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2024年12月24日 (火)

STARDOM「STARDOM YEAREND X'mas NIGHT 2024」後楽園ホール

今日はクリスマス・イブ。
クリスマス・ソングを聴きながら在宅勤務。穏やかな気持ちで仕事をすることが出来たかな。
特に大きな意味は無くても、そういう気持ちで過ごすことは大切。

夕方になって出かける。
今日は後楽園ホールへ、STARDOM「STARDOM YEAREND X'mas NIGHT 2024」を観に行く。
月に一度のスターダム。クリスマス・イブの興業は、ありがたいようなそうでもないような。
17時には仕事を切り上げて水道橋へ。まずは恒例の東京ドームの様子うかがい。
今日は何もやっていないけど、明日・明後日の“日向坂46”のコンサートの準備が進んでいる。
クリスマス・イルミネーションは期待したほどではなくて、ちょっとばかり拍子抜け。
18時10分ごろ会場入り。エレベータはほとんど待たずに乗ることが出来た。お客さん若干少なめ。
今日の席は指定A席 南側A列33番。赤コーナーに近い位置。コーナーマットがちょっと邪魔。
観衆は1,009人。ほどよく満員という感じ。クリスマスにも関わらず、よく入っている印象。

客席に入ると、リング上では5分間の公開スパーリングの真っ最中。
プロデビューをめざす練習生アキラとユリアの対戦。レフェリーは舞華。
グラウンドでの極め技が中心の展開だけど、ドロップキックなどの飛び技も繰り出される。
最後は両者気迫あふれるエルボーの撃ち合いの中、試合終了を告げるゴングが鳴った。

そして予定時間の18時30分より試合開始。
第1試合は、星来芽依 vs 向後 桃 のハイスピード選手権試合。
絶対王者となりつつある星来に対して、心境著しい向後が果敢に挑んでいく。
“ハイスピード”の名に恥じない、両者のスピーディーな試合展開に目を奪われる。
向後がかなり攻め込んだものの、最後は星来が得意技のチェックメイトでフォール勝ち。

第2試合は、月山和香&HANAKO&梨杏 vs 吏南&フキゲンです★&稲葉あずさ の6人タッグマッチ。
“E neXus V”と“H.A.T.E.”との対決。それぞれのユニットの中でも特攻隊的な存在の6人。
それだけに“H.A.T.E.”も変に反則に走る事はなく、正面からぶつかり合う試合展開。
特にHANAKOと吏南のダイナミックな技の掛け合い、グラウンドの極め合いは見応え抜群。
そんな中で吏南との合体技からの姉超で、稲葉が月山からフォールを奪ってみせた。

第3試合は、鹿島沙希 vs 浜辺 纏 vs コグマ の3WAYバトル。
11月にデビューしたばかりの浜辺。フレッシュさを漂わせながらも、なかなかの落ち着きを見せる。
コグマはクリスマスならではのトナカイのコスチューム。鹿島と組んで浜辺にクマポーズを強要する。
鹿島は相変わらずの省エネファイト。南側客席後方まで逃げるが、コグマと浜辺に捕まってしまう。
最後はコグマがダイビングボディプレスで浜辺を押さえ込んだところを鹿島が急襲。
コグマが持ち込んだ大きな靴下をコグマの頭にかぶせて、横取り式に浜辺をピンフォール。

第4試合は、安納サオリ&水森由菜&さくらあや vs 八神蘭奈&稲葉ともか&ななみ vs
AZM&鈴季すず&狐伯 の3WAYトリオバトル。総勢9人のレスラーによる闘い。
ただでさえ素早い試合展開に目が追いついていかないのに、こうなるともう何が何だかという感じ。
そんな中でも、さくら・八神の新世代、稲葉・ななみ・琥珀の所属外選手の闘いぶりに目を惹かれる。
特にさくらの場外プランチャにはビックリ。いつの間にこんな立体的な攻撃が出来るようになったのか。
最後は稲葉の一瞬の隙を突いて、安納がスペシャルポテリングを決めてみせた。

第5試合は、“STARS” 岩谷麻優&葉月 vs “God's Eye” 妃南&レディ・C のタッグマッチ。
クリスマスと言えば“STARS”。岩谷がサンタクロース、葉月がトナカイのコスチュームでファイト。
レディが身長を活かして手四つを仕掛けると、葉月が岩谷を肩車して対抗する。
するとレディは妃南を肩車。そのまま騎馬戦になだれ込むも、妃南があっと言う間に岩谷の帽子を奪う。
子供のように寝転がって泣きわめく岩谷と葉月・・・おもしろ可笑しい試合が繰り広げられる。
それでも決めるところはビシッと決める。最後は岩谷が妃南をムーンサルトプレスでピンフォール。

第6試合は、朱里&舞華&白川未奈&羽南&飯田沙耶 vs 刀羅ナツコ&渡辺 桃&テクラ&小波&琉悪夏 の
10人タッグマッチ。“God's Eye”“STARS”“E neXus V”の正統派連合軍とヒール軍団“H.A.T.E.”との闘い。
凱旋試合で張り切る白川や心境著しい羽南と飯田の試合を楽しみにしていたのに、“H.A.T.E.”が全てぶち壊した感じ。
東側・西側のアリーナから雛壇席にかけて大乱闘。刀羅は舞華を南側客席後方まで引きずり回す。
そうしているうちに両軍リングアウト引き分け。“H.A.T.E.”は意図的に仕掛けたように思えた。

セミファイナルは、天咲光由 vs 玖麗さやか のフューチャー・オブ・スターダム選手権試合。
新チャンピオンになったばかりの天咲に、このところ急成長中の玖麗がチャレンジする試合。
玖麗は黒と白との組み合わせのニューコスチューム。この試合に懸ける思いの強さを感じる。
初防衛戦に臨む天咲も気合充分。いつもよりゴツゴツした闘いを仕掛けていく。
胴締めスリーパーやスピアーで天咲を追い込んでいく玖麗。客席からは大きな「玖麗」コール。
ひょっとしてイケるんじゃないか?と思うところもあったけど、最後は天咲が天聖で仕留めてみせた。

メインイベントは、中野たむ&なつぽい vs 上谷沙弥&スターライト・キッド のタッグマッチ。
赤いベルトと白いベルトの前哨戦。“Cosmic Angels”の二人はイイけど、対角の二人はやりにくそう。
だけどクリスマスカラーのコスチュームに身を包んだキッドと漆黒の衣装の上谷、連携もどこかギクシャク。
試合は派手な場外乱闘を含む大乱戦。その中でいつも通りのコンビネーションを見せるコズエンの二人。
中盤は白いベルトの前哨戦、終盤は赤いベルトの前哨戦という感じの試合展開。お互いに一歩も引かない。
上谷は北側ステージ席から中野に向かって決死のダイブ。それでも粘る中野。このまま時間切れか?
そんな空気が漂い始めたところ、上谷の一瞬の隙を突いてアンドロメダで中野がフォール勝ち。

試合終了のゴングと共に、“H.A.T.E.”がリングに乱入。すかさずコズエンを始めとした面々が迎え撃つ。
29日の両国国技館大会に向けて、それぞれの思いが交錯しての大乱闘が繰り広げられる。
それをシメたのは赤の王者の中野たむ。“H.A.T.E.”を除く全員をリングに呼び込む。
「2024年をみんなで振り返ろうじゃない! いろんなことがあったよね。それではVTRスタート!」という
中野の言葉を合図に2024年を振り返る映像がスクリーンに映し出される。
「STARDOMは皆さんの希望になります」と言って、全員でSTARDOMポーズを決める。
リングには粉雪が舞い散る。とっても素敵なフィナーレ。21時50分過ぎに終了。

ずいぶんと遅い時間になってしまった。
どこかで呑んでいきたいところだけど、水道橋駅界隈は23時閉店の店が多い模様。
というわけで呑むのはあきらめて、「富士そば」で紅生姜天そばを食べる。
クリスマス・イブだからコロッケもつけてみた。こういう時、この店はありがたい。
そのまま神保町駅まで歩く。この辺には24時過ぎまでやっている店がある。覚えておこう。
兎にも角にも、クリスマスおめでとう。

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