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2024年9月22日 (日)

KERA「「KERAさん逃げて」 33周年記念 KERA solo live」渋谷 La.mama

今日は渋谷 La.mamaへ、KERA「「KERAさん逃げて」 33周年記念 KERA solo live」観に行く。
伝説の「KERAさん逃げて」から33年。それを記念したライブが行われるとは思ってもみなかった。
KERAのSoloライブを観るのは今年の3月以来だから実に6ヶ月ぶり。時が経つのは本当に早い。
開場が19時、開演が19時30分という事もあり、昼間はのんびりと過ごして夕方になって渋谷へ向かう。
今日と明日は初台阿波踊りなので、かなり後ろ髪を引かれつつも、カブっているものはどうしようもない。
茜色に染まる夕空を眺めながらバスは渋谷駅に到着。いつものように時間にはまだ余裕がある。
「イケシブ」へ寄って時間調整したあと、開場時間に合わせて会場へと向かう。
予定通り19時に開場して、整理番号A 25番で入場。とぼけた感じのスタッフさんだけど、見事な応対。
ステージ真正面の二列目の椅子が何故か空いていたのでそこに座る。こいつはラッキー。
本日はフロア前方は椅子席、後方はスタンディング。ソールドアウト公演なのでフロアは満杯。

予定より遅れて、19時35分過ぎに開演。
まずはギター:伏見 蛍、歌:KERA が、下手側の花道を通ってステージに登場。
KERAさんはチェックのパンツに無地のワイシャツ姿。ユニークかつカッコいい。
波の音が流れる中、「サングラスにプールを~夏の遺跡」「LIVES」を二人で演奏。
続いてピアノ:佐藤真也、ドラム:佐久間亮、ベース:岩﨑なおみ が加わって、
“EX”のカバーで「プラチナムナイト」、そして“クラフトワーク”のカバーで「モデル」。
KERAさんのライブはオリジナル・ナンバーだけでなく、KERAさんの好きなカバー曲を聴けるのが嬉しい。
その極めつけと言えるのが“フールズ”の「空を見上げて」。「KERA逃げ」を川田 良サイドから捉えて。
“LONG VACATION”の「LONG LONG VACATION」が終わったところでバイオリン:向島ゆり子 が加わり、
“ルースターズ”のカバーで「SAD SONG」。オリジナル以上の狂気を感じて、このカバーは大好き。

「わたしの家」「流刑地」「月光値千金」と最近のオリジナル・ナンバーを演奏したかと思いきや、
「HONEY PUNCH」「恋するカプセル・エイジ」と“LONG VACATION”の曲が続いたり、まさに変幻自在。
KERAさんが唄いたい曲をひたすら唄い、バンドの演奏がそれに彩りを添えている感じ。とっても素敵。
ここでトランペット:鈴木光介 が飛び入りで加わり、「オーバー・ゴール・モーニング」「キネマ・ブラボー」
「Love, Come Back to Me」を演奏。リコーダーやトランペットが入るとサウンドが色鮮やかになる。
ユーミンのカバー「中央フリーウェイ」を演奏したあとには“フィッシュマンズ”の「MELODY」が飛び出す。
こいつはかなり意外な選曲。いわゆる“渋谷系”への思いが、KERAさんにはあるのだろうな。
本編最後の曲は「プロペラ」。どこか切なく、どこか爽快なナンバー。大好きな曲でフィナーレ。

アンコール、「他にも楽しい事がある中、これを選んでくれてどうもありがとう」とKERAさん。
メンバーをひとりひとり紹介しながらステージに呼び込む。このあたりの律義さも好き。
そして聴き慣れない曲が始まる。“新東京正義乃士”の「しらたき弁当」という曲らしい。
これはわからないだろ。さすがの選曲。ナゴムレコードココにあり!という感じ。
続いて「KERAさん逃げて」33周年を祝って「ラン・ケラリーノ・ラン」。ステージを走るKERAさん。
二回目のアンコールに突入し、KERAさんはメンバーひとりひとりと会話をしながらMC。
そして最後は「LANDSCAPE SKA」を演奏して、21時50分ごろ終了。

せっかく渋谷へ来たのだから、終演後はやはり打ち上げに行きたいところ。
三連休の中日ではあるけれど、日曜日なので営業していない店も多く、
そのくせ人が多いようなので、行きたい店はどこもイッパイ。
というわけで「春日亭」で鶏豚油そばを食べる。こういうのも悪くない。
バスに乗って帰宅。

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