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2024年8月24日 (土)

FMWE「テリー・ファンク一周忌追悼 大仁田厚デビュー50周年記念大会 川崎伝説2024」富士通スタジアム川崎

ところが今日はこれでは終わらない。富士通スタジアム川崎へ、
FMWE「テリー・ファンク一周忌追悼 大仁田厚デビュー50周年記念大会 川崎伝説2024」を観に行く。
2014年に川崎球場は富士通スタジアム川崎に変わり、大仁田厚は7度目の現役復帰を果たし、
世の中はめまぐるしく変わっていくけれど、2024年に「川崎伝説」が再び繰り広げられるわけだ。
おまけにドリー・ファンクJrが日本最後のリングにあがるという。強硬なダブルヘッダーだけど行くしかない。
終演後に急いで向かったものの、開場に到着したのは17時10分過ぎ。既に第3試合まで終わっている。
今回は「SUPPORTERS SEAT」ということでスタンド席へ。片方のスタンドしか使われていないけどほぼ満席。
フィールドの中央にリングが設置され、そのまわりにパイプ椅子が並べられている。まずまずの入りという感じ。
主催者発表は観衆5040人=満員。かつての川崎には及ばないけど、イイ感じに出来上がっている。

リングでは第4試合が始まろうとしている。
クラッシャー前泊&ミス・モンゴル vs 杏ちゃむ&ガキにゃん仮面 のタッグマッチ。
前泊とモンゴルといえば“FMW”。セコンドにはシャーク土屋がついている。なんだか嬉しい。
だけど対角の杏ちゃむ&ガキにゃん仮面が明らかに実力不足。まったく良いところナシ。
前泊とモンゴルに好き放題ボコボコにされて、杏ちゃむがモンゴルに完敗を喫した。

ここで休憩時間となる。その間にいろいろなセレモニーが詰め込まれる。
川崎市長(だったか?)の挨拶とアイドルグループ“絶世のインペリアルドール”のパフォーマンス。
“GLEAT”所属の川上“ファイヤー”隆一、本日欠場となってしまった百田光雄の挨拶。

17時50分から試合再開。第5試合は、高杉正彦&力 vs タイガー戸口&谷口裕一 のタッグマッチ。
「甦れ!一夜限りの昭和全日本プロレス」というタイトル通り、メンツはなかなか魅力的。
だけどみんなかなりの年齢なので動きはいまいち。高杉はウルトラセブンで登場したけどなんだかねぇ。
力道山三世の力も既に40歳を超えているとはビックリ。いずれにせよ、試合はあまりおもしろくなかった。
最後は高杉が谷口をバックドロップからの片エビ固めでピンフォール。

第6試合は、バラモンシュウ&バラモンケイ vs 魔苦・怒鳴門&夏すみれ のミックストタッグマッチ。
ペットボトルの水を客席に浴びせながら登場したバラモン兄弟、さすがにピリッとした雰囲気。
問題は対角。魔苦・怒鳴門はドナルド・マクドナルドをモチーフにした怪奇派レスラーということだけど、
途中でコスチュームを脱いでほとんど全裸状態。下手するとポロリしてしまいそうな感じ。
夏すみれはSMの女王という感じのキャラ設定。エロティックな動きと鞭で暴れまくる。
フィールドを駆け回っての乱闘もありながら、最後はバラモン兄弟がビシッと決めてみせた。

第7試合は、ガッツ石島&HASEGAWA&シュレック関根&スカルリーパーA-ji&グレート・コジ&BILLY vs
ミスター・ポーゴ&怨霊&モンスター・レザー&Mr.アトミック&桜井匠&デビルマジシャン の12人タッグマッチ。
有名・無名・即席?関わらす、とにかくキャラの立ったレスラーを集めたマッチメイク。
かつての“FMW”が謳っていた「おもちゃ箱をひっくり返したようなプロレス」という感じ。
「スペシャルファイヤーデスマッチ」というタイトルだけど、ファイヤーボードがちょっと使われただけ。
その適当さもまたイイ。何が何だかよくわからないうちに決着がついていた。

セミファイナルは、納谷幸男&飯野雄貴 vs ディラン・ジェイムス&Mr.ルーサー のタッグマッチ。
これは見応えある試合。身長201センチの納谷と元気の言いマッチョ・ボディの飯野、
身長194センチのディラン・ジェイムスとの攻防は迫力満点。Mr.ルーサーはいわゆる怪奇派。
今回の大会で一番プロレスらしい試合だったと思う。Mr.ルーサーが白星献上したのは予想通り。

メインイベントは、ドリー・ファンクJr&西村修 vs 大仁田厚&雷神矢口 の対戦。
「テリー・ファンク一周忌追悼 大仁田厚デビュー50周年記念特別試合 川崎伝説2024
ダブルヘル電流爆破タッグデスマッチ」と題され、南北側は地雷爆破、東西側は有刺鉄線電流爆破、
それに電流爆破バット4本が使用可能、そしてすべての反俗がOKという「極めて危険なルール」。
有刺鉄線がロープに巻き付けられ、電流爆破ボードが運び込まれる様子を見ているだけでドキドキ。
遠くの空でカミナリが光り出したので、延々とスポンサーを紹介しているのにはヤキモキしてしまった。
西村、大仁田&矢口の順で入場。大仁田の入場シーンは、幟を掲げるファンも含めて変わらない。
そしていよいよドリーの入場。「スピニング・トーホールド」が流れる中、テンガロンハットをかぶって颯爽と・・・
実際は歩くのもままならない感じで、ちょっと思うところあり。既に83歳だもの・・・仕方が無い。
試合はほとんど棒立ちのドリーを中心に、どうにか試合を成り立たせようとする三人。
西村は決して得意分野ではない試合形式だろうに、積極的に有刺鉄線バットを使い、
電流爆破にも突っ込んでいく。地雷爆破は大仁田と矢口が受ける形に。ものすごい爆発音。
2024年に電流爆破やる馬鹿、それを観る馬鹿・・・邪道はまだまだ続いているんだな。
試合はドリーのスピニング・トーホールドを西村が受け継ぎ、矢口からギブアップを奪った。
試合後にはテリーを追悼し、ドリーが「ネバ―クイット! フォーエバー」とメッセージ。
大仁田も変わらぬ大仁田劇場を繰り広げて、20時30分ごろ試合終了。
フィールドに下りて、物販でサインをするレスラーを眺める。大仁田のところは大行列が出来ていた。

久しぶりの川崎なので、どこかで呑んでいこうと店を探す。
良さげな店がたくさんあって迷ったけど、「アカマル屋」という店に入ってみる。
この店はチェーン店。いつだったかどこかの街でお世話になった記憶がある。
カウンター席で落ち着いて呑むことが出来た。料理も美味しくて言う事ナシ。
ホッピーのナカのおかわりは、「ちょうどいいところでストップしてください」という方式。
こいつは自ら殺人ホッピーが作れてしまう。危ないので半分ぐらいのところでストップした。
22時半にはおひらきにして、南武線と小田急線を乗り継いで帰宅。

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