« 中山美穂「Miho Nakayama Concert Tour 2024 Deux」TACHIKAWA STAGE GARDEN | トップページ | ソウル・フラワー・ユニオン「ソウル・サバイバーの逆襲 2024」新代田 FEVER »

2024年6月22日 (土)

STARDOM「STARDOM THE CONVERSION」国立代々木競技場 第二体育館

今日は国立代々木競技場 第二体育館へ、「STARDOM THE CONVERSION」を観に行く。
STARDOM 一年ぶりの代々木大会。何かと波瀾が多い代々木大会、今回もいろいろと起きそうな予感。
家からは代々木公園を歩いて通り抜けて行く。今日は曇っているので、それほど暑くないのが幸い。
会場には15時半過ぎに到着。FC有料会員の先行入場は始まっているけど、開場は16時なので列が出来ている。
急いで入場しても仕方が無いので、しばらく時間調整。のんびりと外で待つのも悪くない。
16時10分ごろ会場入り。今日の席は2階スタンドB正面席 Lブロック6列14番。
リングはちょっと遠いけど、正面なのでとても観やすい。大会場ではこのポジションがベストかも。
観衆は1654人。イイ感じによく入っていると思う。

試合開始は17時だけど、16時30分から第0試合 フキゲンです★ vs 梨杏 のシングルマッチが始まる。
トリッキーなプレイが持ち味のフキゲンに、新人の梨杏がどう向き合っていくか?という試合。
キャリアの浅い梨杏だけど、フィッシャーマンズ・スープレックスを決めて見せるなど大奮戦。
最後はフキゲンの丸め込みに敗れたものの、ものすごい成長を感じさせる一戦だった。

インターバルをはさんで、開始予定時間の17時より10分ほど早くフライング気味に開始。
今日はPPV放送があるので、放送席から解説の大江 慎と「家出レスラー」主演の平井杏奈 が紹介される。
そして第1試合からいきなりの「ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合」。
葉月&コグマ の“FWC”に、羽南&飯田沙耶 の“wing☆gori”が挑む試合。“STARS”同門対決でもある。
上り調子の羽南、殻を破りつつある飯田、どちらも持ち前のファイトスタイルで王者組を追い込む。
だけど葉月とコグマが打たれ強さを発揮して、その攻撃を耐えきる。一進一退の攻防が続く。
最後は葉月が羽南へ場外トペを決める間に、コグマが飯田をダイビング・ボディープレスでフォール。
試合後、葉月は次の挑戦者に朱里&小波を指名。しかも来週の後楽園で・・・ってハイペースだな。

第2試合は、スターライト・キッド vs 星来芽依 のシングルマッチ。
スピーディーなファイトが持ち味の二人、試合もめまぐるしいスピードで展開していく。
“大江戸隊”を追放されて行き場の無いキッドだけど、星来との闘いは思い切りスウィング。
最後はキッドがスタースープレックスの二連発で、星来を見事に仕留めてみせた。
試合後はキッドが星来に何やら耳打ち。星来の頭にオーバーマスクを乗せて退場。これって?

第3試合は、白川未奈&HANAKO vs なつぽい&水森由菜 のタッグマッチ。
“E neXus V”と“Cosmic Angels”の闘い。どちらも入場シーンが華やかで、大会場に映える。
試合もお互いの魅力を最大限に引き出し合う白熱の展開。HANAKO と なつぽい の身長差にも注目。
成長著しいHANAKOはもちろん、水森もこの一年で大きく変わったと思う。努力が実ったという感じ。
最後はグラマラスドライバーMINAで、白川からフォールを奪われてしまったけど、今後も期待したい。

第4試合は、鹿島沙希&八神蘭奈&稲葉ともか vs 中野たむ&さくらあや&玖麗さやか の6人タッグマッチ。
“God's Eye”の鹿島&八神に稲葉が合流して、“Cosmic Angels”の三人と対戦する。
コズエンはさくらと玖麗を中心にした試合運び、二人の成長を見守るように中野はフォローに徹する。
鹿島はいつも通りのらりくらりとした闘いぶり。だけど新人には強気で攻め立てるところが鹿島らしくてイイ。
しかし、終盤は二人の反撃に合ってフラフラとなり、リング上で大の字になってダウンしてしまう。
その間に稲葉がさくらに“ともかの一撃必殺ともか蹴り”を決め、ダウンしている鹿島を
さくらの上に無理やり乗せると3カウントが入ってしまった。鹿島らしい最高の結末。

第5試合は、「家出レスラー」 Presents タッグマッチ。
“主人公”岩谷麻優と“流香”役の向後 桃 がタッグを組み、“岩谷マユ”を演じた平井杏奈がセコンド。
麻優とマユはお揃いのコスチュームで登場。向後は“流香”になり切り、GMスーツ姿で会場を湧かせる。
それだけでも最高なのに、壮麗亜美は“たわしーず”のTシャツを着て、凶器のたわしを抱えて入場。
朱里はなんと“羅月”のメイクとコスチュームで登場。大歓声で迎えられる。これは本当にたまらん。
試合も映画の再現とも言える名シーンが続出。羅月が麻優とマユを取り違えるところも笑った。
GMスーツ姿でファイトする向後も良かったし、たわし攻撃を仕掛ける壮麗もゴキゲンだった。
羅月が麻優に緑の毒霧を浴びせるシーンも再現されたけど、15分という時間は短くタイムアップドロー。

10分ほどの休憩時間をはさんで第6試合「Queen's Quest vs 大江戸隊 完全決着最終章」。
当初は最終敗者がユニットから強制的に脱退となるはずだったが、“大江戸隊”が調印書を偽造、
最終敗者以外の4人がそのユニットを追放されることになってしまった試合。
“Queen's Quest” 上谷沙弥&AZM&レディ・C&天咲光由&妃南 vs
“大江戸隊” 刀羅ナツコ&渡辺 桃&テクラ&琉悪夏&吏南 の5対5イリミネーションマッチ。
なんとも物騒なルール。負けた方は事実上のユニット解散。正直言ってあまり観たくない。
試合は大荒れの展開。ラインナップ的に“大江戸隊”の方が一枚上という感じで、終始優勢という感じ。
QQは残り二人まで追い詰められたけど、AZMの活躍によって勝負の行方は上谷と刀羅に委ねられる。
渡辺が上谷に加勢して、刀羅にダブルでニーアタック。ここに来て渡辺が“大江戸隊”を裏切るとは!
と思いきや、最後はパイプ椅子で上谷を殴打。そのままスリーカウントを献上してしまった。
その結果、“Queen's Quest”から AZM・レディ・天咲・妃南 の4人が追放されることに。
悲しみに暮れる4人に、泣きながら謝ってリングを立ち去る上谷・・・ 観ているだけでツラい光景。
その後、“God's Eye”が登場して4人を勧誘。加えてキッドと星来が電撃合体して、AZMと天咲にラブコール。
その場では明確な答えを出さなかった4人。これからどうなるのだろうか?

セミファイナルは、安納サオリ vs 岩田美香 の「ワンダー・オブ・スターダム選手権試合」。
王者・安納と“センダイガールズ”岩田美香。私はよく知らないけれど、二人は浅からぬ因縁がある模様。
ちょっと不穏な空気。その雰囲気通り、かなりゴツゴツとした試合。打撃の応酬、投げ技の掛け合い・受け合い。
安納は得意の投げ技と固め技、そして必殺のポテリングで岩田を追い詰める。ほとんど勝ちは見えていた。
だけど激しいキックを何度も浴びて、バッテリーが切れたかのようにリングに沈んでしまった。安納の完敗。
茫然自失とする安納。心配したセコンドのなつぽいが声を掛けるも、まったく反応せずにリングを去ってしまう。
岩田は正々堂々とベルトを奪ったのだけど、なんだかモヤモヤした幕切れ。こちらも観ていて辛かった。

メインイベントは、舞華 vs ジーナ の「ワールド・オブ・スターダム選手権試合」。
同じユニット“E neXus V”に所属しながらも、タイトルを巡ってこのところギクシャクしてきた二人。
こちらも不穏な空気は否めないけど、試合はパワーとパワーが正面からぶつかり合う白熱した展開。
どちらも一歩も引かず、エルボーとチョップを打ち合う。そして何度となく相手をマットに叩きつける。
ハイスピードのレスリングも良いけど、パワーファイトというのはプロレスの大きな魅力だなぁ。
最後は必殺のグーパンチからのリストクラッチ式みちのくドライバーⅡで、舞華をジーナをピンフォール。
試合後、刀羅と琉悪夏が乱入。ジーナが“大江戸隊”に寝返るのか?と思いきや、無事に元の鞘に収まる。
舞華は“E neXus V”のメンバー全員をリングに呼び込んで大団円。こちらはスッキリとした結末で良かった。
21時半ごろ全試合終了。第0試合からだと約5時間。ボリューム的には大満足。

かなり遅くなってしまったけど、渋谷で呑もうと駅方面へと歩く。
土曜日の渋谷は大賑わい。おまけに雨も降ってきた・・・。
「これは失敗したか?」と思いつつ、「鳥市」を覘くとカウンター席が空いている。
聞けば「22時20分でラストオーダー」とのこと。土曜日なのにずいぶん早じまいになったものだ。
30分あれば大丈夫! というわけで、いつも通りに呑み喰い。相変わらず料理もお酒も美味しい。
そろそろ閉店時間のため、23時前にはおひらき。終バスに乗って帰宅。

|

« 中山美穂「Miho Nakayama Concert Tour 2024 Deux」TACHIKAWA STAGE GARDEN | トップページ | ソウル・フラワー・ユニオン「ソウル・サバイバーの逆襲 2024」新代田 FEVER »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 中山美穂「Miho Nakayama Concert Tour 2024 Deux」TACHIKAWA STAGE GARDEN | トップページ | ソウル・フラワー・ユニオン「ソウル・サバイバーの逆襲 2024」新代田 FEVER »