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2024年5月10日 (金)

仲井戸麗市「仲井戸"CHABO"麗市 Solo Stage [Walking By Myself]」南青山MANDALA

今日は南青山MANDALAへ、「仲井戸"CHABO"麗市 Solo Stage [Walking By Myself]」を観に行く。
CHABOのSoloライブは約11ヶ月ぶり。あまりにも久しぶりで、朝からドキドキ・ワクワク。
今日と明日の2days。明日は予定があるので申し込まなかったけど、かなりの競争率だった模様。
というわけで定時に仕事を切り上げて表参道駅へ。そこから歩いて会場へと向かう。
18時40分ごろ会場入りして、受付でチケット代を支払う。今回はパスタやパンは食べないんだな(笑)
今日の席は67番。ステージ真正面のエリアの後ろから二列目の席。うーん・・・厳しいな。
と思いきや、フロアが一段高くなっていて、しかも前に誰も居ないのでとっても観やすい。
お客さんは100人ぐらい入っているのかな? いつもより多めだけど、窮屈な感じではない。

 

予定より遅れて、19時05分ごろ開演。
SE「Walking By Myself」が流れる中、CHABOがステージに登場。
アコースティックギターをしばらくつま弾いたあと、「Walking By Myself」を日本語の歌詞で唄う。
なんだか懐かしいノリ。ゆったりとした雰囲気で始まるCHABOのSoloライブ。やっぱりコレだよね。
今回は事前にリクエストを募っていたのだけれど、「全曲リクエスト曲で全員のリクエストに応える」とのこと。
というわけで曲にまつわるエピソードはあまり紹介せず、次から次へと演奏していく形でライブは進んでいく。
久しぶりに聴く「糧」から始まって、古井戸のナンバーから「抒情詩」「らびん・すぷーんふる」。
続いて「魔法を信じるかい?」「ホームタウン」、そしてRCのナンバーから「月夜のハイウェイドライブ」「GIBSON」。
好きな曲ばかりで嬉しいけど、続けて聴くとチグハグな印象。リクエスト曲で構成しているから仕方がないのか?
CHABOのギターも若干ラフな感じで、二日間で50曲以上を演奏するというのはちょっと厳しいのかと思った。

 

ところがその印象は「慕情」の後に演奏された、10代の頃の清志郎との共作「あの娘が結婚してしまう」で変わる。
CHABOがこの曲を唄うのは初めて聴いたし、唄った後に語られた清志郎とのエピソードも微笑ましくて良かった。
ここから「君が僕を知ってる」「エンジェル(Instrumental)」「ブルドック」「セルフポートレート」とRCのナンバーが続く。
アコースティックギターで聴く「ブルドック」は新鮮だし、「セルフポートレート」の歌詞は重たく心に響く。
「唄」をはさんで「スケッチN.Y.'98」。一曲目の「Walking By Myself」やこの曲を聴くと、2000年頃のライブを思い出す。
CHABOのライブのいわゆる“追っかけ”を始めた頃、よく聴いていた曲たち。なんだか気持ちがほっこりする。
古井戸の「ポスターカラー」を唄ったあと「エピローグ」。これが本当に素晴らしく、個人的には本日のベスト。
そして「LULLABY」に続いて古井戸の「黄昏マリー」と、ちょっとマニアックなリクエストが続いていく。
「くたびれたので明日はもう休み。鈴木マチャミのトークショーをやります」とCHABOは冗談交じりに話す。

 

開演から2時間が経過しているけど、一向に終わる気配が無い。演奏はどんどん集中力を増していく。
CHABOのライブに賭ける気迫を感じつつも、頑張り過ぎじゃないか?とちょっと心配になる。
そんな心配を吹き飛ばすように「歩く」が始まる。このリクエストはちょっと嬉しかった。
私自身はリクエストするのを忘れてしまったので、「あれが聴きたい」と思いながら観ていたけど、
「歩く」はまさに聴きたいと思っていた曲。今の気分にピッタリ。リクエストしてくれた人に感謝だな。
続いてNeil Youngのカバーで「Harvest Moon」。ミラーボールがキラキラと輝いて幻想的な雰囲気。
「Dessin」シリーズから「サンドウィッチ」を演奏したあと「いつか笑える日」、
そして「激しい雨」から「灰とダイヤモンド」。このあたりのナンバーもまた心を揺さぶる。
続いて「Feel Like Going Home」。この曲も2000年頃のライブでよく聴いたナンバー。たまらないヤツ。
「ガルシアの風」はCharlie Hadenの「Shenandoah」をバックに朗読。ここはオリジナル通りに聴きたかったな。
「みんな良い明日を迎えてください」とCHABOは言って、最後の曲は「TOMORROW」。
ちょっと意外なリクエストだけど、今夜のライブを締めくくるのには最高のナンバーだった。
SE「What A Wonderful World」が流れる中、22時10分ごろ終了。凄いライブだった。

 

終演後は友達と打ち上げ。
神宮球場で野球があったようで「ミライザカ」は入れず、「ひごの屋」という店に滑り込む。
こちらも野球観戦帰りのお客さんでイッパイ。あまりの騒がしさにひるみながらも楽しく呑む。
23時半閉店というのであまりゆっくり出来なかったけれど、いろいろな話が出来て良かった。
二人とは外苑前駅で別れて、代々木公園駅まで戻って「アシタマ」でひとり二次会。
今夜のライブの余韻に浸りつつ、昼間に知った悲しい出来事に思いを巡らす。
ダディ竹千代(加治木 剛)さん、一度いっしょに呑ませていただいた。
かなり癖の強い方だったけど、素敵な人だったと思う。とにかく残念。
なんとなく家に帰りたくなくて、2時近くまで居座ってしまった。

 

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