MARIGOLD「MARIGOLD SUMMER GOLD SHINE 2024」後楽園ホール
今日は後楽園ホールへ、「MARIGOLD SUMMER GOLD SHINE 2024」を観に行く。
昨日に続いての後楽園ホール。初めて観るMARIGOLD、そして米国進出するジュリアの国内最終試合。
定時に仕事を切り上げて、地下鉄を乗り継いで18時ごろ水道橋駅に到着。いつものように東京ドームの様子を窺う。
今夜はイベントは無い模様。昼間は小学生の野球大会だったのか? ドーム前で記念撮影をしている。
18時10分過ぎに会場入り。エレベーターはかなり並んでいる。どうやら混んでいるみたい。
5階展示場をいっぱいに使ってグッズ販売。ガイドブックを購入するために列に並ぶ。
けっこう待たされてしまい、試合開始時間ギリギリに席に着く。既に前説が行われていて大盛りあがり。
今日の席はBシート 南側G列35番。南側スタンド席7列目。観やすいけど、リングはいつもより遠い。
スターダムやOZアカデミーとは違って、北西に赤コーナー・東南に青コーナーが設けられている。
選手入場は北東側と北西側から。北西側には入場ゲートが設置されている。
観衆は1450人=超満員。確かにお客さんがギッシリで、よく入っているなぁ~という印象。
カウントダウンと共に開始。第1試合は、勇気みなみ vs 南 小桃 のシングルマッチ。
勇気みなみのデビュー戦。とは言っても新人ではなく、元アイスリボン所属の再デビュー戦とのこと。
お互いに積極的に技を掛け合うのだけれど、なんとなくギクシャクした試合展開。
MARIGOLDの第一印象としてはいまいちだったかも。勇気が勝っても、あまり盛り上がらなかった。
ここで新入団選手として発表された山岡聖怜がリングへあがり挨拶。
来年の1月3日にデビュー戦を行うことが合わせて発表された。
第2試合は、松井珠紗 vs 石川奈青 vs 翔月なつみ の3WAYマッチ。
三人ともナマでは初めて観るのかな? 会場人気は石川が一番高いみたい。
この試合はおもしろかった。これこそMARIGOLDがやりたい事のような気がした。
松井と翔月がバチバチにやり合い、石川がかき回すという感じの試合展開。
石川と翔月が丸め込みをお互いに切り返しあうところ、松井がカットして石川をフォール。
第3試合は、田中きずな&ビクトリア弓月&MIRAI&林下詩美 vs
ゼイダ・スティール&マイラ・グレース&ボジラ&CHIAKI の8人イルミネーションマッチ。
元スターダムの3人を含む正規軍と、外国人を中心にしたヒール軍といった感じの構図。
駆け出しの新人に過ぎなかった弓月が、しっかりと試合の中心になっているのに感心。
MIRAIと林下は相変わらずという感じかなぁ~。田中はあまり目立った印象は無かった。
外国人勢はなんと言ってもボジラ。パワーも体力も闘志も、けた違いという感じ。恐ろしいレスラー。
それをうまいことコントロールするCHIAKIも、なかなかイイ味を出していて良かったな。
前半は外国人2選手が立て続けに退場し、ボジラが孤軍奮闘して巻き返す。
MIRAIは頭脳プレーでボジラをOTRで葬るが、林下の誤爆により自らもOTRで失格。
最後は林下とCHIAKIとの対決。といったところで20分時間切れ引き分け。
イルミネーションマッチで時間切れって・・・それはないだろ。
第4試合は、中島安里紗&Sareee vs 後藤智香&高橋奈七永 のスペシャル・タッグマッチ。
引退ロードを走り続ける中島安里紗、期せずして昨日に続いて観る事になった。
昨日まで試合を観た事がなかったけど、本当にイイ選手だと思う。勝ち気で強くて刺激的。
なんでも「小悪魔」と呼ばれているそうで、今日の試合はそんな持ち味が最大に発揮されている。
パートナーのSareeeが盛り立て、高橋と後藤がそれをガッチリと受け止める。
どちらかと言うとオールドスタイルな試合。だけど気持ちがこもっていて、胸が熱くなった。
最後はSareeeがアームブリーカーで、後藤を見事に仕留めてみせた。
試合後、高橋は中島を送り出そうとするが、中島はそれを拒否。そんなところも良かった。
セミファイナルは、青野未来 vs 天麗皇希 のユナイテッド・ナショナル選手権試合。
元アクトレスガールズの二人によるタイトルマッチ。MARIGOLDののもうひとつの側面。
この二人も初めてナマで観る。いろいろな評判は聞いていたけど、どちらもイイ感じ。
特に青野が良かったな。ものすごくバランスがとれている選手。試合をグイグイ引っ張っていく。
天麗もそれに応えようと頑張っていたけど、青野に一日の長があるような気がした。
青野が天麗との差を見せつけたような試合。試合後のやり取りにもそれが表れていた。
メインイベントは、ジュリア vs 桜井麻衣 のシングルマッチ。
ジュリア・カウントダウンFINAL、ジュリアの国内では最後の試合。因縁浅からぬ桜井との対戦。
久しぶりに観る二人。ジュリアは変わらない雰囲気だけど、桜井は貴婦人キャラ控えめ。
この試合だからそうなのか?このところずっとそうなのか?わからないけど、ザ・プロレスラーという感じ。
ジュリアと真っ向勝負。場外でもガンガンやり合い、お互いに頭突きを繰り出すゴツゴツした試合展開。
ジュリアの試合は気持ちが前面に出てくるけど、桜井も負けじと気持ちを前面に押し出す。
最後の最後までジュリアを追い詰めたけど、最後はジュリアがノーザンライト・ボムで勝利。
試合後のマイクも泣けた。試合前に大喧嘩したけど、これでプロレスラー桜井がやっと誕生したと。
「プロレスラーは嫌われてなんぼ」というのが、桜井に向けた最後のメッセージ。
試合後、場内を一周して別れを惜しむジュリア。アリーヴェデルチ!またな!
21時30分ごろ全試合終了。初めてのMARIGOLD、おもしろかった。また観たい。
今夜はおとなしく帰ろうかと思ったけど、気分が良いので呑んでいく事にする。
先日行って気に入った「合掌」へ入ったら、「ラストオーダー22時まであと15分」とのこと。
平日の水道橋は、店じまいがけっこう早いんだよなぁ~。どの店も同じような感じだった気がする。
なので神保町方面へ。「秀吉」は誰も居なくて入りにくかったので、「串ジンボウ」に入る。
先客は一組だけ。「お好きな席へどうぞ」と言われて、なんとなく席につく。
今夜は軽くビールと酎ハイ。ホッピーだと、ついつい呑み過ぎてしまうからね。
そのうち先客も帰ってしまい、貸し切り状態で呑み進める。それでも居心地は悪くない。
そろそろラストオーダーだと言うので、23時にはおひらきにして帰宅。
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