STARDOM「STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.2」後楽園ホール
今日は後楽園ホールへ、STARDOM「STARDOM in KORAKUEN 2024 Sep.2」を観に行く。
月に一度は観に行くようにしているけど、前回は8月11日の渋谷大会だから、ちょっと久しぶり。
10時半には現地入りして、まずは恒例の東京ドームの様子うかがい。
「TOKYO DOME PARK DAY」ということで、グラウンドの芝生でゴロゴロ出来るらしい。
有料ではあるけれど、滅多にない機会だから入りたいな~と思いつつ、時間が無いので断念。
11時に開場入り。エレベータの待ち行列が過去最高と思うほどに長く伸びている。
今日の席は指定A席 南側B列22番。リングの真正面の位置。ポジション的には申し分ない。
観衆は1,176人。雛壇席はほぼ埋まっていて、やはりお客さんが多い。
第1試合は、なつぽい&さくらあや&水森由菜 vs 小波&吏南&稲葉あずさ の6人タッグマッチ。
“Cosmic Angels”と“H.A.T.E.”の対決。明日の所沢でフューチャー王座を賭けて闘う吏南とさくらの前哨戦でもある。
というわけで吏南とさくら中心の試合展開。さくらも頑張っているけど、吏南の強さは尋常じゃない。
最後はなつぽいが稲葉をフェアリアルギフトで仕留めたが、試合後も吏南とさくらの視殺戦は続いていた。
第2試合は、向後 桃 vs HANAKO のシングルマッチ。
1ヶ月の海外武者修行を終えて、ひと回りもふた回りも成長したHANAKO。
髪型も変えて、もうすっかり一人前の選手という感じ。デビュー2年足らずとは思えない風格。
そんなHANAKOに対して、先輩の意地を見せたい向後。右腕に集中攻撃を浴びせ、説得力のある試合展開。
だけどHANAKOがアルゼンチンバックブリーカー、JPコースターを立て続けに決めて、
最後は白鷺で向後からギブアップを奪ってみせた。恐るべしHANAKO。
第3試合は、カルテット3WAYバトル。
“God's Eye” 妃南&八神蘭奈&レディ・C&稲葉ともか、“E neXus V” 舞華&ジーナ&月山和香&梨杏、
“Neo Genesis” スターライト・キッド&鈴季すず&星来芽依&天咲光由 の三つ巴の闘い。
総勢12人がリングにあがると、華やかだけど試合は混とんとした雰囲気になる。
そんな中でも“Neo Genesis”がグイグイ試合を引っ張っていく感じで良かった。
最後は妃南が意地を見せて、天咲を外道クラッチでピンフォール。
第4試合は、中野たむ&安納サオリ&玖麗さやか vs 刀羅ナツコ&上谷沙弥&琉悪夏 の6人タッグマッチ。
「あの時の上谷さんに戻ってきてほしい」と願う玖麗が、上谷と直接対決。そんな2人を中心に試合は展開。
実力的にはまだまだだけど、その思いをがむしゃらにぶつける玖麗を、コズエンもお客さんも全力で後押し。
その願いが通じたのか、最後は丸め込み合戦からのジャックナイフ式エビ固めで玖麗が上谷をフォール。
玖麗はこれが自力初勝利とのこと。場内から大きな“玖麗コール”が巻き起こり、感動の幕切れ。
第5試合は、葉月&羽南 vs コグマ&飯田沙耶 の“STARS”同門対決。
ワンダー・オブ・スターダム王座を奪取出来なかったショックで、覇気の無い試合を続けてきた葉月。
対角のコグマ&飯田だけでなく、パートナーの羽南までもが、そんな葉月に渇を入れていく試合展開。
チョップの打ち合いや、顔面ウォッシュの仕掛け合いを通じて、次第に覚醒していく葉月。
最後はコグマのダイビングボディープレスで沈んだけど、葉月が完全復活する瞬間を見たような気がする。
試合後、コグマの「葉月、どうだった?」という問いかけに、「プロレス、楽しいね」と応える葉月。泣けた。
「9月29日は葉月の誕生日! ひとつお願いしてもいいですか? みんなにハッピーバースデー歌ってほしい」
という葉月の言葉に応えて、お客さん全員で大合唱してお祝い。葉月が元気になって良かった。
セミファイナルは、岩谷麻優&AZM vs “タイムレス”トニー・ストーム&白川未奈 のタッグマッチ。
初めて生で観るトニー・ストーム。オーバーアクションでゴツゴツした感じのファイト。
白川との息もピッタリで、スターダムとはちょっと違ったファイトスタイルを見せる。
対する岩谷&AZMは「これぞスターダム」といった感じの闘い。どこかギクシャクした試合展開。
そこをストームゼロで強引に終わらせてしまうトニー。外人選手って、これだから怖い。
10・5名古屋で行われる岩谷 vs トニーのIWGP女子王座戦、勝敗の行方は如何に。
メインイベントは、ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合。
“H.A.T.E.” 渡辺 桃&テクラ の王者組に、“God's Eye” 朱里&鹿島沙希 が挑む試合。
試合前の見栄を切らず、渡辺&テクラにガンを飛ばす朱里&鹿島。その気合が窺える。
いつもはのらりくらりとした試合運びの鹿島も、今日ばかりは真っ向から勝負を挑んでいく。
だけど渡辺のパワーとテクラのテクニックに翻弄されて、最後は渡辺のピーチサンライズに沈んでしまった。
憎たらしいけど、強い王者組。セコンドの介入もほとんど無く、実力はかなりのものだと見た。
とにかく熱くて激しい大会。14時10分過ぎに全試合終了。
お腹が空いたので、駅前の「しんぱち食堂」でさんま塩焼き定食を食べる。
この店は定食を注文すると、生ビールが150円で飲める。信じられない価格設定。
おかげ様で満足度たっぷりの昼食をとることが出来た。ありがたい。
15時過ぎには店を出て、神保町方面へ歩く。道すがら「闘魂SHOP」「富士レコード社」「タクト」を覗く。
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