No Lie-Sense「ミニアルバム「Twisted Globe」リリース&結成10年記念ライブ」鶯谷 東京キネマ倶楽部
今日は鶯谷 東京キネマ倶楽部へ、
No Lie-Sense「ミニアルバム「Twisted Globe」リリース&結成10年記念ライブ」を観に行く。
もともと2021年にこの会場で行われるはずだったライブ、コロナ禍で中止となって以来ようやくの開催。
“No Lie-Sense”のライブを観るのは久しぶりだけど、東京キネマ倶楽部へ来るのも久しぶり。
コロナ禍以外にもいろいろな出来事があって今がある。なんだか感慨深いものがある。
というわけで久々の鶯谷、どうやって行こうか迷ったけど、霞ヶ関駅経由で日比谷線を利用。
ちょっと遠回りだったか、思っていた以上に電車に乗っている時間が長かった。
それでも16時過ぎには入谷駅に到着して、ひとまず会場へ。建物の1階で先行物販。
ベストアルバムを買うと、限定先着特典で直筆サイン入りブックレットが付くというので購入。
それから時間調整のため周辺を散策。東京スカイツリーが遠くに見えて、どこか下町情緒が漂う街。
桜の花は五分咲きぐらいか? いわゆる花見スポットでないところにひっそりと咲く花が好き。
再び会場に戻ると、入場のための列が建物の1階フロアに出来ていた。
こういうのは初めて。エレベータに乗る人数が限られているので、これはなかなか良い方法。
しばらく並んで、17時25分ごろ会場入り。けっこうギリギリになってしまった。
今日の席は1階8列22番。ステージ上手の8列目。こじんまりとした会場なので全く問題ない。
一度は2階のバルコニー席で観てみたいのだけど、人気が高いみたいでなかなか取れない。
客席はビッシリと埋まっているけど、それほど圧迫感が無いのは会場の雰囲気によるものか。
予定より遅れて、17時40分ごろ開演。
Drums:イトケン、Bass:岩崎なおみ、Guitar:高野 寛、Accordion:リンダちゃん(上野洋子)、
Keyboards;佐藤真也、Flugelhorn:ゴンドウトモヒコ、Trombone:湯浅佳代子 がステージにスタンバイ。
そしてステージ下手の入場口からVocal:鈴木慶一、Vocal:KERA が華々しく登場。
ボーダーのシャツにグレーのジャケット、おそろいの衣装がイカしている。
演奏は「マイ・ディスコ・クイーン」から始まり、「ah-老衰mambo」「チョンボマンボ」へと続く。
「鶯谷にはあまり来ることが無い」というKERAさんに対して、「アイドルのイベントで出た」と慶一さん。
結成10年記念ということもあり、4枚のアルバムから満遍なくセレクトされた選曲。
「塔と戯れる男二人」では緒川たまきが登場。演奏がブレイクしたタイミングで一人芝居を演じる。
ライブ中盤には「鳥巣田辛男ショウ」。緒川たまきが演じるディスクジョッキーの紹介で、
ギターの高野 寛が鳥巣田辛男となって唄う。慶一さんとKERAさんもお揃いの衣装で登場。
ディスクジョッキーも唄も演奏も、昭和感が満載。どこかノスタルジックな“No Lie-Sense”の世界。
「墨汁を飲んだことがある」と言い出す慶一さんに、「消しゴム食べたことがある人いる?」とKERAさん。
噛み合っていないように見えながら、スウィングしていく会話。根本的なところで通じ合っているのだろうな。
「コミックソングは敬愛しているけれど、コミックソングと言い切られたくはない」と言うKERAさん。
難解でついていけない感じの曲もあるけれど、何も考えずにその世界に没頭できるところがイイ。
最後は「ライ・ライ・ライ」「君も出世が出来る」「我等が世は」を続けて演奏して本編は終了。
アンコールの拍手が鳴り響く中でも、スピーカーからは音が鳴り続けている。
そしてバンドメンバーを先頭に、慶一さん・KERAさんがステージに登場。
アンコールは俄然ポップな雰囲気となって「ミュータント集団就職」「大通りはメインストリート」。
昭和の香りと共に、どこか渋谷系な感じ。アコーディオンのリンダちゃんの唄が素敵。
「何度も何度もアンコールをやるという手もあったのですが・・・」とKERAさんは言いながら、
演奏はそのまま続行。慶一さんはウクレレ、KERAさんは見慣れない楽器を手に取って、
「最後はほんわかとした曲でお別れしましょう」と「イート・チョコレート・イート」。
KERAさんは緒川さんをステージに呼び込み、緒川さんはバンドメンバーをひとりひとり紹介していく。
本当にほのぼのとした雰囲気のまま、19時50分ごろライブは終了。
終演後は会場裏の「呑兵衛」で呑む。この店も久しぶり。
日曜日だというのにものすごく混んでいたけど、店員さんがものすごく気を遣ってくれた。
隣に座ったジジイがとんでもないヤツでも、軽く受け流して呑むことが出来たし。
1時間ちょっとでおひらきにして、日比谷線で秋葉原駅まで移動。
「すき家」でシメてから、都営新宿線に乗って帰宅。
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