« 今日も今日とて | トップページ | お墓参り »

2024年4月 6日 (土)

THE STREET SLIDERS「40th Anniversary Final Special GIG 「enjoy the moment」」日比谷野外大音楽堂

今日は日比谷野外大音楽堂へ、THE STREET SLIDERS「40th Anniversary Final Special GIG 「enjoy the moment」」を観に行く。
40周年記念ファイナルツアー中のスライダーズ。今日はSpecial GIGとして、日比谷野音のステージに立つ。
野音でスライダーズ・・・2024年になって、こんな日が来るとは思っていなかった。感無量である。
春の野音。心配していた天気もなんとか持ちそう。思っていたほど寒くもなく、最高の野音日和。
日比谷公園は花盛り。ほぼ満開の桜の花も、色とりどりのチューリップもみんなキレイ。
16時40分過ぎに会場へ到着。友達としばらく公園をブラついてから、入場列に並ぶ。
本人確認もあって少し並んだけど、17時過ぎに会場入り。今日の席はB7列82番。
ステージ上手の端だけど、Bブロックだからステージは近いし、メンバー四人が重なる事なく見られるポジション。
チケットはソールドアウトで立見まで出る盛況ぶり。客席は異常なまでの期待感に包まれている。

予定より少し遅れて、17時35分ごろ開演。
ビートの効いたSEが流れる中、Drums:ZUZU、Bass:JAMES、Guitar:蘭丸、Vocal&Guitar:HARRY が登場。
HARRYが右手を天に突きあげて「Hello!」と叫ぶと、「SLIDER」から演奏はスタート。
「どうもこんばんわぁ~スライダーズです」とHARRYは言って「おかかえ運転手にはなりたくない」。
「Angel Duster」「Let's go down the street」「のら犬にさえなれない」「Dancin' Doll」と演奏は続いていく。
四人の奏でる音が、空高く吸い込まれていく。心地よい響き。野音ならではの醍醐味。
まだ空が明るいので、演奏に合わせてお客さんが波打って踊っている様子がよくわかる。
今日の席はHARRY側。そうなると逆に、HARRYとアイコンタクトしようとする蘭丸の表情がよく見える。
ステージ中央に出てきてギターソロを弾く蘭丸。弾きながらチラッとHARRYを横目(流し目?)で見るところを目撃。
蘭丸の思いや二人の関係性がいろいろと感じられて、個人的には本日のハイライトと呼べるシーン。
MCが一切ないのはいつも通りだけど、HARRYの声が次第にガラガラになっていくのがわかる。
寒暖差が激しい今日この頃、体調を崩しているのか? それともツアーで喉を酷使しているからか?
みんなの心配をよそに、演奏は淡々と続いていく。「すれちがい」から「ありったけのコイン」。

「それじゃあ新しいヤツをひとつふたつ」とHARRYは言って、「曇った空に光放ち」「ミッドナイト・アワー」を演奏。
このあたりからHARRYも調子を取り戻したようで、ちょっとひと安心。途中で中止とかはイヤだから。
いつもならここでメンバー紹介になるところだけど、今回はナシでそのまま「カメレオン」が始まる。
HARRYと蘭丸がひとつのマイクで唄う。しかも野音のステージで・・・本当にたまらない。
そしてZUZUの重たいビートに合わせてJAMESがベースを唸らせながら「Rock On」を唄う。
続いて蘭丸ヴォーカルで「ROCK'N ROLL SISTER」。これは新しい展開。まさに野音Specialという感じ。
ここでホーンセクションがステージに。紹介は無かったけど、“BLOODEST SAXOPHONE”のメンバーらしい。
甲田ヤングコーン伸太郎、青木ケイタ、それともう一人。友達に訊いてもネットで調べてもどうしてもわからん。
始まったのは「Oh! 神様」、そして「BADな女」へと続く。ホーンが入ったスライダーズは後期のイメージ。
自分的にはあまり馴染みが無いのだけど、こうして聴いてみると目茶目茶カッコいい。
「それじゃあラストね」とHARRYは言い、「Back To Back」を演奏して本編は終了。

アンコール、メンバーが再びステージに登場。ホーンセクションは無し。
HARRYは「Thank You!」と言って、「いつか見たかげろう」が始まる。アンコールの選曲はツアーと同じ。
そして「最後に・・・」という紹介で「風の街に生まれ」。今のスライダーズを表しているような歌詞。
いつものようなSEが流れる事はなく、思い思いに握手をしながらステージを去っていくメンバー。
最後はHARRYと蘭丸が手を取り合ってステージ下手で客席に手を振る。なんだかジーンと来た。
こうしてライブは19時25分ごろ終了。

終演後は、友達と打ち上げ。
土曜日だからどこも満席かと思いきや、「おねぎ」に滑り込むことが出来た。
今夜のライブの感想を語り合いながら、思い思いに呑み喰いする。
呑むペースがみんな同じだから、気兼ねなく楽しむことが出来る。最強のメンツ。
楽し過ぎてラストオーダーまで粘ってしまい、23時前にはおひらき。

|

« 今日も今日とて | トップページ | お墓参り »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 今日も今日とて | トップページ | お墓参り »