仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time DJ」南青山MANDALA
今日は南青山MANDALAへ、仲井戸麗市「CHABOのKing Biscuit Time DJ」を観に行く。
今回は1月・2月・3月の三回行われるCHABOのDJ、今日はその初日。
今回から「SeasonX」という呼び方になった。Season1:2023年11月×2回・12月、
Season2:2024年1月・2月・4月、Season3:2024年6月・7月・8月、
Season4:2024年9月・10月・12月、Season5:2025年1月・2月・3月 という感じかな。
17時過ぎに家を出て、いつものように表参道駅へ。理由もなく好きなこのコース。
18時20分過ぎ会場に到着。狙い通り誰も並んでいない。開場時間を外してきて正解。
今回はパスタディナーSeatにしたので、白ワインとボロネーゼをチョイス。
整理番号はA-11、ステージ正面の二列目。CHABOと正面から対峙する感じの位置。
いつもよりお客さんは少なめ。ちょっと寂しい感じもするけど、これぐらいの方が快適。
客入れBGMとして“FOTHERINGAY”なるバンドのアルバムがかかっている。
予定より遅れて、19時03分に開演。いつもよりちょっと早め。
CHABOは帽子をかぶってメガネをかけ、柄物のシャツを羽織ったいつものスタイル。
ステージ中央に置かれた椅子に腰かけ、積まれたCDを手に取りながらかけていく。
そしてステージ下手のスクリーンには、プレイ中のアルバムのジャケットが投影される。
OpeningSE. Hey Mr. DJ [Van Morrison]
⇒オープニングはもちろんこの曲。「あけましておめでとう~!」とCHABOは挨拶。
M01. Rock My Blues Away [Clarence "Gatemouth" Brown]
⇒先日サイン会をしたという話から、CHABOがサインをもらった事があるこの人の曲を。
M02. Sweet Sue (Just You) [Django Reinhard]
⇒DJでしばしば取り上げるテーマ、本日1月23日が誕生日のアーティストということでセレクト。
⇒今日も「(生)おハガキコーナー」ということで、お客さんからのメッセージや質問を読みあげる。
いつも「鉛筆の字が薄い!」とCHABOがボヤくので、今回からボールペンで書くよう受付で渡された。
M03. Generique [Miles Davis]
⇒本日が誕生日だという女優:ジャンヌ・モローが主演の映画「死刑台のエレベーター」よりMiles Davisの演奏。
M04. ブルース、ハウハウ part II [仲井戸麗市]
⇒Miles Davisからトランペット繋がりということで、ニューアルバムから渡辺隆雄が参加したこの曲を。
CHABOは自分の作品にトランペットを入れたいとずっと思っていたそうで、今回それが叶ったとのこと。
⇒CHABOがしばしば目を通しているメモ、「タイピング・英語学習」の広告の裏面というのが笑える。
M05. 新宿 Swamp [仲井戸麗市]
⇒サイン会で出会った若者が「この曲を聴いて好きになった」と話していたという話から。
⇒「(生)おハガキコーナー」でRCの「春うらら」の話題になり、「知ってる人?」と訊かれたので手を挙げたら、
「どういう歌? 唄えないか」と言われた。CHABOのお願いでも、さすがにそれは厳しいかも。
M06. Midnight at the Oasis [maria muldaur]
⇒「君が僕を知ってる」の間奏のギターソロは、Amos Garrettのギターの影響を受けているとのこと。
Amos Garrettが参加しているこの人のアルバム、出演したライブハウスでかかっていて知ったらしい。
⇒ここで開始から1時間が経過。いつものようにスタッフからクッキーと紅茶が差し入れられる。
M07. Memphis Women and Chicken [Donnie Fritts]
⇒「新宿 Swamp」からの流れで、Swamp系のナンバーを。歌詞を朗読してからプレイ。
M08. Late November [Sandy Denny]
⇒冬になるとよく聴く曲。ジャケットが好きでCD棚から引っ張り出して聴いているとのこと。
客入れBGMでかかっていた“FOTHERINGAY”も、Sandy Dennyが組んでいたバンド。
彼女は自虐的な性格で、最後は階段から落ちて亡くなったらしい。
⇒「(生)おハガキコーナー」をきっかけに、1月21日に“The Band”のGarth Hudsonが亡くなったことに触れる。
M09. さびたとびら [山口フジオ]
⇒このCDプレイヤーはカセットテープもかけられる。カセットを整理していたら目に留まったということで。
⇒曲が終わったところで、「唄い方がどんとに似ている」とエミ社長と話したと言うCHABO。
何気なく言ったのだろうけど、もうすぐどんとの命日なので、ちょっと因縁めいたモノを感じてしまった。
思えば今夜のDJは「死」を感じさせる。意図的では無いと思うけど、自分はそのニュアンスを強く受け止めた。
M10. Are You Alright? [Lucinda Williams]
⇒“麗蘭”で歌詞を借りて演奏している曲。難しい状態になっていた両親に向かって書いたとのこと。
M11. Soul Man [Sam & Dave]
⇒「僕らが好きだったリズム&ブルースの要素が全て詰まっている」と、先日他界したSam Mooreを偲んで。
M12. Something [仲井戸麗市]
⇒今夜はニューアルバムからの選曲が多め。CHABOの思いや如何に。
M13. 「僕らのBIG PINK」で...
⇒Garth Hudsonが亡くなったことを受けて、予定曲を急遽変更してこの曲を生演奏。
M14. 行こう! (戦友へ) [仲井戸麗市]
⇒ちょっとHeavyな雰囲気を吹き飛ばすように「ぶっ飛んでいこうぜ!」とCHABO。21時28分に終演。
あまりにも凄い内容だったので、放心状態のまま表参道駅まで歩く。
こんな時はひとりでちょっと呑みたい気分。だけど行きつけはどこも大混雑。
晩ごはんは済ませているので「富士そば」や「日高屋」へ行くわけにもいかず。
コンビニで買い出しをして、家で少し呑む。
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