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2024年7月23日 (火)

STARDOM「STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Jul.2」後楽園ホール

今日は後楽園ホールへ、「STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Jul.2」を観に行く。
今月から始まった“ナイター”という試み。平日開催でアリーナ席以外は全席5000円という良心的価格。
仕事を17時に切り上げて、水道橋駅から会場へ。隣の東京ドーム、都市対抗野球大会が行われている。
あまりにも人が多いので、黄色いビル3階の「スポドリ!」へ避難。エアコンが効いていて快適なスペース。
18時をちょっと過ぎたころ会場入り。エレベーターはそれほど並んでいなくて、スムーズに入場する事が出来た。
今日の席は指定A席 南側A列30番。南側スタンド席の最前列。赤コーナー花道に近い位置。
観衆は1,017人。平日にしてはお客さんがかなり入っている印象。

開始予定時間の18時30分よりフライング気味に開始。
第1試合は、白川未奈&ジーナ&HANAKO vs スターライト・キッド&AZM&○鈴季すず の6人タッグマッチ。
欠場していたHANAKOと鈴季の復帰戦。鈴季にとっては、新ユニットとして初めての試合となる。
試合もその二人を中心に展開。HANAKOのダイナミックなファイトと、鈴季のクレイジーな試合運びが冴える。
HANAKOは頑張ったけど、最後は鈴季のジャーマンスープレックスホールドでマットに沈んだ。
試合後、「新ユニットが勢揃いした」という事でユニット名の発表!かと思いきや、発表は今週末の札幌でとのこと。

第2試合からは、「5★STAR GP 2024 出場者決定トーナメント1回戦」が続く。
まずは 天咲光由 vs さくらあや。“超新星”と言われる天咲に、さくらがどう攻めていくのかがポイント。
さくらは得意の打撃技だけでなく、三角締めも披露。単に技を繰り出すだけでなく、勝利への執念を感じる。
かなり攻め込んではいたけど、天聖からの片エビ固めで天咲がピンフォール勝ち。
セコンドに着いた新ユニットのメンバー4人と肩を組んで意気揚々と退場する姿が印象的だった。

第3試合は、レディ・C vs 向後 桃。
ブルーのコスチュームで気合充分の向後、対するレディも髪の毛をバッサリと切って覚悟を見せる。
どちらも負けられない闘い。それだけにお互いが持っているものを出し切るガチンコの試合展開。
レディは右手をかなり痛めていたようだけど、持ち前のパワー殺法で徐々に向後を追い込んでいく。
最後はリバース・オクラホマ・スタンピードで向後をマットに叩きつけ、レディが勝ちをおさめた。
試合後、泣きながら一人で花道を帰る向後と、右手をかばいながら歩くレディ。なんか凄い試合だった。

第4試合は、月山和香 vs 玖麗さやか。
以前の玖麗は必死に技を繰り出しているだけという感じだったけど、試合運びが上手くなった印象。
月山をかなり追い込んでいたように感じた。だけど最後はオースイスープレックスでフォール負け。
このあたりの勝負強さを見習わないと。試合後に月山に握手された手をタオルで拭いていたのが笑えた。

第5試合は、水森由菜 vs 琉悪夏。
水森がコールされている最中に、ボックスで殴り掛かった琉悪夏。そしてそのまま場外乱闘。
それでもなんとか態勢を立て直し、次第に琉悪夏を攻め込んでいく水森。彼女もこのトーナメントに賭けている。
それをあざ笑うかのようにセコンドの刀羅が介入。手渡されたボックスで水森を殴ったところで琉悪夏が反則負け。
実力でも充分に勝負できるのに、どうしてそういう事をするかなぁ~。後味が悪い試合。

出場者決定トーナメント1回戦が終わり、第5試合は8人タッグマッチ。
岩谷麻優&葉月&コグマ の“STARS”3人に新人の梨杏 が加わったチームと、
鹿島沙希&八神蘭奈&稲葉ともか の“God's Eye”に 妃南 が加わったチームとの対戦。
それぞれのユニットの持ち味を活かした闘い。打撃系を中心としたゴツゴツした闘いを見せる“God's Eye”。
対する“STARS”はとにかく動きが早い。梨杏はついていくのに精一杯・・・なんだけど、悪くない。
むしろよくついていったと思う。丸め込みの連発で稲葉を追い込む場面もあった。
最後は稲葉落としで稲葉に負けてしまったけど、梨杏がとっても良かった。

第7試合は、「NEW BLOODタッグ選手権試合」。
王者組:羽南&飯田沙耶 に挑戦者組:吏南&稲葉あずさ が挑む試合。
まだ若い吏南&稲葉だけど、その素早い動きで羽南&飯田を追い込んでいく。
対する羽南&飯田も、持ち前のパワー殺法で応戦。実力が拮抗しているのか、すごく面白い試合。
中でも羽南と吏南の姉妹対決は見ごたえ満点。柔道技の掛け合いは気迫に溢れていた。
14分を越える闘いにケリをつけたのは吏南。羽南をピンクデビルで仕留めてみせた。

セミファイナルは、舞華&安納サオリ&中野たむ&上谷沙弥 vs
刀羅ナツコ&フキゲンです★&なつぽい&星来芽依 の8人タッグマッチ。
ユニットの垣根を越えた・・・というか、ほとんどメチャクチャなマッチメイク。
今週末の札幌のタイトルマッチ前哨戦という意味合いなのだろうが、それにしてもねぇ・・・。
それを象徴するかのように、入場は青コーナー・赤コーナー交互に一人ずつ。イリミネーション・マッチみたい。
だけど試合はものすごくスウィング。最初は連携を嫌っていた刀羅でさえ、チームとして勝ちにいっていた。
そんな中、安納となつぽいは二人の世界で激しくやり合う。場外で延々と殴り合っていて、心配になってしまった。
上谷と星来の意地の張り合いも良かったけど、試合を決めたのは刀羅。デスバレーボムで舞華を完全KO。
「改めて思ったけど、プロレスって楽しいなぁ~!」という刀羅の言葉が、この試合の全てを表していた。

メインイベントは、「ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合」。
王者組:“God's Eye”朱里&小波 に挑戦者組:“大江戸隊”渡辺 桃&テクラ が挑む試合。
セコンドの介入や場外乱闘を交えて、試合を有利に進めていく“大江戸隊”。
それを真正面から受け止め、次第に反撃へと転じていく朱里&小波・・・。
と思いきや、小波が朱里に投げっ放しジャーマン。小波がまさかの裏切り。“大江戸隊”に寝返ったのだ。
孤立無援となった朱里は、渡辺のピーチサンライズでマットに沈んだ。あまりにも衝撃的な結末。
試合後、小波は朱里を椅子で殴打。そして顔面に黒いスプレーを噴射。それが「正真正銘の小波」なんだと。
小波が加わって7人となった“大江戸隊”。今後の展開が恐ろしい。未来は決して明るくない。
21時15分過ぎ全試合終了。グッズ売り場で安納サオリのポートレートを購入して会場をあとにする。

終了後は打ち上げ・・・といきたいところだけど、東京ドーム帰りの人で水道橋駅周辺は大賑わい。
仕方が無いので神保町駅まで歩こうと裏道を通っていたら、イイ感じのお店を発見。
「合掌」という焼鳥・焼とんがメインのお店。カウンター席がちょうど空いているので入ってみる。
焼鳥・焼とんは1本90円から! この値段はありがたい。それにメニューが豊富で目移りする。
チーズ入りちくわ磯部揚げは美味しいけど量が多くて、今夜はこれで終わった感じ(笑)
生ビール・黒ホッピー・日本酒を呑んで3,817円。良い店を見つけたな~また来よう。
22時40分にはおひらきにして帰宅。

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