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2024年10月 2日 (水)

STARDOM「STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Oct.」後楽園ホール

今日は後楽園ホールへ、STARDOM「STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Oct.」を観に行く。
平日の夜だからチケットがお安くなっているSTARDOMナイター。行けるときは行くしかないでしょ。
仕事を早めに切り上げて、17時40分過ぎには現地入り。まずは恒例の東京ドームの様子うかがい。
こちらはプロ野球のナイターがある模様。もう10月なのに、まだプロ野球をやっている事に感心。
18時過ぎに開場入り。エレベータの待ち行列はほとんど無し。やっぱり平日は厳しいのかな。
今日の席は指定A席 南側A列28番。赤コーナーの花道寄りの位置。このへんがベストポジションかも。
観衆は844人。北側雛壇は前方のみ客を入れている感じ。ちょっと寂しい雰囲気。

18時30分になる少し前、いつも通りフライング気味に対戦カードが発表される。
そして第1試合は、中野たむ&さくらあや vs 鈴季すず&AZM のタッグマッチ。
中野と鈴季にとっては、10月5日名古屋のワールド王座タイトルマッチの前哨戦でもある。
というわけで序盤から中野と鈴季はバチバチのぶつかり合い。激しい打撃技でお互いを確かめ合う。
赤コーナー花道を通って、鈴季は中野を南側客席中ほどの通路に連行。鈴季の蹴りで中野は階段落ち。
ちょうど私の席のところに中野が落ちてきて、ドキドキしてしまった。ものすごい臨場感。
中盤から試合はさくらとAZMを中心に展開。AZMの厳しい攻めに、さくらも必死に応戦する。
だけど最後はAZMのダイビングフットスタンプに、さくらはマットに沈んだ。説得力のあるフィニッシュ。
試合後、鈴季は中野に向かって「自分の事しか考えてねえから、自分んとこの新人育たないんじゃないの?」とマイク。
中野やコズエンがそうなのかは知る由も無いけど、自分の周りの事を考えると心に刺さる一言だった。

第2試合は、天咲光由&妃南&稲葉ともか vs 琉悪夏&吏南&稲葉あずさ の6人タッグマッチ。
“Neo Genesis”と“God's Eye”の混成タッグと“H.A.T.E.”との対戦。2組の姉妹対決でもあり、
天咲と吏南にとっては10月5日名古屋のフューチャー王座タイトルマッチの前哨戦でもある。複雑な人間関係。
試合は天咲と吏南からスタート。こちらも激しいぶつかり合いだけど、6人タッグらしい目まぐるしい展開が続く。
しかし“H.A.T.E.”のチームワークが急造タッグを上まわり、最後は琉悪夏が妃南をネックハンギングボムで仕留めた。

第3試合は、向後 桃 vs 渡辺 桃 のシングルマッチ。
桃と桃との対決。ファンは「小桃」と「桃」と呼び方を分けているけど、紛らわしいと言えば紛らわしい。
試合中も向後への声援に対して、「どっちの桃だよ?」と渡辺が嫌味たっぷりに言い放つ場面も。
それに対して向後はあくまでも正攻法で立ち向かう。そういうストイックなところは好きなんだけどな。
場外で椅子に叩きつけられても、激しいエルボーやキックを受けても、必死に食らいついていく向後。
素早い丸め込みに活路を見出そうとするも、渡辺のパワーに押されてBドライバーでフォールを奪われてしまった。

第4試合は、朱里&レディ・C&八神蘭奈&ななみ vs ジーナ&月山和香&HANAKO&梨杏 の8人タッグマッチ。
“God's Eye”と“E neXus V”との対戦。全体的に荒れ模様な本日の試合の中で、じっくりと楽しむことが出来た。
レディとHANAKOの高身長対決は迫力満点。先輩のレディと互角に渡り合うHANAKOが凄い。
チームとしては“God's Eye”が一枚上手という感じ。八神と朱里のキックの連携が月山を追い詰め、
4人同時のサブミッション攻撃も場内を大いに沸かせた。負傷のため欠場となった鹿島沙希に代わり、
“ディアナ”から参戦したななみの動きも良くて、最後は梨杏をノーザンライトスープレックスで仕留めた。

第5試合は、葉月&コグマ vs スターライト・キッド&星来芽依 のタッグマッチ。
9月28日の後楽園大会で完全復活した葉月が、盟友のコグマと組んで“FWC”として登場。
迎え撃つのは10月5日の名古屋で一騎打ちを行うキッドと、“Neo Genesis”の頼れるパートナー星来。
試合は葉月とキッドを中心に展開。元気になった葉月が、コグマとの巧みな連携でキッドを追い込む。
試合中盤、葉月とキッドは激しいエルボーの撃ち合い。お互いの意地と意地とが交錯する。
そして場外に落とされた葉月がキッドに椅子を投げつけたところでキッドがブチ切れ。
東側雛壇席の看板にキッドが葉月を叩きつけ、客席の椅子に向かってお互いを投げ飛ばす。
もつれ合いながら北側ステージ席で乱闘を繰り広げるうちに、無情な20カウントが数えられていた。

セミファイナルは、“Cosmic Angels” なつぽい&安納サオリ&水森由菜&玖麗さやか vs
“H.A.T.E.” 刀羅ナツコ&上谷沙弥&テクラ&小波 の4vs4イリミネーション8人タッグマッチ。
注目は10月5日の名古屋でワンダー王座を争うなつぽいとテクラ、そして上谷を執拗に追いかける玖麗。
OTR有りのイリミネーション・マッチでゲーム性が高いけど、それぞれの思惑が交錯した闘いが展開される。
序盤戦はなつぽいとテクラの息詰まる闘いから始まり、タッチを受けた上谷が玖麗をとことん痛めつけていく。
場外乱闘で流れを変えた“H.A.T.E.”が試合を有利に進めるも、玖麗が上谷をOTRで道連れにする大健闘。
最後に残ったのはなつぽいとテクラ。負けた選手はバックステージに下がらなければならない特別ルールのため、
二人だけの世界で激しい闘いが繰り広げられていく。タイトルマッチの前哨戦に相応しい一進一退の攻防。
そんな中、なつぽいのトラースキックをテクラがかわしてレフェリーに誤爆。ここが運命の分かれ道。
琉悪夏と渡辺 桃の乱入は「ジブンデヤリタイヨ」とテクラが阻止したものの、リングには屈強な外国人男性が・・・。
新日本プロレス“BULLET CLUB WAR DOGS”のクラーク・コナーズ。強烈なスピアをなつぽいに決める。
テクラが毒グモデスドロップをなつぽいに決めると3カウントが入った。なんという最悪の結末。
いくらなんでもやり過ぎ。男子レスラーは女子プロレスのリングには上がって欲しくない。

メインイベントは、岩谷麻優&羽南&飯田沙耶 vs トニー・ストーム&白川未奈&舞華 の6人タッグマッチ。
この試合は10月5日の名古屋で行われる岩谷とトニーのIWGP女子王座タイトルマッチの前哨戦。
赤コーナーの花道から岩谷が入場してくる時、私が掲げている応援タオルを指差してくれた。嬉しい。
試合は飯田と舞華のパワー合戦から始まり、両軍のコンビネーション・プレイへと展開していく。
息がピッタリのトニーと白川に、舞華が戸惑い気味に合わせていくところがおもしろい。
終盤は羽南がトニーを追い込むも、“E neXus V”の巧みな連携攻撃によって返り討ちにされ、
最後は岩谷・羽南に続けてストームゼロを決めたトニーが一人勝ちという感じだった。
試合後、岩谷を口汚い言葉で罵倒するトニー。それでも三人で披露した“武富士ダンス”は楽しそうだった。
いろいろな事があった今夜の大会。とっても楽しかった。21時10分ごろ全試合終了。

東京ドームのナイターもちょうど終わるタイミングらしく、水道橋駅界隈はたくさんの人。
ダメ元で「合掌」を覗いたら意外と空いていたので、呑んでいくことにする。
カウンターでいくつかつまみながら、生ビールと黒ホッピー。至福の時間。
23時前にはラストオーダーとなったので、神保町方面へ歩いて「福増」でシメのラーメン。
ちょっと食べ過ぎた・・・反省。神保町駅から都営新宿線に乗って帰宅。

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