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2025年1月25日 (土)

伊藤 蘭「Over the Moon Ran Ito Concert Tour 2024-2025」東京ガーデンシアター

今夜は東京ガーデンシアターへ、伊藤 蘭「Over the Moon Ran Ito Concert Tour 2024-2025」を観に行く。
昨年の8月から始まった今回のツアー、本日の東京が千穐楽。個人的には二度目の参加となる。
東京ガーデンシアターは初めて行く会場。通勤経路通りに豊洲駅まで行き、ゆりかもめで有明テニスの森駅へ。
豊洲で紙テープを探したりしたので、会場に着いたのは16時半ごろ。けっこうギリギリになってしまった。
グッズ売り場はかなり並んでいたけど、紙テープを買うために並ぶ。開演予定時間の5分前に無事購入。
今日の席はアリーナXCブロック7列3番。ステージ上手側、4列から始まっているので実質的には4列目。
ステージがかなり近い。フラットなフロアだけど、これなら観やすい。劇場型仕様という椅子もイイ感じ。
バルコニー1~3を含めてトータル8,000人収容。どこからでも観やすいというのが売りらしい。

予定より遅れて、17時05分ごろ開演。
まずはDrums:そうる透、Bass:笹井BJ克彦、Guitar:是永巧一、Keyboards:佐藤 準、Percussion:notch、
Sax:庵原良司、Chorus:渡部沙智子、Chorus:高柳千野 のバンドがステージにスタンバイ。
そして黒のライダースジャケット姿の蘭ちゃんがステージに登場。演奏は「ICE ON FIRE」からスタート。
続いて「恋するリボルバー」。いきなりのキラーチューンに、お客さんは全員スタンディングで応える。
「なみだは媚薬」を唄ったところでMC。「昨年の8月25日に大阪からスタートして、いよいよ本日で最終回。
皆さんとお互いに元気で会う事が出来て、同じ時間を過ごせて、本当に幸せに思います。嬉しいです。
心を解き放して、ツアータイトルのように『月を越える』ほどの楽しい時間にしていきましょう」と挨拶。
そして早くもキャンディーズ・ナンバー。「アン・ドゥ・トロワ」「やさしい悪魔」はリアレンジ・バージョン、
「銀河系まで飛んで行け!」はオリジナル・アレンジで披露。図らずも吉田拓郎 作のナンバーが並ぶ。
バンドメンバー紹介をはさんで、「FUNK不肖の息子」「明日はもっといい日」「Shibuya Sta. Drivin' Night」。
黒づくめの衣装を脱ぎ捨てて、蘭ちゃんはシルバーに輝くワンピースへと衣装チェンジ。
最新曲の「風にのって~Over the Moon」「大人は泣かない」を唄って、第1部は1時間ほどで終了。

18時20分頃から第2部がスタート。
まずはバンドのみで「SUPER CANDIES」。この展開はもちろん“キャンディーズ”コーナー開始の合図。
赤いフリンジドレスに着替えた蘭ちゃんが「危い土曜日」「その気にさせないで」「わな」を唄う。
「お馴染みのキャンディーズの曲、今のところ4連キャン。すぐ終わっちゃうので、ちょっと長めにおしゃべりを」と
蘭ちゃんは言い、「ソロ活動を始めてから5年、キャンディーズは4年半。キャンディーズよりも長く歌っている。
色あせない楽曲をこれからもより輝いて届けられるように、微力ながら明日に繋いでいけたらな」と話す。
そして「ハートのエースが出てこない」「年下の男の子」「暑中お見舞い申し上げます」を唄ったあと、
「春一番」から「哀愁のシンフォニー」。「思い出に残る光景を皆さんと作りましょう」と言って紙テープ投げを解禁。
ステージに投げ込まれる色とりどりの紙テープ。「こっちを向いて~♪」のところでそのピークを迎える。
自分の手持ちは三本のみ。なかなか上手いこと投げられないものだなぁ~。もっともっと練習が必要(笑)
曲が終わったあと、紙テープの片付けタイム。蘭ちゃんは「みなさん、肩は大丈夫?」とお客さんを気遣う。
振り返るとバルコニー席からもたくさんの紙テープが飛んでいて、会場全体が紙テープまみれという感じ。
本編最後は「微笑がえし」。楽しいんだけど、何故かウルウルきちゃう・・・。心の中の何かをかき乱される。

アンコール、ライトブルーのお洒落なワンピースを着て登場した蘭ちゃん。
「先ほどは本当にありがとうございました・・・って、その節はどうもありがとうございましたという
奥様同士の会話みたい(笑)」と蘭ちゃんは言い、「この歌のように生きていけたら」と「美しき日々」。
「年齢に関して、『年甲斐もなく』『年相応』とありますが、音楽に関しては『年甲斐もなく』自然に接していきたい。
そのために皆さんが元気でいてください。そして私も頑張っていく所存でございます」と蘭ちゃん。
そしてツアーファイナルということで、「私の大切な家族、我が娘!」と趣里ちゃんをステージに呼び込む。
趣里ちゃんはツアーTシャツに赤いスパンコールのミニスカート。やっぱりステージ映えするなぁ~。
NHK連続ドラマ小説「ブギウギ」の劇中で唄った「買物ブギー」「ラッパと娘」を続けて披露。
「これまで共演を避けてきた訳ではなくて、尊敬する偉大な父と母なのでタイミングがなくて今日になった」と
言いつつ、実に堂々としたパフォーマンス。さすがにサラブレットという感じ。完璧なステージ。
そして再び蘭ちゃんがステージに登場して、趣里ちゃんと一緒に「春になったら」を唄う。
二人で手をつないで唄う姿を観ていると、過去・現在・未来がつながったように思えた。
最後にもう一度バンドメンバーを紹介して、19時35分過ぎにコンサートは終了。

【セットリスト】
第1部
M01. ICE ON FIRE
M02. 恋するリボルバー
M03. なみだは媚薬
M04. アン・ドゥ・トロワ
M05. やさしい悪魔
M06. 銀河系まで飛んで行け!
M07. FUNK不肖の息子
M08. 明日はもっといい日
M09. Shibuya Sta. Drivin' Night
M10. 風にのって~Over the Moon
M11. 大人は泣かない
第2部
M12. SUPER CANDIES
M13. 危い土曜日
M14. その気にさせないで
M15. わな
M16. ハートのエースが出てこない
M17. 年下の男の子
M18. 暑中お見舞い申し上げます
M19. 春一番
M20. 哀愁のシンフォニー
M21. 微笑がえし
アンコール
EN1. 美しき日々
EN2. 買物ブギー [vo.趣里]
EN3. ラッパと娘 [vo.趣里]
EN2. 春になったら [w.趣里]

終演後はいつも通りゆっくり目に会場を出る。会場前の通路が一方通行になっているので、かなりスムーズ。
それでもゆりかもめは混んでいるかなと思い、豊洲駅までブラブラと歩いて帰る。天気がイイので苦ではない。
豊洲で呑んでいこうと思ったけど、土曜日は休みの店が多い。なのでちょっと変化球で「太陽のトマト麺」。
食べる方がメインという感じだけど、生ビールと黒ホッピーをしっかりと満喫することが出来た。
これはなかなか良い作戦。21時過ぎにはおひらきにして、通勤経路の通りに帰宅。

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