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2024年7月21日 (日)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「ナイロン100℃ 49th SESSION 江戸時代の思い出」下北沢 本多劇場

今日は下北沢 本多劇場へ、「ナイロン100℃ 49th SESSION 江戸時代の思い出」を観に行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出による、劇団“ナイロン100℃”の結成30周年記念公演 第二弾。
芝居はなかなか観る機会が無いけれど、ケラさん関係だけはコンスタントに観に行けていると思う。
昨日に続いての下北沢。昨日は寄れなかった「disk union」へ行って、しばらくレコードをDIGる。
店内に聴き覚えのあるメロディー・・・“金子マリpresents 5th element will”のライブで唯一曲名がわからない曲。
急いでカウンターへ行って、店員さんに曲名を訊く。“四人囃子”の「レディ・ヴァイオレッタ」という曲との事。
長年の疑問が解決した。やはり街に出ることは大切。ネットではこんな偶然は期待できない。
12時35分ごろ会場入り。今日の席はL列23番。ステージ上手の一番端の席。まぁ、こんなものか。
本日は千穐楽ということもあり、客席はギッシリと埋まっている。当日券が買えないお客さんも居たらしい。

予定より少し遅れて、13時過ぎに開演。
着物姿の三人が唄うロックンロールなテーマ曲に乗せて、江戸時代を舞台にした物語が始まる。
物語は武士之介(三宅弘城)という町人と、徳川家の大名の家来 人良(大倉孝二)が出会うところから始まる。
人良は参勤交代で大名行列にいたのだが、どうやら逸れてしまったらしい。
武士之介は大名行列に戻りたがっている人良を強引に引き止め、自分の思い出話を彼に語り始める。
武士之介の思い出というのは、江戸時代の話ではなく現代(令和時代)の話のようで、
エノモト(喜安浩平)、クヌギ(山西 惇)、ミタライ(峯村リエ)、ヒエダ(坂井真紀)という4人の中年と、
その担当教師だったというホウケイ(みのすけ)と名乗る老人が登場する。
4人はかつて同級生で、この辺りにタイムカプセルを埋めたらしく土を掘り始める。

江戸時代の話としては、茶屋を営む三姉妹(奥菜 恵・松永玲子・犬山イヌコ)を中心に、
悪玉菌座右衛門やケツ侍、疫病にかかったおえきが入り乱れて物語が展開していく。
客席にもスポットが当てられ、ひとりひとりの心の声をアナウンスされたり、
しまいには最前列に座ったお客さん(実は役者)が、帰る/帰らないで落武者と通路で言い合い。
とにかくナンセンスなストーリーで、意味もなくゲラゲラと笑う場面が多かった。
第一話・第二話・第三話・エピローグという構成で、一幕:1時間40分、休憩:15分、二幕:1時間20分。
合計で3時間15分だけど、まったく退屈する事なく、あっという間だった。

ちょうど良い時間なので、久しぶりに「ばん」で呑む。
まだ16時半過ぎだというのに、かなり混んでいてカウンターで呑むことに。
背後を人が通るのでちょっと落ち着かないけど、それなりに楽しむことが出来た。
18時にはおひらきにして、二次会は「たいよう」でラフテーそばを食べる。
この店も最近のお気に入り。沖縄そばは罪悪感がちょっと軽減される気がする。
19時に帰宅。そのまま寝落ちしてしまった。

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