STARDOM「STARDOM in KORAKUEN 2024 Feb.1」後楽園ホール
今日は後楽園ホールへ、STARDOM「STARDOM in KORAKUEN 2024 Feb.1」を観に行く。
月に一度のSTARDOM、今回は平日の後楽園ホール夜興行。試合開始時間は18時30分。
16時半過ぎに仕事を切り上げて、都営新宿線で神保町駅へ。ブラブラと歩いて水道橋へと向かう。
18時10分ごろ会場入り。エレベーターはそれほど並んでいない。平日はやはりこんなものかな。
今日の席は指定A席 南側A列16番。南側スタンド席の最前列。やや右寄りだけど、やはりここがベスト。
観衆は690人。ちょっと寂しい入りかもしれない。
開始予定時間の18時30分よりフライング気味に試合開始。
第1試合は、MIRAI vs 八神蘭奈 のシングルマッチ。
“GOD'S EYE”に加入したばかりの新メンバー八神に、先輩のMIRAIが胸を貸す試合。
キックやエルボーを主体とした打撃技で、果敢に挑んでいく八神。新人らしいファイト。
だけどMIRAIの壁は厚く、サソリ固めをガッチリと決めてギブアップ勝ち。
第2試合は、水森由菜 vs 桜井まい のシングルマッチ。
“熊本の浮沈艦”ゆなもんと“超貴婦人”桜井まいとが織り成す、ある意味キャラクター対決。
そんな二人にふさわしく、ほんわかムードで始まったけど、試合は徐々にヒートアップ。
だけど丸め込み合戦の末、水森があっさりとフォール勝ち。唖然とした桜井の表情が印象的だった。
第3試合は、林下詩美 vs レディ・C のシングルマッチ。
“QUEEN'S QUEST”のリーダー林下と、そのメンバーであるレディの同門対決。
激しいエルボー合戦でレディーは顎を痛めたらしく、しきりに気にして精彩が無い。
ひたむきな頑張りは感じるのだけど、レディのファイトにはどこかもどかしさを感じてしまう。
それに檄を飛ばすように、非情な攻めを見せる林下。レディは足元がおぼつかないほど追い込まれる。
そんなレディを引き起こすようにして、最後はジャーマンスープレックスホールドで林下がフォール勝ち。
第4試合は、フキゲンです★&吏南&琉悪夏 vs 天咲光由&上谷沙弥&AZM の6人タッグマッチ。
“大江戸隊”と“QUEEN'S QUEST”の対決。試合の中心は吏南と天咲の新世代対決。
フューチャー・オブ・スターダム王者の吏南に噛みつく天咲と、それを巧みにかわす吏南。
レフェリーにチョコレートの賄賂を渡すフキゲン、AZMに触発されてルチャに目覚める琉悪夏、
その名の通り高速爆弾ファイトのAZM、圧倒的な存在感を見せる上谷・・・見どころ満載の試合。
最後はリバースブレーンバスターからのダイビングダブルニードロップで、吏南が天咲をピンフォール。
第5試合は、鹿島沙希&壮麗亜美&朱里 vs 安納サオリ&玖麗さやか&中野たむ の6人タッグマッチ。
“COSMIC ANGELS”に見習いとして加入した新人の玖麗に、胸を貸すのは“GOD'S EYE”。
というわけで、試合は玖麗を中心に展開。鹿島がずるがしこい駆け引きを見せ、
壮麗はダイナミックな技を決め、朱里はサッカーボールキックでプロレスの厳しさを叩き込む。
安納と中野は玖麗のフォローに終始。だけど久しぶりに見る中野は、これまで通りの中野。
朱里とのエルボーの応酬は見ごたえあったし、ジャーマンやプランチャも華麗に決めて見せた。
鹿島と壮麗が安納と中野の動きを巧みに封じ込む間に、朱里が玖麗を胴締めスリーパーホールドで仕留めた。
第6試合セミファイナルは、“STARS”の弓月&葉月&羽南&飯田沙耶&岩谷麻優 と
新ユニット“E neXus V”のジーナ&HANAKO&月山和香&白川未奈&舞華の10人タッグイリミネーションマッチ。
“E neXus V”は初めて見るけど、気合を全面に出している感じ。特にHANAKOの変貌ぶりが目を惹く。
対する“STARS”はチョコレートを配りながら入場。華やかでカラフルなファイトを展開していく。
イリミネーションマッチなので見どころはたくさん。前半は新人の弓月とHANAKOに注目が集まっていた。
中盤は羽南と舞華。肉体と肉体をぶつけ合うパワフルな攻防。舞華は赤いベルト王者の貫禄を見せつける。
最後は“STARS”で一人残った岩谷を、白川と舞華が攻め込み、フィギュアフォードライバーMINAでフィニッシュ。
試合後、白川が岩谷に「ファンに弱音を吐くようなチャンピオンに団体は任せられない」と噛みつく。
エグゼクティブプロデューサー・ロッシー小川氏の解雇で、心中穏やかで無い事をSNSで吐露した岩谷。
「誰だってメンタル病むときもあるんですよ。アイコン岩谷麻優だって、たまには弱音はいてもいいじゃん!
でも、ご心配おかけして申し訳ありませんでした。また笑顔で会いましょう」という言葉には感じるものがあった。
メインイベントは、星来芽依&鈴季すず&ジュリア vs 渡辺桃&スターライト・キッド&刀羅ナツコ の6人タッグマッチ。
ジュリアの入場を花道で“大江戸隊”が急襲し、そのまま場外戦で試合がスタート。予想通り波乱の展開。
STRONG王座を賭けた一戦を控えたジュリアと刀羅がその中心。バチバチのケンカファイトを繰り広げる。
鈴季とキッドの絡みもおもしろく。キッドが放った場外プランチャは、美しい放物線を描いていた。
最後はジュリアがノーザンライトボムで刀羅をピンフォール。前哨戦に完全勝利した。
試合後は「今日はこんなド平日のバレンタインデーだというのに、みなさんお集まりいただきありがとうございます」と
ジュリアが挨拶してシメ。21時過ぎに全試合終了。
隣の東京ドームでは、“QUEEN”が来日公演の真っ最中。
まだ終わっていないようなので、会場前で外聴き。こういう楽しみ方もアリ。
ちょうどアンコールが始まるところ。「ウィ・ウィル・ロック・ユー」と「伝説のチャンピオン」を聴く事が出来た。
アンコールの途中だというのに、会場から出てくるお客さんがたくさん。せっかく観に行ったのにもったいない。
そうは言っても、終演後の混雑に巻き込まれてはいけないので、早々に会場をあとにした。
というわけで水道橋界隈は混みそうなので、神保町方面まで戻って「まあまあ屋」で打ち上げ。
呑むというより定食を食べるという感じだけど、それなりにゆっくり出来たからイイや。
神保町駅から都営新宿線に乗って帰宅。
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