仲井戸麗市「Music From CHABO BAND」EX THEATER ROPPONGI
今日はEX THEATER ROPPONGIへ、仲井戸麗市「Music From CHABO BAND」を観に行く。
“CHABO BAND”が私達の前に姿を現すのは、2019年10月以来。実に4年ぶりになるらしい。
エレキギターをメタメタ弾きまくるCHABOを観るには、やはり“CHABO BAND”が一番。
というわけで、期待に胸を膨らませて六本木へ。いつものように乃木坂駅から歩いてアプローチ。
14時から先行物販開始というので、15時前にいったん会場へ。お客さんはまだあまり居ない。
じっくりと品定めして、Tシャツとピンバッヂセットを購入。かなり目移りしたけど、どうにか絞り込んだ。
開演までは時間があるので、テレビ朝日界隈を探索。このあたり、何気に好きなのだ。
開場時間の16時15分に合わせて再び会場へ。ところがなかなか開場しない・・・押している。
けっきょく16時半ごろ開場。今日の席は、アリーナJ列34番。ステージ上手、まずまずのポジション。
開場が遅れたこともあり、予定よりかなり遅れて17時15分過ぎに開演。
場内が真っ暗な状態になり、いきなり「ガルシアの風」のリーディング。意表を突くオープニング。
そしてSE「第三の男」が流れる中、Drums:河村"カースケ"智康、Bass:早川岳晴、Keyboards:Dr.kyOn、
Vocal&Guitar:仲井戸"CHABO"麗市 がステージに登場。久しぶりに観る“CHABO BAND”、感無量である。
「Music From CHABO BAND」のテーマ曲とも言えるミディアムテンポのナンバーに続いて、
カースケのドラムから聴き慣れない曲が始まる。何かと思えば、ニューアレンジになった「打破」。
CHABOは「ワールドカップみたい、4年ぶりらしい。新旧取り混ぜて演るから最後まで楽しんでってくれぃ」と言い、
次の曲もニューアレンジの「BGM」。オリジナルバージョンよりもR&B色が濃くなった印象。
CHABOはテレキャスを使用。早川さんはMC-924だけど、いまひとつ聴こえにくい。バランスがいまいちかも。
続いて「向日葵 10.9」。後半でCHABOがテレキャスをメタメタに弾きまくる。これぞ“CHABO BAND”という感じ。
そして「Dessin vol.4」から「Come on now」。限定リリースしたデモ音源をバンドで演奏しようという趣向。
ライティングがとても凝っていて素晴らしい。曲に豊かな表情を加えている。
ここでアコースティック・セットでの演奏となり、リラックスした雰囲気で一曲。
そしてメンバー全員がステージ前方に出てきて、CHABOはアコースティックギター、
早川さんはアコースティックベース、kyOnはアコーディオン、カースケはボンゴで「新宿Swamp」を演奏。
カースケがボンゴをマレットで叩いているところが、ちょっと変わった感じでおもしろかった。
「今回のテーマは“THE BAND”」とCHABOが言うと、ステージ後方にはBIG PINKの画像が映し出される。
そして始まったのは「「僕等のBIG PINK」で...」。BIG PINKをバックに演奏する“CHABO BAND”。
続いて「Twilight」。星を模したたくさんのイルミネーションが、ステージを幻想的に彩る。
「じゃぁ、ぶっ飛ばすぜ~!」とCHABOは言い、「ま、いずれにせよ」「マイホームタウンの夜に」。
アップテンポに再アレンジされた「マイホームタウンの夜に」、CHABOがギターを弾きまくるゴキゲンな演奏。
「毎日がブランニューデイ」に続いて「やせっぽちのブルース」。ライブはどんどんスピードを増していく。
CHABOは「I'm 73」と自ら言ったあと、「50年前の曲だよ」という紹介で「四季の詩」。レゲエ調のアレンジ。
本編最後の曲は「R&R Tonight」。自分にとってのロックンロールは社会へのパスポートだと言っていたけど、
今はロックンロールは「命の恩人」だと言い切ったCHABO。その真摯な思いが胸に沁みた。
アンコール、「“CHABO BAND”をもっとやりてぇぜ!」とCHABOは言い、「yeah! yeah! CHABO」を演奏。
続いて「BLUE MOON」。サビの部分はみんなで大合唱。こういう展開も久しぶりで嬉しい。
「久しぶりに演るから、長いよね!」とCHABOは言い、Bob Dylanのカバーで「Forever Young」。
この曲は9月の野音で夏木マリに向けて唄われたナンバー。今夜はココに居るみんなのためにということで。
そしてkyOnの「オーケー! CHABO!!」という合図と共に「雨あがりの夜空に」。ここでお客さんは総立ちに。
ヴォーカルは4人で廻していき、エンディングではマチャミさんがシメるというパターン。
George Harrisonからタイトルを借りたという「Something」に続いて、バンドメンバー紹介。
ミディアムテンポのゆったりとしたナンバーを最後に演奏してフィナーレ。
SE「What A Wonderful World」が流れる中、右のコブシを天に向かって突き上げるCHABO。
早川さんもカースケも同様に、ピクリとも動かずに右のコブシを突き上げ続ける。
kyOnだけはコブシを突きあげつつも、手を振ったりしていたけれど・・・。
そのコブシに込められた意味は? コブシを突き上げ続けたCHABOの意図は、何だったのだろうか?
CHABOはマスクをつけながらステージをおりる。こうして20時10分過ぎにライブは全て終了。
終演後は「鳥安」という店で打ち上げ。
予約ナシの飛び込みで入ったけど、なかなかイイ感じの店。料理もお酒も美味しくてなにより。
こうしてみんなで集まるのも久しぶり。“CHABO BAND”のおかげというところかな。
22時前にはおひらき。乃木坂駅から電車に乗って、代々木八幡の「富士そば」でシメてから帰宅。
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