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2025年3月 3日 (月)

STARDOM「STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.」後楽園ホール

今日は後楽園ホールへ、STARDOM「STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Mar.」を観に行く。
月に一度のスターダム、今回はアリーナ以外は全席5,000円というお得なナイター。
いつものように早めに水道橋駅に到着。まずは恒例の東京ドームの様子うかがい。
今夜は何も行われておらず、閑散としている。雨に濡れた地面にスクリーンが映し出されて綺麗。
18時ごろ会場入り。平日だというのに、エレベーター前は長蛇の列。指定席チケットは売り切れらしい。
今日の席は指定A席 南側A列27番。赤コーナー寄りの位置。申し分のないポジション。
観衆は1,635人。空席はまったく無く、バルコニーにもお客さんが入っている。超満員札止め。

11時30分になる少し前、いつも通りフライング気味に対戦カードが発表される。
そして第1試合は、HANAKO&姫ゆりあ vs さくらあや&鉄アキラ のタッグマッチ。
デビューしたばかりの姫と鉄を、少し先輩のHANAKOとさくらがどうリードするかがポイント。
さくらとアキラがゴング前に急襲するところからスタート。それをガッチリと受け止めるHANAKO。
こういう乱戦になるとHANAKOのパワーは圧倒的に有利。得意の蹴りで返していくさくら。
新人ふたりも頑張ったけど、さくらの蹴りが姫をとらえて完勝。

第2試合は、葉月&コグマ&向後 桃 vs 鈴季すず&ジュビア&タバタ の6人タッグマッチ。
ジュビアとタバタはCMLLのルチャドーラ。聞くところによると親子らしい。知らない選手はまだまだ居る。
二人に合わせて鈴季もルチャの動きを繰り広げる。このあたりの適応力はさすがとしか言いようがない。
だけどこういう闘いは“STARS”にとってもお手の物。目まぐるしい試合展開にバッチリと食らいつく。
そんな中、試合中盤から向後がつかまり、変形ゴリーボムでジュビアにフォールを奪われてしまった。

第3試合は、“Cosmic Angels” なつぽい&安納サオリ&水森由菜&玖麗さやか vs
“H.A.T.E.” 小波&琉悪夏&吏南&稲葉あずさ の8人タッグマッチ。
なつぽいのコール中に、“H.A.T.E.”が襲い掛かる形で試合がスタート。
左足を集中攻撃されて、圧倒的ピンチに陥るなつぽい。思えば入場時から左足を気にしていたかも。
3対4の闘いとなり、試合は完全に“H.A.T.E.”のペース。そんな中でも玖麗の頑張りが目立つ。
それでも最後は吏南がpink❤devilをガッチリと決め、玖麗からピンフォールを奪ってみせた。
試合後、椅子でなつぽいの左足を完全に破壊する小波。安納も流血させられて、メインに向けて不穏な展開。

第4試合は、朱里&鹿島沙希&妃南 vs 岩谷麻優&羽南&飯田沙耶 の6人タッグマッチ。
“God's Eye”と“STARS”の極めて正統的な対戦。入場するだけで、リング上がぱあっと華やぐ。
妃南は本日が高校の卒業式だったそうで、鹿島が「卒業おめでとう~!」と声を掛ける。
試合は鹿島と羽南でスタート・・・と思いきや、電光石火の起死回生! わずから35秒で鹿島が勝利。
どんな試合になるか楽しみにしていたお客さん、何もさせてもらえなかった選手たち。
みんなが唖然とする中、飄々とした表情でベルト挑戦をアピールする振り?の鹿島が笑えた。

第5試合は、舞華&月山和香&梨杏 vs 刀羅ナツコ&渡辺 桃&テクラ の6人タッグマッチ。
テクラに対する怒りの感情を抑え切れない舞華。序盤からバチバチの攻防を繰り広げる。
攻められる場面も攻める場面も、全てがテクラ中心という感じ。良いんだか悪いんだか。
最後はテクラが毒グモ・デス・ドロップで梨杏をピンフォール。圧倒的な勝利を飾った。
試合後も執拗に“E neXus V”を攻め立てる“H.A.T.E.”。白川未奈が私服で救出に入る。
それでもやりたい放題の“H.A.T.E.”。意気揚々と控室へ引き返していった。

第6試合は、《王者》星来芽依 vs 《挑戦者》フキゲンです★ のハイスピード選手権試合 10分3本勝負。
安定した防衛線を続ける王者 星来と、曲者の挑戦者 フキゲン。どんな闘いになるのか目が離せない。
ハイスピードな闘い。エア喫煙を巡るやり取りから、まずは星来が流れ星で1本目を先取。
2本目は再び流れ星を狙った星来を切り返し、後方回転エビ固めでフキゲンが勝利。
まさに一進一退の攻防。3本目はさよならでフキゲンをマットに叩きつけ、星来が王座防衛に成功した。

セミファイナルは、《王者組》スターライト・キッド&AZM&天咲光由 に
《挑戦者組》レディ・C&稲葉ともか&八神蘭奈 が挑むアーティスト・オブ・スターダム選手権試合。
ノリに乗っている感じの“Neo Genesis”。対する“God's Eye”はちょっと異色の組み合わせ。
レディへの期待が軸となった試合展開。それに応えようとするレディ。沸き起こる大“レディ”コール。
何度もくじけそうになりながらも、必死に食らいついていくレディには感じるものがあった。
だけど最後はAZMが執拗なヌメロ・ウノで、レディからギブアップを奪ってみせた。
試合後、AZMはレディを認めるような発言。だけどキッドは「私は認めてないから」と突き放す。
どちらもレディへの思いが感じられる。「絶対に諦めないから待ってろよ!」と叫ぶレディに未来を感じた。

メインイベントは、中野たむ vs 上谷沙弥 の敗者スターダム退団スペシャルシングルマッチ。
いよいよこの試合が始まってしまった。どちらが勝っても、非常に後味が悪くなるに違いない。
時間無制限1本勝負という完全決着ルール。両者の意地がぶつかり合い、観客の声援も真っぷたつ。
一進一退の攻防ではあるけれど、当然のように“H.A.T.E.”が介入。コズエンもそれに対抗する。
なつぽいが負傷した足をかばいつつ場外プランチャを出すも、刀羅のブルーミストを浴びてしまう。
上谷は椅子で中野を殴りつけてから旋回式スタークラッシャー。そしてカミゴエ式ビッグブーツで中野をKO。
足早にリングを去ろうとする中野を、上谷は「本当にこれで終わりか?」と呼び止める。
納得がいかない中野に「次は何を賭ける?」と迫る上谷・・・「引退を賭ける」と応えてしまう中野。
4・27横浜アリーナでお互いの引退を賭けた試合が決まってしまった。こんな結末を迎えるとは。。。
21時20分、何とも言えない気分で会場をあとにする。

【対戦カード/試合結果】

<第1試合:タッグマッチ 15分1本勝負>
HANAKO&姫ゆりあ●
(6分33秒 桜花爛漫→体固め)
○さくらあや&鉄アキラ

<第2試合:6人タッグマッチ 20分1本勝負>
葉月&コグマ&向後 桃●
(6分51秒 変形ゴリーボム→片エビ固め)
鈴季すず&○ジュビア&タバタ

<第3試合:8人タッグマッチ 20分1本勝負>
なつぽい&安納サオリ&水森由菜&玖麗さやか●
(9分34秒 pink❤devil→片エビ固め)
小波&琉悪夏&○吏南&稲葉あずさ

<第4試合:6人タッグマッチ 20分1本勝負>
朱里&○鹿島沙希&妃南
(0分35秒 起死回生)
岩谷麻優&羽南●&飯田沙耶

<第5試合:6人タッグマッチ 20分1本勝負>
舞華&月山和香&梨杏●
(11分00秒 毒グモ・デス・ドロップ→片エビ固め)
刀羅ナツコ&渡辺 桃&○テクラ

<第6試合:ハイスピード選手権試合 10分3本勝負>
《王者》星来芽依
(2-1)
《挑戦者》フキゲンです★
① ○星来芽依(0分47秒 流れ星)フキゲンです★●
② ●星来芽依(0分41秒 後方回転エビ固め)フキゲンです★○
③ ○星来芽依(1分47秒 さよなら→エビ固め)フキゲンです★●
※第27代王者が5度目の防衛に成功

<第7試合:アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
《王者組》スターライト・キッド&○AZM&天咲光由
(19分50秒 ヌメロ・ウノ)
《挑戦者組》レディ・C●&稲葉ともか&八神蘭奈
※第34代王者組が初防衛に成功

<第8試合:敗者スターダム退団スペシャルシングルマッチ 時間無制限1本勝負>
中野たむ●
(25分39秒 カミゴエ式ビッグブーツ→片エビ固め)
○上谷沙弥

けっこう遅くなってしまったけど、昂った気持ちを鎮めるため「ニュー神田屋」で呑む。
月曜日という事もあってか、店内はガラガラ。カウンター席のお気に入りのポジションに座る。
このところホッピーが続いていたので、今夜は酎ハイと日本酒を中心に楽しむ。
つまみは野菜・魚・肉をバランスよく。この店はおでんも美味しいんだよなぁ~。
22時半にラストオーダー。閉店時間の23時を待たずに店をあとにした。

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