STARDOM「第14回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ戦~ in KORAKUEN NIGHTER」後楽園ホール
夕方になって出かける。今日は後楽園ホールへ、STARDOM
「第14回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ戦~ in KORAKUEN NIGHTER」を観に行く。
月に一度のスターダム。平日夜のナイターということで、アリーナ席以外は一律5,000円という価格設定。
17時半には現地入りして、まずは恒例の東京ドームの様子うかがい。今日は何もやっていない。
だけどイルミネーションがクリスマス仕様になっていて、ちょっとばかり心がウキウキする。
18時過ぎに会場入り。エレベータの待ち行列はけっこう長い。だけどすぐに入場することが出来た。
今日の席は指定A席 南側A列29番。赤コーナーに近い位置。通路際というのが嬉しい。
観衆は1,026人。ほどよく満員という感じ。平日にしては大健闘というところか。
18時20分ごろ、11・16大阪「NEW BLOOD WEST2」で羽南を相手にデビューする練習生・纏(まとい)の
公開スパーリング(5分間)が始まる。スパーリング相手はコーチのミラノコレクションA.T.、レフェリーは朱里。
関節の取り合いからグラウンドの攻防、そしてロープワーク。華やかさはないけれど、プロレスを感じさせる一戦。
纏は「今日の相手は星来芽依」と聞いていたらしく、「スターダムはこういうことあるから」とミラノがフォロー。
そして予定時間の18時30分よりフライング気味に試合開始。
第1試合は、中野たむ&玖麗さやか vs 小波&上谷沙弥 のレッドゴッデス公式リーグ戦。
この4人に入ってしまうと、デビュー10ヶ月の玖麗が圧倒的に不利。小波と上谷は特に強い。
それでも中野にリードされて、しっかりと試合の流れについていく玖麗はスゴい。
終盤は中野と上谷の一騎討ちのような形になり、旋回式スタークラッシャーで上谷がピンフォール勝ち。
試合後は上谷が中野にワールド王座挑戦をアピール。黒スプレーで中野の顔を染め上げた。
第2試合は、今夜のカードの中で唯一タッグリーグ公式戦でない試合。
“FWC” 葉月&コグマと“NEO GENESIS” AZM&天咲光由 の混成チームと、
“God's Eye”妃南&レディ・C&八神蘭奈●&稲葉ともか との8人タッグマッチ。
このところユニットの垣根を越えたマッチメークが多いけど、これが意外と面白いんだよな。
いきなりコグマがマイクを握り、本部席から「クマやりたい人」を募集。八神が危うくやってしまいそうになる。
対するレディのジャイアントスイングは15回転。二人まとめてのコブラツイストも綺麗に決めてみせる。
天咲も派手な動きだけでなく、きっちりと締め技を極めてくるところが成長したなと思う。
最後は天咲が八神を天橋立でしっかりと丸め込んでピンフォール勝ち。
第3試合は、スターライト・キッド&鈴季すず vs 月山和香●&梨杏 のブルーゴッデス公式リーグ戦。
身体能力が高いキッドと鈴季、キッドの代名詞であるその場跳びムーンサルトを二人揃って決める。
えげつない攻めを見せる二人に、文字通りがむしゃらに立ち向かっていく月山と梨杏。
デビューしてまだ7ヶ月の梨杏。その動きが立体的になってきたような気がする。
だけどやはりキッドは実力差を見せつけ、黒虎脚殺を執拗に決めて月山からギブアップ勝ち。
第4試合は、星来芽依&狐伯 vs 吏南&稲葉あずさ のブルーゴッデス公式リーグ戦。
荒っぽい攻撃で試合をかき回していく吏南&稲葉、スピードで対抗する星来&狐伯。
感情と感情とが交錯する試合展開、これぞ女子プロレスという感じでおもしろい。
目まぐるしい攻防の中、両チームの連携も冴えていたけど、星来のミサイルキックが狐伯に誤爆。
稲葉がアネゴエを星来に決めたところを、吏南がピンクデビルを星来に決めて勝利。
第5試合は、岩谷麻優&向後 桃 vs 朱里&鹿島沙希 のレッドゴッデス公式リーグ戦。
鹿島がいきなり起死回生を岩谷に決めて、あわやカウント3という波乱の幕開け。
それからはいつも通り、のらりくらりとした試合展開の鹿島。朱里をうまく利用して試合を有利に進める。
岩谷と向後の攻撃はスピーディでパワフル。特に向後の動きがこのところすごく良く感じる。
だけどそれが結果に結びつかない。最後は鹿島のダブルアーム式ニーバスターでマットに沈んだ。
第6試合は、羽南&飯田沙耶 vs 水森由菜&さくらあや のブルーゴッデス公式リーグ戦。
このところ一皮むけた感じの水森と、成長著しいといったところのさくら。
対する羽南&飯田はリーグ戦では未だに勝ち星に恵まれず、ここらが踏ん張りどころ。
両チームの思いが錯綜して、試合はスウィング。特にさくらの動きがすごくイイ。
あと一歩のところまで羽南を追い込んだけど、最後は必殺のバックドロップホールドでフォール負け。
だけどこの技を出させたところに、この闘いをやった意味があったと思う。
セミファイナルは、舞華&HANAKO vs 刀羅ナツコ&琉悪夏 のレッドゴッデス公式リーグ戦。
テーマ曲が鳴っているというのに、なかなか姿を現さない“H.A.T.E.”のふたり。
これは嫌な予感・・・と思っていたら、南側客席後方から舞華とHANAKOを連行する形で入場。
そのまま試合開始となり、場外乱闘から数々の凶器を使っての攻撃で舞華を追い込んでいく。
さすがの舞華もグロッキー状態でフラフラ。なかなか反撃の糸口をつかむことが出来ない。
流れを変えたのはHANAKO。恵まれた体格を活かして、刀羅と琉悪夏に立ち向かっていく。
舞華はフラフラになりながらも、最後はみちのくドライバーⅡを刀羅に決めて勝利。
“杯 High Mate”はタッグリーグここまで無傷の全勝。勝利の祝杯は缶ビールで乾杯!
メインイベントは、なつぽい&安納サオリ vs 渡辺 桃&テクラ のブルーゴッデス公式リーグ戦。
日に日に険悪になっていくなつぽいとテクラの関係。試合前から物騒なやり取りが繰り広げられてきた。
なつぽいに破壊されたテクラの右手には白いギプス。これを利用して、なつぽいを攻め込んでいく。
打撃技を中心にした殺伐とした試合展開。「サプライズ!」と叫ぶテクラに惑わされるなつぽい。
その隙を突いてテクラが毒グモデスドロップをなつぽいに決めて、タイムアップ直前のところで勝利。
試合後、テクラが再び「サプライズ!」と叫ぶと、クラーク・コナーズがリング下に姿を現わす。
なつぽいの危険を察知して、コズエンのメンバーが身を挺して守る。そこに“STARS”も加勢する。
その勢いに押されて、控室に帰るクラーク・コナーズと“H.A.T.E.”の面々。ちょっとイイ場面だったな。
「絶対に負けない」というなつぽいの叫びが印象的。21時30分ごろ全試合終了。
かなり遅くなってしまったけど、ここはやはり呑んでいきたい気分。
「大庄水産」を覘いたら、「22時半フードラストオーダー」というので入店。
冷やし茄子煮浸し・活帆立貝刺し・ふぐ唐揚げと、いつもとはちょっと違ったつまみを注文。
ドリンクは生ビールと黒ホッピー。この店のホッピーはメガジョッキで出てくるのでコスパ最高。
23時前にはおひらきにして、「富士そば」で紅生姜天そばを食べてから帰宅。
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