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2025年1月 9日 (木)

VOW WOW「THE RETURN OF THE KING」TOKYO DOME CITY HALL

今日はTOKYO DOME CITY HALLへ、VOW WOW「THE RETURN OF THE KING」を観に行く。
昨年の6月に14年ぶりの復活を果たした“VOW WOW”、自分は観に行けなかったので今回ようやく観られる。
17時には仕事を切り上げて、神保町駅から歩いて水道橋へと向かう。途中で「タクト」へ寄り道。
東京ドームでは“BE:FIRST”というアーティストのコンサート。激混みかと思いきや18時開演なので人はまばら。
こちらは19時開演なので18時半ごろ会場入り。それほど並ばずに入場。グッズも売り切れで誰も並んでいない。
今日の席は、第2バルコニーB1階5列51番。アリーナからみると2階になるけど、ステージはそれほど遠くない。
ステージ真正面の位置だし、視線を遮る物が無いので、これはこれで当たりのポジションかもしれない。
緞帳が下りていて、ステージの様子はわからない。はち切れそうな期待感だけが会場内を包んでいる。

予定通り19時ちょうどに開演。
「In The Beginning」が流れる中、ステージを覆っていた緞帳があがると、Keyboards:厚見玲衣、
Guitar:山本恭司、Vocal:人見元基、そしてSupport Drums:岡本郭男、Support Bass:永井敏己がスタンバイ。
ステージ後方には、今回の復活用に作成された“V”の新ロゴのバックドロップ。このあたりのセンスも素敵。
オープニングは「Go Insane」。元基のヴォーカルがとにかく凄い。恐ろしいほどに声が出ている。
恭司はYAMAHA HRを縦横無尽に操り、厚見さんはコの字型のキーボード要塞で多彩な音を奏でる。
続いて「Eclipse」からの「Siren Song」。私が一番好きだった時代のナンバーが続いてゴキゲン。
「VOW WOWが帰って来たぜ。昨日もやったんだけどね」と、相変わらず自然体でお茶目な元基。
次の「You're The One For Me」では歌詞を飛ばしてしまい、二回演奏するというハプニング。
そしてそのまま「Love Walks」へ。これでもか!と言わんばかりの元基のヴォーカル。本当にド迫力。
メンバー紹介をはさんで、バラードの「I've Thrown It All Away」、独特な雰囲気が漂う「Mountain Top」。
ここで恭司がひとりステージに残ってギターソロ。エフェクターを駆使したSPACYなサウンド。
再びバンドメンバーが加わり、恭司がフェニックスSGに持ち替えたところで「Nightless City」が始まる。
唄い出しで元基がちょっとトチっていたけど演奏は完璧。70分ほど演奏して、25分間の休憩時間に入る。

第2部は20時35分過ぎにスタート。まずは元基がひとりでステージに登場。
「ROCKコンサートなんですけど、静かな曲を」と言って、“Carpenters”の「Superstar」をアカペラで唄う。
元基の凄いところは、いわゆるメタル的な歌唱だけでなく、普通に唄っても歌が上手いところなんだな。
そしてバンドが加わって「Don't Tell Me Lies」。続いて「イギリスへ行く前の曲。何だと思う?」と元基。
お客さんからいろいろな曲名が出てきて、「なんだかリクエストコーナーみたい」と恭司。
答えは「Stay Close Tonight」。アルバム「VOW WOW Ⅲ」に収録された曲。久しぶりに唄うらしい。
厚見さんの重厚なキーボード・ソロをはさんで「Sign On The Times」、続いて「Pains Of Love」。
ここでまた元基が出だしをトチる。あくまでも自然体なんだろうけど、ちょっとハラハラする。
だけど演奏が始まるとビシッと決めてみせる。「Helter Skelter」はオリジナル以上に最高の演奏。
厚見さんはショルダーキーボードを駆使して、恭司のギターとソロ合戦。見応えのある闘い。
そして恭司が再びフェニックスSGを手に取り、「Premonition」からの「Hurricane」。
サウンドのカッコ良さという点では、この「Hurricane」が自分史上最高の曲。
ドラム・ベースがボトムを固めて、キーボードとギターが暴れまわる。だけど、あくまでもヴォーカルがメイン。
ドラム・ベース・キーボード・ギター・ヴォーカルという5人編成のバンド・サウンド、こういうロックが大好き。
本編最後は「Shot In The Dark」。いやぁ~燃える。今夜は座ったまま聴いていたけど、それはそれで最高。

アンコール、再びメンバーがステージに登場。
元基は「昨日も言ったけど、これで終わりじゃないからね」とポツリ。こいつは嬉しい宣言。
「Don't Leave Me Now」を演奏したあと、厚見さんのキーボードと恭司のギターが怪しくからみつく。
「Shock Waves」が始まり、元基が切々と唄いあげたところで再びステージは暗転。
ダブルアンコールに突入して、「Rock Me Now」を会場全員でシンガロング。金と銀のテープが発射される。
まさに大団円という感じのフィナーレ。最後にみんなで記念撮影をして、22時ごろ終演。
最後までひとりステージに残り、なかなかその場を離れない元基が印象的だった。

【セットリスト】
第1部
OSE. In The Beginning
M01. Go Insane
M02. Eclipse~Siren Song
M03. You're The One For Me (2回演奏)
M04. Love Walks
M05. I've Thrown It All Away
M06. Mountain Top
M07. Guitar Solo [山本恭司]
M08. Nightless City
第2部
M09. Superstar [人見元基アカペラ]
M10. Don't Tell Me Lies
M11. Stay Close Tonight
M12. Keyboard Solo [厚見玲衣]
M13. Sign On The Times
M14. Pains Of Love
M15. Helter Skelter
M16. Premonition~Hurricane
M17. Shot In The Dark
アンコール1
EN1. Don't Leave Me Now
EN2. Shock Waves
アンコール2
EN3. Rock Me Now

水道橋・神保町の夜は早いので、地元駅まで戻って「磯丸水産」で呑む。
地元に朝4時まで営業している店があるというのは助かる。
23時近いというのにたくさんのお客さん。終電は大丈夫なのかな?
明日は出社日だけど、気分が良いので今夜はちょっと羽目をはずす。
24時を過ぎると、さすがに店内は空いてきた。こういう雰囲気、好きだなぁ・・・。
そうは言ってもほどほどに。24時20分過ぎにはおひらきにして帰宅。

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