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2023年11月28日 (火)

STARDOM「STARDOM in KORAKUEN 2023 Nov.」後楽園ホール

今日は後楽園ホールへ、STARDOM「STARDOM in KORAKUEN 2023 Nov.」を観に行く。
月に一度のSTARDOM、今回は平日の後楽園ホール夜興行。
早めに仕事を切り上げて、神保町駅からブラブラと歩いて水道橋へ向かう。
第0試合を観るため、18時前には会場入り。エレベータは全然並んでいなくて、すんなりと入ることが出来た。
今日の席は、指定A席 南側A列28番。南側階段席の最前列、リングをほぼ正面から観る位置。
このあたりが後楽園ホールのベストポジションだと思う。B列の方がもっと視界は良いような気もするけど。
観衆は1,117人。空席はほとんどない。平日にしてはよく入っていると思う。

今回は18時15分から第0試合。
11月にデビューしたばかりの弓月が、フューチャー・オブ・スターダム王者の吏南と対戦。
新人らしいフレッシュなファイトの弓月。もちろん吏南に敵うはずはないけど、その闘志は伝わって来た。
ドロップキックが主体の試合運び。かわされる場面も多かったけど、得意技として育てて欲しい。
そんな弓月の攻撃を吏南はガッチリ受け止めて、最後はダイビング・ダブルニードロップで完勝。

そのまま試合開始予定時間の18時30分になり、まずはブシロードファイト新社長・岡田太郎氏の挨拶。
続いて第1試合、フキゲンです★ vs 妃南 のシングルマッチが始まる。
いつもながらにコミカルでトリッキーなファイトのフキゲン。喫煙ポーズに始まり、
コーナーに追い詰めての突進をかわされ、予告ブレーンバスターを切り返され・・・お決まりの展開。
だけど一瞬の隙を突いて、フキゲンが妃南を丸め込んで見せた。これだからプロレスはおもしろい。

第2試合は、安納サオリ vs HANAKO vs 天咲光由 の3WAYバトル。
京都出身の天咲とHANAKOが結託して、滋賀県出身の安納を攻め込むかと思いきや、
試合はHANAKOを中心にスウィング。巨体を活かした攻撃で、試合をグイグイ引っ張っていく。
とてもデビュー1年目とは思えない動き。こいつは絶対に将来大物になるに違いない。
安納はあいかわらずクール。フィッシャーマン・スープレックスは本当に芸術的。
最後はウラカンラナでHANAKOからフォールを奪ってみせた。

第3試合は、スターライト・キッド&琉悪夏&刀羅ナツコ の“大江戸隊”と、
葉月&羽南&飯田沙耶 の“STARS”が6人タッグマッチで全面対決。
葉月はシンガポール遠征のお土産を客席にばら撒きながら入場。残念ながらゲット出来ず。
試合は6人が入り乱れての大混戦。どの選手も良い動きで、リングからまったく目が離せない。
負傷欠場から復帰したばかりのキッドも、八面六臂の大活躍。次々と空中殺法を決める。
最後はナツコがデスバレーボムからの片エビ固めで飯田を押さえ込んだ。

第4試合と第5試合は、ワールド・オブ・スターダム選手権 王座決定戦進出トーナメント1回戦。
それぞれの勝者がメインイベントで対戦して、12月29日の新王者決定戦へとコマを進める。
まずは 渡辺 桃 vs 白川未奈 の対戦。いつもながらに華やかな白川と、何か仕出かしそうな渡辺。
バチバチの打撃戦。そしてセコンドについた“大江戸隊”の介入もあり、渡辺が優位に試合を進める。
白川も気合の入ったファイトを見せるが、勢いのある渡辺のピーチサンライズを二連発で食らって完敗。

トーナメント1回戦のもう1試合は、舞華 vs 壮麗亜美 の対戦。
入場時、エプロンで背を向けた舞華に壮麗がボディーアタック、場外戦で試合がスタート。
序盤から壮麗がものすごい勢いで攻め込む。これほどまでに気合が入った壮麗は初めて観る。
身体が大きいだけにその攻撃力は凄まじく、パワーファイターの舞華もタジタジという感じ。
だけど舞華も負けてはおらず、パワースラムやラリアット等のパワー殺法で壮麗を追い込む。
最後はみちのくドライバーⅡを決めて、メインイベントの決勝戦へコマを進めた。

第6試合は、テクラ vs スカンジナビア・ハリケーン の外国人対決。
ハリケーンは初めて観る選手。全身に入った刺青が不気味。いわゆる格闘技路線という感じか。
対するテクラは安定感のあるプロレス的な動きで、ガッチリとハリケーンの攻撃を受け止める。
打撃を中心とした試合展開となったが、最後は場外でもつれ合ったまま両者リングアウトで引き分け。

第7試合は、MIRAI&朱里 vs 桜井まい&ジュリア のタッグマッチ。
タッグリーグ戦でチームを組んだMIRAIと桜井だが、元のユニットに戻っての対戦。
貴婦人キャラを貫き通す桜井を中心に試合は展開。MIRAIとの闘いもスウィング。
しかし途中から朱里とジュリアがヒートアップ。南側客席まで使っての激しい場外乱闘。
そんな中、MIRAIが桜井にラリアットを叩き込んでフォール勝ち。朱里とジュリアは最後までバチバチ。

セミファイナルは、上谷沙弥&AZM&林下詩美 vs メーガン・ベーン&星来芽依&鈴季すず の6人タッグマッチ。
戦線離脱していた上谷と林下のダブル復帰戦。“AphroditE”の二人にAZMが加わった“Queen's Quest”。
「なにが復帰戦だ!」と息巻く鈴季と、勢いに乗っている星来、そして難攻不落のメーガンが迎え撃つ。
久しぶりにリングに上がる上谷と林下だけど、コンディションは上々のようで動きはすっかり元通り。
鈴季も星来もメーガンもそれぞれの持ち味を発揮しながら応戦。15分という時間は短か過ぎた。

メインイベントは、ワールド・オブ・スターダム選手権 王座決定戦進出トーナメント決勝戦。
舞華 vs 渡辺 桃 の対戦。それぞれに過酷で壮絶な試合を戦い抜いて来た二人。
序盤戦は渡辺が積極的に攻め込む。舞華は受けて立つ感じだけど、かなり追い込まれていた。
だけど舞華は雪崩式ブレーンバスターからの正調ブレーンバスター2連発で試合の流れを変え、
最後は炎華落としとみちのくドライバーⅡを立て続けに決めて、執念のピンフォール勝ち。
強いのになかなか結果を出せない舞華だったけど、ようやくこれで頂点への切符を手にした。
試合後は鈴季すずをリングに呼び込み、12月29日の新王者決定戦で闘う事を誓い合う。
髪の毛をつかみ合ってにらみ合う二人・・・本人にしかわからない思いがあるのだろうな。
欠場選手が多いのにボリュームたっぷりの10試合。21時10分ごろ終了。

試合終了後は、いつものように「串だおれ」で打ち上げ。
東京ドームでイベントがあったらしいのに、意外と空いていて助かった。
だけど次第にお客さんが増えてきて、いつの間にかほぼ満席に。
マジで自分は「福の神」なのかもしれない・・・そんな事を思いながら呑む。
いつものテキパキしたオバさんは居なかったけど、若い女子店員さんもイイ感じだった。
おかげ様でちょっと呑み過ぎた。そろそろ閉店時間と言うので、23時ごろおひらきにして帰宅。

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