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2024年3月16日 (土)

木村充揮「レッツゴー古希♪ なんばHatch 2DAYS 嬉し!楽し!の古希前週祭Day1!! 楽しんでや!!!」なんばHatch

16時に再び出かける。
今日はなんばHatchへ、「木村充揮 レッツゴー古希♪ なんばHatch 2DAYS
嬉し!楽し!の古希前週祭Day1!! 楽しんでや!!!」を観に行く。
木村さん70歳の古希。今日明日の二日間が前祝いで、来週24日が誕生日本番ということらしい。
なんばHatchは久しぶり。いつもは道頓堀川沿いを行くけど、今日はアメリカ村を通って行ってみた。
16時半過ぎに会場入り。2階の指定席をとってあるけど、とりあえず1階のスタンディングエリアへ。
ステージでは木村さんと伸ちゃんが演奏を始めるところ。アコースティックギターを弾きながらゆるゆると演奏。
“天使のダミ声”木村さんのヴォーカルに合わせて、伸ちゃんがギターをつま弾く。楽しい時間の始まり。
10分ちょっとで演奏は終わり。開演時間の17時になるのを待つ。その間に自分の席、2階FF列4番へ移動。
ステージ下手の一番後ろの席。だけどステージはよく見える。これなら長丁場でも大丈夫そう。

のんびりと構えていたら、開演時間と同時に“亜無亜危異”の親衛隊がコールを始めるではないか!
えっ!いきなりのトップバッター? というわけで、急いで階段を駆け下りてステージ前へ。
演奏開始のドタバタにまぎれて、ステージ上手の二列目につける。SEが流れる中、メンバーがステージに。
演奏は「東京 イズ バーニング」から始まり、「3・3・3」「缶詰」と初期のナンバーが続く。
もちろん最近のナンバー「パンクロックの奴隷」「馬鹿とハサミは使いYO!」「第二の悪者」も登場。
傑作だったのは、「パンクのオジサン」「団地のオバサン」から木村さんを交えての「おそうじオバチャン」。
オジサン・オバサン・オバチャンって、いったい何について唄っているのだ?という感じ。
だけど演奏は気合満点。最後の大阪に賭ける思いが感じられて、魂を揺さぶられた。
この感覚は“亜無亜危異”でしか得られない。唯一無二のもの。
今年初めての遠征、この無茶な日程も、全てはこのためにあった。残すところあと一回・・・。

いきなりのクライマックスが終わり、2階席に戻って17時55分過ぎから“怒髪天”のステージ。
ベースの清水泰次が解雇され、誰がベースを弾くのかと思いきや寺岡信芳がまさかの連投。
“亜無亜危異”のテラオカではなく、穏やかなベーシスト寺さんという感じのプレイ。
寺さんは1ヶ月でレパートリーの30曲を覚えてきたらしく、これから更に20曲覚えるそうだ。
“怒髪天”のパフォーマンスは、お客さんを一気に持っていく感じ。2階から観ていると壮観。
木村さんを交えては「嫌んなった」をプレイ。これがまたハマっていて良かったな。
最後はもちろん「オトナノススメ」で、50分ほどの演奏は終了。

続いて18時55分頃から、木村充揮×三宅伸治のステージ。
オープニングと同じくステージ下手に二人並んで、アコースティックギターを弾きながらセッション。
相変わらずトークはハチャメチャな木村さんだけど、唄い出すとやはりたまらなく心に響く。
伸ちゃんは木村さんのリアクションに若干ドギマギしながらも、すっかり慣れてきた感じ。
そんなやり取りをする中で、木村さんは唐突に「もうこれでええやん・・・」と。
もう一曲演りたがる伸ちゃんを尻目に、木村さんはそのまま演奏を終わらせてしまった。

次に19時20分ごろから“フラワーカンパニーズ”の演奏が始まる。
フラカンも相変わらずの安定感。その演奏は安心して観ていられる感じ。
唯一の不安材料は、ベースのグレートマエカワの靴紐がすぐにほどけてしまう事ぐらい(笑)
ヴォーカルの鈴木圭介はブルースHarpを吹きながら、魅力的な唄声を聴かせる。
木村さんが加わっての演奏は「Got My Mojo Working」。ものすごくBlues色溢れる演奏。
聴きたかった「深夜高速」も聴くことが出来たし、大満足の40分間。

そして20時10分ごろから、本日のトリ“the Tiger”のステージ。
このところあちこちで噂の“the Tiger”、個人的には今日が初めての体験。
ドラム、ベース、ギター、女性ヴォーカル&ギターから成る四人編成のバンド。
ちょっといなたい感じのサウンドに、伸びやかな女性ヴォーカル。なるほど、これはイイ!
メンバー四人ともまだ20代だそうで・・・音楽に年齢なんて関係ないな。
ゴリゴリのロックナンバーからFunkチューン、唄いあげるバラードまで。一気に駆け抜ける。
最後は伸ちゃんもギターで加わって、大盛りあがりのうちに演奏は終了。

アンコールは“the Tiger”を中心に、ツアーがあるため早退した“怒髪天”を除くメンバーでセッション。
お馴染みのナンバー「オモロイナ」も、ずいぶんとファンキーなアレンジに仕上がっている。
途中でコバンがドラムを叩いたり、伸ちゃんのギターをフラカンの竹安堅一が弾いたり、
みんなで演奏を心から楽しんでいる感じが良かった。まさに大団円という感じで演奏は終了。

これで終わりかと思いきや、最後に木村さんがひとりステージに登場。
最後に一曲唄うのではなく、あれこれ喋って終わるところが木村さんらしいかな。
「いい夜を・・・」という一言が、木村さんの気持ちを一番表しているのかもしれない。
こうして演奏は21時30分にすべて終了。

終演後は友達と「珉珉」で打ち上げ。昨日に続いて申し訳ない。
酢豚に餃子に炒飯と、全然大阪っぽくないメニューだけど、ニンニクが効いていて旨い。
連日の呑みでいささかグロッキー気味だったので、これぐらいがちょうど良かったかも。
23時過ぎにおひらき。ブラブラと歩いTホテルに戻る。
このホテルでは「コミックが読み放題」というので、「うる星やつら」を1巻から5巻まで借りる。
お酒をチビチビやりながら読み進めたけど、1巻の途中で寝落ちしてしまった。

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