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2025年1月18日 (土)

JOY-POPS「POWER BLUES」六本木 Billboard LIVE TOKYO

今日は午前中、ガス漏れ警報器の交換作業。
家のメンテナンスって、意外と大変なんだなぁ~。
だけど作業自体はあっと言う間に終了。ありがたい。

夜になって出かける。
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOへ、JOY-POPS「POWER BLUES」を観に行く。
昨年11月29日の大阪から始まった“JOY-POPS”のツアーも本日が最終日。
始まりがあれば終わりがあるのはわかっているけど、やっぱりちょっと寂しい。
16時半に家を出て、千代田線で乃木坂駅へ。開演までは時間があるので周囲を散策。
東京ミッドタウンはイルミネーションが綺麗。だけど年末ほど気分が盛り上がらないのは何故だろう?
今日は2nd Stageのみ参加。19時半ごろ会場入り。Billboard LIVEは相変わらずキラキラしている。
席はサービスエリアS指定席 11d番。ステージ下手の二列目、公平のマイクスタンドが近い。
ツアー最終日の最終公演だけあって、客席はお客さんでギッシリ。期待感に溢れている。

予定通り20時ちょうどに開演。
ステージ下手から二人が登場。総立ちで出迎えるお客さん。いきなりものすごい盛りあがり。
HARRYはキラキラ光るラメの上着、公平はナポレオンジャケット。そのコントラストが素敵。
演奏は「泥沼の妖精」から始まり、「どうもこんばんわぁ~JOY-POPSです」とHARRYが挨拶。
続いて「デルタのスー」「暗い月のブルーズ」。Blues色の強い曲が立て続けに演奏されていく。
HARRYは「ここらで懐かしいのをひとつ」と言って、リズムボックスをバックに「Jumpin' Shoes」。
懐かしい・・・というか、大好きなナンバー。このあたりから立ち上がって踊り出すお客さんもチラホラ。
HARRYが使っているギターは縞模様(虎柄?)のピックガード。このツアーから使い始めているようだ。
次にスライダーズのアルバム「WRECKAGE」から「どしゃぶり雨に洗われて」を演奏。
HARRYがアコースティックギターをガチャガチャかき鳴らし、公平もアコギでフレーズをかぶせる。

ここでお馴染みのナンバー「かえりみちのBlue」。公平のアコギとHARRYのテレキャスとのアンサンブル。
HARRYの唄に公平がコーラスを重ねる。なんだか神掛かっている・・・いつもより深く心に沁みた。
演奏後に二人がハグした瞬間、前方4列ぐらいのお客さんが「どひゃあ~!」という感じでのけぞった。
これはもう~反則! こんなもん見せられたら、卒倒してしまうよ。マジで。
リズムボックスをバックに「7th Ave. Rock」が始まると、そろそろライブ終盤の盛りあがりタイム。
立ちあがって踊りたい衝動にかられながらも、ステージ前方席は誰も立ちあがる気配が無いので遠慮する。
公平が目の前に来てギターを弾きまくっている。ギターのヘッドが目に刺さりそう。目のやり場に困る。
今回はHARRYと公平がポジションチェンジして逆サイドに来てギターを弾く場面はなかった。
それはちょっと残念・・・だけど、この位置からだと公平を見つめるHARRYの表情がよく見える。
HARRYは「イェーッ! サンキュー!」と叫びながら客席を指差す。ものすごく機嫌が良さそう。
次の曲は「パラダイス」。今回はリズムボックスの入る曲が多いな。これが2025年型の“JOY-POPS”。
「最後にJOY-POPSのブギーブルーズを・・・」とHARRYが言い(12月は公平が言っていた)、
跳ねる感じがひときわ強調されたアレンジの「Boys Jump The Midnight」で本編は終了。

ちょっと長めのアンコールに応えて、HARRYと公平が再びステージに登場。
「スライダーズ40周年、祝ってくれてサンキュー!」とHARRY。この言葉がすべて・・・たまらない。
そして「知らないヤツはいないと思うけど」と言いながらメンバー紹介。このやり取りも定番。
公平はHARRYを「港区で一番ノッている男」と紹介。「六本木で一番ノッている男」でないところがイイ。
「Knockin' On Your Door」を演奏したあと、最後の曲は「ミッドナイト・アワー」。
ステージ後方のカーテンが開き、六本木の夜景が目の前に・・・この席からは夜空しか見えないけど。
HARRYも公平も、外の様子をチラチラ見ている。そんな様子もたまらなく愛おしい。
今回のツアーは「POWER BLUES」のタイトル通り、ブルース色の強い演奏だと感じた。
だけど決してHeavyな感じではなく、前向きでキラキラした感じ。実際、HARRYのトップスはキラキラ!
それは冗談として、HARRYも、公平も、お客さんも、みんなキラキラしていた。
公平が2階席を見上げた時、サングラス越しに公平の目が見えた。少年のようにキラキラしていた。
いつもとはちょっと違った多幸感に包まれたライブだった。21時15分過ぎに終演。

【セットリスト】
M01. 泥沼の妖精
M02. デルタのスー
M03. 暗い月のブルーズ
M04. Jumpin' Shoes
M05. どしゃぶり雨に洗われて
M06. かえりみちのBlue
M07. 7th Ave. Rock
M08. パラダイス
M09. Boys Jump The Midnight
アンコール
EN1. Knockin' On Your Door
EN2. ミッドナイト・アワー

あまりにも神掛かったライブだったので、目と耳に焼き付けたものを上書きされたくない気分。
だから人の目を避けるようにして(笑)、誰とも話さずに会場をあとにする。
打ち上げも最寄り駅の「富士そば」でひっそりと。店内に流れている演歌が余計だけど、まぁイイや。
それぐらい大切にしたい瞬間だった。

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