亜無亜危異「マリ-逸見泰成七回忌GIG-」新宿 LOFT
今日は新宿 LOFTへ、亜無亜危異「マリ-逸見泰成七回忌GIG-」を観に行く。
“アナーキー”のマリこと逸見泰成が亡くなった日。そんな日に新宿LOFTでライブ。
メンバーの思いがたくさん詰まったライブ。お疲れ気味だけど、そんな事は言っていられない。
それでも開場から1時間、スタンディングで待っているのはツラいので、17時15分過ぎに会場入り。
BARステージにディスプレイされたマリのパネルをひと通り見たあと、ライブスペースへ。
フロアはビッシリと埋まっている・・・と思いきや、前方はけっこう余裕があるのでステージ下手へ。
前から四列目ぐらいのポジションを確保。この時間に来て、このポジションであればまずまず。
ステージを覆っている幕には、マリを中心とした懐かしい映像が映し出されている。
開演予定時間の17時30分になると、フロアから凄まじい「アナーキー!」コールが始まる。
マリのインタビュー映像やライブ映像が10分ほど流れた後、幕があがって演奏がスタート。
「叫んでやるぜ」から始まり、「あぶらむし」「シティ・サーファー」「3・3・3」「缶詰」と初期のナンバーが続く。
シゲルはマリのナッパ服を着たマネキンを抱きながら、「今日はマリが歌詞を書いた曲を唄います」と宣言。
ということで「アナーキー・シティ」「自由」「都市(まち)」「改革子供(REVOLUTION KIDS)」と、
アルバム「アナーキー・シティ」のナンバーを続けて演奏。これはなかなかレアな選曲。
そして「アナーキー・ミュージック」。メンバーひとりひとりの紹介になっている曲。ナマで初めて聴いた。
「`80維新」「タレントロボット」「ヒーロー」、ゴキゲンな選曲にステージ前は激しいモッシュの嵐。
続いて「これはテラオカとマリの合作です」という紹介で「平和の裏側」。肉体は滅んでも、思いは生き続ける。
バラードナンバー「"530"」を唄いあげたあと、「READY STEADY GO」「団地のオバサン」「ジョニー・B・グッド」。
そして「パンクロックの奴隷」が始まる。ここでどうして最近の曲?と思いきや、再々結成時のリキッドルームで
初めてやった曲なので、シンイチの提案で今回演奏されることになったそうだ(ライブ後のトークショウより)。
シゲルは聖水こそ吹かないものの、フロアに向かってダイブ。コロナ禍では見られなかった、久々に見る光景。
マリのマネキンを抱いたりキスしたり、マリへの思いをこれでもか!という感じで表現していく。
「ホワイト・ライオット」に続いて「ノット・サティスファイド」で本編は終了。
アンコールは「心の銃」。藤沼伸一監督作品「GOLDFISH」でも、エンディングに使われた曲。
シゲル・シンイチ・テラオカ・コバン・・・四人のマリへの思いが溢れるライブ。19時ちょっと前に終了。
19時20分ごろからトークショウ開始。
“G.D.FLICKERS”の稲田 錠のナビゲートで、シンイチ・コバン・シゲル・テラオカのトーク。
四人並んだテーブルの横には、マリのナッパ服がディスプレイされている。
今日のライブの選曲は、マリが作詞したナンバーを中心にしたという話からスタート。
そしてマリに捧げた映画「GOLDFISH」の話。どんな秘話が聴けるのかな?と思いきや、
「まだ映画を観ていない」というコバンの言葉をきっかけに、ハチャメチャな展開に。
いつものように途中でコバンは眠くなり、シゲルは勝手な事をしゃべりまくり、
テラオカとシンイチがなんとかトークショウを成り立たせているという感じ。
だけどそんな四人がとても微笑ましくて、マリも喜んでいたんじゃないかな。
こうしてトークショウは19時40分ごろ終了。
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