石野卓球×有頂天「SHINJUKU LOFT 25TH 2MAN SHOW」新宿 LOFT
ゴールデンウイークも前半が終わり、今日から三日間は仕事。
当然ながら身が入らない。だって世間はみんな休んでいるんだもの。
せめてもの抵抗で、今日は16時に仕事を切り上げる。
夕方になって出かける。
今日は新宿 LOFTへ、石野卓球×有頂天「SHINJUKU LOFT 25TH 2MAN SHOW」を観に行く。
新宿LOFTが今の場所に移転して25年。それを記念して、石野卓球と“有頂天”のツーマン。
ありそうで無い組み合わせ。久しぶりにLOFTで“有頂天”が観られるというのも嬉しい。
会場へ行く前にタワレコへ寄り道。お客さんが女子ばかりでビビる。いつからこうなったの?
開場時間の少し前に会場へ。既にたくさんの人が集まっている。本日チケットはソールドアウト。
18時15分に開場して、整理番号A 115番で入場。ステージ上手の二列目をゲット。こいつは上出来。
昔みたいにパンパンに入っている感じではないけど、フロアはお客さんでギッシリと埋まっている。
予定より遅れて、19時05分ごろ開演。
ステージとフロアを隔てていたスクリーンが上がると、石野卓球がスタンバイしていた。
ボサノバタッチの曲をプレイしたあと、怒涛のハウス・サウンドが炸裂していく。
かなり低音が効いたサウンド。正直言って、あまり得意じゃない感じの音。
それでもフロアは大盛りあがり。ビートに身をゆだねていると、だんだん気持ちよくなってきた。
こういう音楽もあるのね。勉強になった・・・という感じ。まだまだ聴いたことのない音楽はたくさんある。
最後にKERAのソロから「犬」をプレイして、20時ごろ終了。
セットチェンジをはさんで、20時20分ごろから“有頂天”の演奏が始まる。
Drums:ジン、Bass:クボブリュ、Guitar:コウ、Keyboards:シウ、Vocal:ケラ ・・・お馴染みのユニフォーム姿。
だけどクボさんがスキンヘッドになっている。SNSによると肺がん治療の副作用とのこと。とっても心配。
演奏は「ピノキヲ」から始まって「ホワイト・ソング」。私が“有頂天”を好きになった頃を思い出す流れ。
「東京麒麟駅」をはさんで、ニューアレンジの「ヘンテコ・ヘヴン・ワーズ」。なかなか攻めた選曲。
「LOFTは二年ぶりぐらいかな? 移転25周年ということで、珍しくお呼ばれです」とKERAさん。
「ジュジュマンのうた」「懐かしさの行方」とねじれた雰囲気の曲が続いたところで再びMC。
「『クボの髪の毛は俺がなんとかする』と思って、髪の毛を立ててきた」と話すコウさん。
「コロナ禍が去ったようなので歌詞を変えようと思っているけど、時間が無くて出来なかったので
今日は懐メロとして聴いてください」という紹介で「コロナ禍の有頂天」を演奏。
「オードリー・ヘプバーン泥棒」をはさんで、“電気グルーヴ”の「N.O.」をカバー。
「DJの時はモードが違う」と断られたと言っていたのに、卓球が加わってKERAさんと一緒に唄う。
「出るなら言えよ!最初から。スタッフに止められたのかと思った」と言いながらも、嬉しそうなKERAさん。
そして「ト・モ・グ・イ」「千の病を持つ男」を続けて演奏して本編は終了。
アンコール、お客さんと卓球に対してしきりにお礼を言うKERAさん。
そしてちょっと久しぶりに聴く「べにくじら」。今夜の選曲はいつも以上に意味深に感じる。
最後に「世界は笑う」を演奏して、「今日はこれで終わり」と言って21時30分過ぎに終了。
終演後は打ち上げといきたいところだけど、歌舞伎町はどの店も大賑わい。
空いている店もあるけれど、それはそれで入るのを躊躇してしまう。
たまには趣向を変えてと思い、小滝橋通り方面へ。
このあたり呑み屋は増えたけど、ひとりでしっぽりと呑む感じの店は見当たらず。
ゴミゴミしたところで呑むのは、やっぱりちょっと気が引けるんだよな。
というわけで、久しぶりに「一幻」へ。ビール売り切れは残念だけど、えびそばは旨かった。
いつも並んでいるイメージなのに、お店はガラガラ・・・。もうブームは去ってしまったの?
帰りは高層ビル街を抜けて、ちょっとだけ遠回り。歩くのが気持ちイイ季節。
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