紹介の間に、ミポリンはヒラヒラのついた黒いミニのワンピースに衣装替え。
ここからはちょっとレトロなJAZZっぽいナンバーが続く。2人のダンサーと共に、唄い踊るミポリン。
こういう感じのミポリンはあまり観たことがなかったけど、なかなか似合っていてイイなと思った。
このあたりになると唄も安定してきて、ミポリンは心から唄うのを楽しんでいるように感じた。
メンバーをひとりひとり紹介したあと、ミポリンは「トン、トトン。トン、トトン」とリズムを刻む。
「世界中の誰よりきっと」だ・・・。なんとも言えない感情があふれ出してきて、思わず涙がこぼれる。
今夜のコンサートは曲の合間に何度か映像が挿入され、1ページづつノートをめくっていく演出。
ブルーのコートを羽織って「ただ泣きたくなるの」を唄い、「Eternities」で本編は終了。
ちょっと長めのアンコールのあと、ジーンズを基調にした衣装をまとってミポリンが再びステージに登場。
「Waku Waku させて」からの「ツイてるね ノってるね」。こうなると何も文句は無い。ただただ最高!
「せっかくまたステージの上に立つことが出来たので、この先もずっと出来たらいいな」とミポリン。
今年後半はすごく頑張る事をやるそうで、この先の展開がますます楽しみな感じ。
最後は「Treasure」をしっとりと唄いあげて、19時20分過ぎにコンサートは終了。
ノートの最後のページには「To Be Continued....」の文字。続きは確かにある。
終演後は事前に調べておいた「三陸魚貝・地酒 伊達路」という店で打ち上げ。
カウンター席に通されて、じっくりと呑み喰いすることが出来た。
牛タン塩焼きはいまいちだったけど、ホヤ刺身とのどぐろ煮付けは美味しくて最高。
東北ならではの地酒も満喫。“乾坤一”というお酒が美味しかった。
「机の上に瓶を置きっ放しにしたら、勝手に飲んじゃうよ」と冗談で言ったら、「残り少ないのでどうぞ」と。
愉快な時間はあっという間にタイムリミット。21時過ぎにおひらきにして駅へ向かう。
21時31分発のはやぶさに乗って帰京。とっても空いていて快適な旅路。
23時過ぎに東京駅へ到着。中央線で新宿まで戻り、「天下一品」シメてから帰宅。
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