« やすみ | トップページ | ひだかん暦 »

2025年3月22日 (土)

仲井戸麗市×早川岳晴×新谷祥子「再び、3人で奏でまSHOW」南青山MANDALA<Day-1>

今日は南青山MANDALAへ、仲井戸麗市×早川岳晴×新谷祥子「再び、3人で奏でまSHOW」を観に行く。
CHABOと新谷さんのジョイントライブはちょうど一年ぶり。今回は早川さんも加わって3人での演奏。
個人的には50代最後のライブ参加。明日は60代最初のライブ参加だし、その巡り合わせも嬉しい。
15時半過ぎに家を出て、いつものように表参道駅で下車。土曜日という事もあって街は混雑している。
少し時間調整して、16時半ごろ会場入り。今回はチケット代金が事前支払なので、並ばずスムーズに入場。
座席番号は21。番号的にどうかな?と思っていたのに、ステージ下手の最前列! ありがたい。
チケットはソールドアウトという事もあり、椅子がビッシリと並べられていて超満員という感じ。
ステージには上手にマリンバ、中央にウッドベース、下手にマイクとギターアンプが置かれ、こちらも超満員。

予定より遅れて、17時05分ごろ開演。
まずは新谷さんのステージ。赤い衣装の新谷さん、イメージによく合っている。
愛おしそうにマリンバを叩き、一言づつ噛みしめながら丁寧に唄を紡いでいく。
なんだか心が洗われるような気がする。新谷さんのステージはココが魅力。
「“3人で奏でまSHOW”なのにどうして一人で演っているの?と疑問に思うかも?」ということで、
本日は第1部が新谷さん、第2部がCHABO、第3部が三人での演奏になると説明。
雪かきを題材にした歌、田舎の言葉で唄いたいという歌、オシロイバナの花言葉にちなんだ歌、
いろいろなテーマの歌が次々と披露される。ほとんどが未発売曲・新曲というのだからスゴイ。
最後は早川さんが加わり、スコットランド民謡に続いて「Feel Like Going Home」。
「今日はオリジナルを演ります」と言いつつ、この曲を選ぶとは・・・さすが新谷さん。
50分ほどで新谷さんの演奏は終了し、セットチェンジに入る。

そして17時55分ごろ、CHABOのステージが始まる。
童謡「春が来た」が流れる中、CHABOと早川さんがステージに登場して「春かも し・れ・ん」。
続いて「つぶやき」。ちょっと重めの雰囲気でスタート。早くも早川さんのウッドベース・ソロが飛び出す。
「Otis Reddingムードで」という紹介で「Come on now」。お客さんの手拍子に乗って、演奏は一気に加速。
映画の話から「The Times They Are A-Changin'」が流れ、Bob Dylanのカバー「Going,Going,Gone」が始まる。
「だから俺は行くのさ・・・」という歌詞が、現在の自分の心境にピッタリとマッチして、思わずグッと来てしまった。

「新谷さんとちょっと演ろうかなぁ~」とCHABOは言い、新谷さんが加わって「サイクリング」。
衣装替えをして登場した新谷さん、CHABOに「服がイイ感じですね」と言われたけど確かに似合ってる。
「アルバム『Experience』をひとりで全曲演奏するライブを先日演ったので、今夜は演らない。
だけど新谷さんが来てくれているので、新谷さんが参加してくれた曲を」とCHABOは言って「夏の夜の夢」。
次の「Voltage」は最初いまひとつ三人の息が合っていないように感じたけど、曲が進むに連れてイイ感じに。
全身を使ってマリンバとパーカッションを叩く新谷さんに引っ張られて、ものすごいグルーヴを生み出している。
リズムはやはり身体全体で創るものなんだなぁ~と実感。それは人間にしか出来ないこと。
この曲で早川さんはIbanezのSRH500というフレットレスを使用。ボディがSemi-hollowでブリブリのサウンド。

新谷さんはココでひとまず退場して、再びCHABOと早川さん二人での演奏。
次の曲は「You Gotta Move」。Mississippi Fred McdoWellの唄が流れたあと、CHABOのギターからスタート。
CHABOと早川さんが交互に、そしてふたり一緒にヴォーカルをとる。早川さんのヴォーカルもすっかり板に付いた。
「Good Day」はオリジナル・アレンジでなく、Bluesyなニューアレンジで。オリジナルのほんわかとした感じとは違う。
続いて「アメリカンフットボール」。久しぶりに聴くような気がするけど、相変わらずスリリングな展開。
Woody Guthrieの曲が流れ、「今の時代はあまり無いかな」と言いながら本編最後は「ホーボーズララバイ」。
CHABOが弾くチェットアトキンスSSTの音色と、早川さんが弓で弾くウッドベースの音色が心地良い。
70分ほどでCHABOのステージは終了。ちょっとだけ休憩。

19時10分過ぎ、第3部が始まる。“新谷祥子とその手下”ということで3人がステージへ。
CHABOは“JUN SKY WALKER(S)”の和弥からもらったというフラットマンドリンを手に取って「春たけなわ」。
マリンバを叩き、いろいろな打楽器を鳴らす新谷さんに、CHABOは「忙しいね・・・」と声をかける。
アンコールではCHABOの曲と新谷さんの曲を交互に演奏するのが定番。次は新谷さんの番。
「川沿いを散歩中に落ちていたCDを見つけて作った曲」という紹介で、またもや新曲「舗道のセレナーデ」。
「もう一曲演る?」とCHABOは言い、すっかりお馴染みになっているセッション「BLUE MOON」。
新谷さんのマリンバがもの凄い迫力。早川さんのウッドベースソロがブンブンと唸る。
エンディングでは菅原都々子の「月がとっても青いから」が流れる。今夜はSEが多め。
次は新谷さん曲。「本当は『BLUE MOON』で終わりたいんですけど」と言いながら「賢者を愛せよ」。
以前演奏した時とは違うアレンジとのこと。早川さんは再びIbanezのSRH500を使用。
CHABOはディストーションを効かせたギターソロ。いつもとはちょっと違った音づくり。
「明日もあるのかぁ~二人でやっておいて」とCHABOは言い、最後は“おまけ”で「9月の素描」。
CHABOのアルペジオと新谷さんのマリンバ、CHABOの声と新谷さんの声が重なる。感情が昂る。
新谷さんの「未来」が流れる中、19時50分ごろ演奏は全て終了。

【仲井戸麗市:セットリスト】
OSE. 春が来た
M01. 春かも し・れ・ん
M02. つぶやき
M03. Come on now
M04. Going,Going,Gone
M05. サイクリング [w.新谷祥子]
M06. 夏の夜の夢 [w.新谷祥子]
M07. Voltage [w.新谷祥子]
M08. You Gotta Move
M09. Good Day
M10. アメリカンフットボール
M11. ホーボーズララバイ
アンコール
EN1. 春たけなわ [w.新谷祥子]
EN2. 舗道のセレナーデ [w.新谷祥子]
EN3. BLUE MOON [w.新谷祥子]
EN4. 賢者を愛せよ [w.新谷祥子]
EN5. 9月の素描 [w.新谷祥子]
ESE. 未来

終演後、まだ時間も早いので「ミライザカ」で打ち上げ。
いつも通りに楽しく呑み喰い。全員がバランスよく呑むので、気兼ねしなくてイイ。
おまけに「誕生日おめでとう!」と祝ってもくれて、もう感謝しかない。ありがとう!
23時前にはおひらきにして帰宅。個人的にカウントダウン開始。

|

« やすみ | トップページ | ひだかん暦 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« やすみ | トップページ | ひだかん暦 »