ROD STEWART「LIVE IN CONCERT ONE LAST TIME」有明アリーナ
今日は春分の日でおやすみ。なのに休日出勤。
在宅勤務というのが、せめてもの救い。
今週中にやらなければならない事に、8時からじっくりと取り組む。
午前中になんとか目途は立って、午後からは溜まっていた仕事を片付ける。
15時には仕事を切り上げて、いつもの通勤経路で豊洲へと向かう。
今日は有明アリーナへ、ROD STEWART「LIVE IN CONCERT ONE LAST TIME」を観に行く。
2009年3月以来、15年ぶりに観るRod。これが最後の来日公演と言われているけどどうなのかな?
そんなことを考えつつ、16時前には豊洲駅に到着。そこから25分ほど歩いて会場へ向かう。
今回は長い傘の持ち込み禁止。降り出す前に会場入りしようと、歩く速度が思わず速くなる。
橋を渡る途中でポツポツ降り出したけど、ギリギリで会場入り出来たので良かった。
16時半ごろ会場入り。思ったほど混雑していなくて、なんだかのんびりとしている。
駅から来る道はものすごく狭いけど、会場内の通路は広いからかな? トイレも空いている。
今日の席は、S席スタンドB 2階15列52番。ステージ下手側、実質的にはスタンド席の最前列。
ステージを斜め横から見おろす感じで、位置的にはアリーナ8列目と同じぐらい。
先行予約に申し込むのを忘れて落ち込んだけど、意外と好位置で結果的には良かった。
開演予定時間の17時を少し過ぎたころ開演。
ドラム、ベース、キーボード、パーカッション、ギター×2、サックス、ハープ兼パーカッション、
フィドル兼バンジョー、フィドル兼マンドリンという編成のバンドに、女性コーラスが3人。
そしてゼブラ柄のジャケットを羽織ったRodがステージに登場。相変わらず若々しくてカッコいい。
演奏は「Infatuation」から始まって、“Faces”のナンバー「Ooh La La」へと続く。
バンドの編成からして、エレクトリカルなサウンドとアコースティックなサウンドが見事に融合している。
楽器のパートチェンジが頻繁なのが気になったけど、それだけに多彩なサウンドを聴けた。
ヴィジュアルも凝っていて、Rodがゼブラ柄のジャケットを脱ぐとゼブラ柄のシャツ、
そして女性コーラス隊と女性奏者は豹柄のミニワンピ・・・なかなかパンチが効いている。
セットリストはRodのオリジナルよりもカバー曲が多い印象。
The Isley Brothers、Bonnie Tyler、Creedence Clearwater Revival、Cat Stevens、
Etta James、Tom Waits、Crazy Horse、Van Morrison、Kim Weston、The Persuaders・・・等々。
残念ながらこの世を去った仲間たちに捧げるような選曲。Rodの思いが感じられて良かった。
それでも「Forever Young」や「Maggie May」が演奏されると、やはりイイなぁ~と思う。
Rodは二回ほどバックステージに下がって、ピンク・レディーのようなスパンコールの衣装を着た
女性コーラス隊が唄声を披露。これがまたソウルフルで、なかなかのド迫力。
その間に体力を回復したのであろうRodは、ステージを右に左に動き回って唄いまくる。
1月に79歳になったばかりのRod、まだまだ元気という感じだけど、本当に今回で最後なのかな?
本編最後は「Da Ya Think I'm Sexy?」。私にとってのRodは、なんと言ってもこの曲。
お客さんと一緒にハミングしながら、大盛りあがりのうちに本編は終了。
アンコール、Rodとコーラス隊がキャプテンハットをかぶってステージに再び登場。
始まったのは「Sailing」。この曲もたまらないなぁ~。果てしなく続く航海、人生という名の航海。
スタンドのお客さんが振るスマホライトが幻想的で、今夜の最高の名シーンだったな。
最後はChuck Berryのカバーで「Sweet Little Rock & Roller」。ラフな感じの演奏であっさりと終了。
ちょっと唐突な感じはしたけど、前回も確かそうだったような気がするし、これがRodなのかも。
ステージバックに映し出された「Are you Enjoying yourselves? We are!」というメッセージが良かった。
こうしてコンサートは19時10分ごろ終了。
終演後は豊洲駅まで歩く。
この会場の難点は、帰り道が異常に混雑すること。
会場内はそれほどではないけれど、東雲運河の橋を渡るのにひと苦労。
そこさえ抜ければいたってスムーズ。だけど吹く風が異常に冷たい。
豊洲駅前まで出て、せっかくなので呑んでいこうと店を探す。
祝日なので閑散としている。行きつけの「とんがり村」も閉まっている。
というわけで、以前「路線バスの旅」で徳光さんが紹介していた回転寿司「銀一丁」へ。
まだ20時だというのに店内はガラガラ・・・ちょっとビビったけど、カウンターに座っていくつか注文。
豊洲市場に近いということもあり、ネタが新鮮でメチャクチャ美味い。なるほど!って感じ。
寿司をつまみながら、ビール、ハイボール、日本酒と呑んで4,300円。納得の値段。
タブレット注文にも関わらず、最後に皿を数えに来たのには、思わず笑ってしまった。
そろそろ閉店というので、21時前におひらきにして帰宅。
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