山下達郎「Performance 2024」三郷市文化会館
今日は休みをとった。そして三郷市文化会館へ、山下達郎「Performance 2024」を観に行く。
今年も始まる達郎のツアー、あいかわらずチケットは激戦だけど、めでたく初日に行けることになった。
三郷市文化会館は初めて行く会場。所沢方面にあるイメージだったけど、松戸に近いとは思わなかった。
千代田線と武蔵野線を乗り継いで1時間ちょっとの距離。乗り換えは楽だけど、やっぱりちょっと遠いな。
駅から15分ほど歩いて、16時15分ごろ会場に到着。グッズの先行販売が16時15分からなので、そのまま列に並ぶ。
ちょうど販売開始時間となり、パンフレットやポスター等お目当てのグッズを無事にゲットすることが出来た。
開演まではかなり時間があるので周辺を散策・・・と思ったけど、雨が降っているので隣の早稲田公園で時間調整。
18時ごろ会場入り。本人確認はスムーズ。今日の席は2階5列1番。2階席5列目、ステージ下手一番端の席。
キャパシティ1300人のこじんまりとした会場なので、ステージまで意外と近くて快適。
ステージセットは、上手に「UPPER GATE」「SQUARE THE CIRCLE」といった道路標識、
中央には「DIG INN」「BAR CAFE」等の建物、そして下手に「NIGHT CLUB」のネオンサイン。
開演予定時間の18時30分ピッタリに場内アナウンスがあり、その2分後にフロアが暗転。
都会の風景を思わせるステージに、Drums:小笠原拓海、Bass:伊藤広規、Guitar:鳥山雄司、
Keyboards:難波弘之、Keyboards:柴田俊文、Sax:宮里陽太、Chorus:ハルナ・ENA・三谷泰弘、
そしてブルージーンズにエメラルドグリーンのシャツをインした達郎が下手から登場。
オープニングはもちろん「SPARKLE」。この曲を聴くと、「あぁ~今年もツアーが始まった」と感じる。
続いてアルバム「Softly」から「LOVE'S ON FIRE」、「人力飛行機」ではイントロに乗せて挨拶。
「初日狙いの皆さん、ファンクラブ会員が半数を占めております」と達郎は話して、
「夏への扉」「僕らの夏の夢」「Sync Of Summer」と夏の歌三連発。KEYがすべてG♭で同じとのこと。
「昨年はRCA/AIR時代の作品が再発されたので、再びステージで演ることが出来ます」と言って「PAPER DOLL」。
延々と繰り広げられるサックス・ギター・キーボードのソロ合戦。このスリリングなバトルがたまらない。
そして達郎が弾くチェットアトキンスSSTのイントロが印象的な「ポケット・ミュージック」。
ここで達郎はステージ上手に置かれたYAMAHA MONTAGE 8を使って聴き語り。
「ふと気づけば弾き語り出来る曲に明るい曲が無い。まだ練習不足だけど、唯一明るい曲」という紹介で
「ドリーミング・デイ」を演奏したあと、弾き語りでは定番となっている悲しい曲の「シャンプー」。
そして早くもアカペラのコーナー。「アルバム「Big Wave」が発売40周年を迎えるけど、ネタが無くなってきた。
忙しくて何も出来ないので、せめてアカペラコーナーで」と言い、40年前に作ったというソースをバックに
「ONLY WITH YOU」「I LOVE YOU ・・・・ Part II」。どちらもお馴染みの曲。こうして生で聴けるのは嬉しい。
次にバンドが入って「クリスマス・イブ」。巨大なクリスマスリース型のイルミネーションをバックに演奏。
「蒼氓」が始まると、ステージはいつものように厳かな雰囲気に。どこかスピリチュアルなものを感じる。
続いて「さよなら夏の日」。まさかココでこの曲とは! ハンドマイクでステージサイドのせり出しで唄う達郎。
ここで達郎は「来年は50周年を迎えるので、にぎやかにやりたいと思います」と宣言。
そして「しゃべることを忘れていないだろうな」と言いつつ、カンペを確認しながらMCを進めていく。
「今回は辛気臭いことはやめて、明るい唄をお送りしています」ということで、久しぶりの「メリー・ゴー・ラウンド」。
ステージバックに巨大な月が映し出され、広規のベースがグイグイと演奏を引っ張っていく。
続いて“SUGAR BABE”のナンバー「今日はなんだか」。達郎のギターカッティングがFunkyでイカしている。
「LET'S DANCE BABY」が始まるとスタンディングタイム。お客さんのクラッカーもしっかりと炸裂。
本編最後は「アトムの子」。なんとも言えない多幸感に包まれるフロア。
アンコール、チェックのシャツに着替えた達郎がステージに登場。
竹内まりやのニューアルバム「Precious Days」のインフォメーションをしたあと「パレード」。
ギターをアコギからエレキに持ち替えて「RIDE ON TIME」。再び総立ちになって、盛りあがるお客さん。
エンディングではお立ち台に立ってシャウト。まだまだ絶好調! 2階席まで生声がしっかりと聴こえてくる。
ここでメンバー全員がステージ中央に集まってお辞儀。そして再びスタンバイすると、客席から大きなどよめき。
そしてミラーボールが輝く中を「恋のブギ・ウギ・トレイン」。ステージ下手でカッティングソロを決める達郎。
バンドメンバーは退場して、ステージには達郎ひとり。「いい初日を迎えることが出来ました」とポツリ。
「身体に気をつけて、お互いに助け合ってやっていきましょう」と達郎は言い、「YOUR EYES」を唄いあげて終了。
SE「THAT’S MY DESIRE」が流れる中、21時15分ごろ終了。
会場の外に出ると雨。それもかなり降っている。
足の痛みが再発してしまってかなり痛い。だから寄り道をせずに帰ることにする。
武蔵野線はコンサート帰りと思われる人が多かったけど、混雑している感じではない。
新松戸から千代田線に乗り換え。こちらも空いている。金曜日だというのに人が少ない。
代々木公園駅で降りて「富士そば」で晩ごはん。さすがにビールを呑む気にはなれず。
家に帰るまでの道のりが長かった。傘を杖がわりにして、なんとか歩いて帰宅。
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