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2023年7月16日 (日)

土屋公平「土屋公平 LIVE 2023 I'm Back with Boogie! Vol.3」吉祥寺 Star Pine's Cafe

今日は吉祥寺 Star Pine's Cafeへ、「土屋公平 LIVE 2023 I'm Back with Boogie! Vol.3」を観に行く。
公平のライブを観るのは、今年1月の南青山MANDALA以来。そしてStar Pine's Cafeは何年ぶりだろう?
そんな記念すべきライブだけど、残念ながら指定席は外れてしまい、なんとか立見席をゲットした。
こんな思いでライブに望むのは久しぶりな気がする。本当に楽しみで楽しみでたまらない。

だけどその前にちょっと寄り道。中野までバスで行って、「さよならNAKANO SUNPLAZA 感謝祭」へ。
取り壊しが決まっている中野サンプラザへ入れる最後のチャンスなので、これは行っておかないとね。
入口を入って、赤い大きな階段を上り、重たいドアを開けて、1階のフロアへ。
独特のカーブがついた前方の客席、ステージの様子、すべてを目に焼き付ける。
ステージではウクレレの演奏。その音がとてもエモーショナルで、なんだかグッと来てしまった。
あまりゆっくり出来なかったけど、最後のサンプラザに会うことが出来て良かった。

中野から中央線に乗って吉祥寺へ。この街へ来るのも久しぶり。
17時開場だけど整理番号24番では好ポジションは難しいと思うので、開演時間に合わせて入場する作戦。
しばらく時間調整したあと、17時35分ごろ会場入り。立見エリアは2階フロア(実際はB1階)の後方。
既に三列ぐらいお客さんが居て、その後でカウンターに寄りかかるような感じのポジション。
ステージ全体を観ることは出来ず、前の人の頭の間からチラリチラリと演奏が見える感じ。
それでもプレイはちゃんと観られるし、ちょっと覗き見をしているような感覚が楽しい。

予定より遅れて、18時05分ごろスタート。
SEが流れる中を、Drums:JAH-RAH、Upright Bass:多田尚人、Vocal&Guitar:土屋公平がステージに登場。
オープニングは「青空のパレード」。久しぶりに生で聴く“土屋公平ソロ”の演奏、やっぱりワクワクする。
コロナ禍や肩の故障でずっとライブが出来なかったけれど、こうしてライブ活動を再開出来た喜びを話し、
「皆さんも戻ってきてくれてありがとう」「メンバーも戻ってきてくれてありがとう」と感謝の言葉を述べる公平。
演奏は「Foxy (pt.2)」「根無し草なら」「おれと悪魔のBlues」といったBlues色の強いナンバーが続く。
そしてインストナンバーが収録されたアルバム「THE SHADOW OF MY RHYTHM」から「憂色の果実」。
盛りあがるというより、じっくりと公平のギターに耳を澄ませているという雰囲気のフロア。これもまたイイ感じ。
それでも「景気のいいヤツを」と言って演奏された「浮気なルーシー」「Struck a Blue Guitar」で早くも最高潮。

ここで公平はステージにKeyboards:伊東ミキオを呼び込む。なんと6年ぶりの共演とのこと。
「まずはこの曲を演らないと」という紹介で「明日は明日の風が吹く」。ミッキーのホンキートンクなプレイが素敵。
公平は「車でツアーに出るとき、旅の始まりはここから」と言って「調布インター・ストンプ」を演奏。
Jazzyな雰囲気で「午前三時のブルー」をプレイしたあと、「久しぶりにこの曲」という事で「少年とギター」。
BluesでもなくFunkでもなく、等身大の公平の気持ちが表れているような気がするナンバー。好きだなぁ~。
続いて「C'mon Music Lover」が始まると、思わず身体が反応する。こういう時、立見席は便利だ。
そして「JUNGLE LOVE」「More Groovin' Kohey」と、怒涛のダンスチューンが次から次へと繰り広げられる。
この頃にはステージ前も総立ち。公平はステージからはみ出さんばかりの白熱したギタープレイ。
最後はギターをギュインギュイン言わせながら、「光るゼブラのブギー」でフィナーレ。

アンコール、4人のメンバーが再びステージに登場。
「今夜はミキオが来てくれたんで、こんな曲を用意したんだ」と公平は言って「Mr. Love Man」。
続いて「なんだかんだと毎日いろいろあるんで・・・」と「クレイジー・ホース」。
メンバーをひとりひとり紹介しながら、それぞれがゴキゲンなソロを廻していく。
そして「僕はファンキー」が始まると、ただただ音に身体をゆだねて踊りまくるしかない。
こう言っては怒られるかもしれないけど、スライダーズとは違った良さが公平の音楽にはある。
ラストはインストの「二人の影が重なる時」。この終わり方は反則・・・これはシビれちゃうよね。
最後に公平は「来年、ツアーやろうと思ってるから」と高らかに宣言。こいつは楽しみだ。
20時ちょうどに終演。あまりよく見えなかったけど、内容的には大満足のライブだった。

開演前にドリンクを受け取れなかったので、1階のフロアにおりてジョッキの生ビールを受け取る。
いつも使う階段にはサイン会待ちの人が列を作っていたので、反対側の階段を初めて使った。
幅が狭くて段差が急なので、転げ落ちないように細心の注意が必要なのもわかったけど。
ビールを呑み干して、友達と一緒に会場の外へ出る。あいかわらずムッと来る暑さ。
せっかくなので「いせや」へ行こうと思ったら満席で、それならばシブい「千尋」へと思ったら既に閉店・・・。
仕方が無いから「筑前屋」という店で、ささやかな二人打ち上げ。こういうのも久しぶり。
音楽の話から身の上話まで、いろいろな事を話した。とっても楽しいし、なんともありがたい。
酎ハイをたくさん呑んだ。とってもイイ気分で、23時前にはおひらきにして帰宅。

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