OZアカデミー女子プロレス「加藤園子デビュー30周年記念興行 パチスロハナハナプレゼンツ BATTLE BIG BONUS 2025」後楽園ホール
今日は後楽園ホールへ、OZアカデミー女子プロレス「加藤園子デビュー30周年記念興行
パチスロハナハナプレゼンツ BATTLE BIG BONUS 2025」を観に行く。
OZアカデミーを観るのは、2月の新宿FACE大会以来。プロレスはやはり聖地で観るのがイイよね。
雨模様の中、いつものように早めに水道橋駅に到着。そして恒例の東京ドームの様子うかがい。
今夜はK-POPのイベントがあるらしいけど、こんな時間だからまだそれらしきお客さんは居ない。
11時前に会場入り。今回から11時20分試合開始というので注意が必要。
今日の席は、スタンドS席 南側A列30番。リング正面ではないけれど、通路際なので観やすい。
観衆は1,138人。北側雛壇席は潰してあるので、客席はイイ感じに埋まっている。
自分的にはミラーレスカメラを初めて後楽園ホールで使う。ワチャワチャしないよう入念に準備。
第1試合は「OZアカデミー認定パイオニア3WAY選手権王者決定戦」。
第10代王者・尾崎魔弓が他のカードに出場するため王座を剥奪された事を受けての第11代王者決定戦。
ラム会長 vs 青木いつ希 vs 翔 の3WAYマッチ。ラム会長の試合を楽しみにしていたのに翔とポリスがぶち壊し。
ラム会長に袋を被せて鎖で蹂躙するわ、場外でパイプ椅子を振り回すわの大暴れ。本当にムカつく。
最後はラム会長のパウダー攻撃が青木に誤爆したところを、翔が青木をフィッシャーマンズバスターで仕留める。
第11代王者となった翔、スポンサーのパイオニアの宣伝マンにも悪事を働く無法ぶり。
第2試合は、米山香織 vs 花園桃花 のシングルマッチ。
おもしろおかしいキャラクター二人の対戦。試合は楽しいながらも厳しさを垣間見せる展開。
花園とコミカルでトリッキーな動きに翻弄されながらも、エビ固めの切り返しなど技で返していく米山。
その作戦が功を奏したのか、デルフィンクラッチを切り返してのエビ固めで米山がピンフォール勝ち。
唖然として座り込む花園の横で、勝ち名乗りを受ける米山が印象的だった。
第3試合は、ジャガー横田&AKINO&稲葉ともか&ウナギ・サヤカ vs
松本浩代&山下りな&ZONES&マスクド・ハナハナ の8人タッグマッチ。
本日の興業の主役とも言えるハナハナ、Gargoyle-KIBAの生テーマ曲に乗って入場。
いつものようにキャラクター人形の投げ入れ。残念ながら今日はひとつも取れなかった。
そんなハナハナがアマゾネス軍団に加わり、豪華だけどどこか捉えどころのない4人と対戦。
試合もどこかバタバタとした印象だったけど、最後はAKINOが山下にフランケンシュタイナーを決めてみせた。
第4試合は、「加藤園子デビュー30周年記念試合」と銘打たれたタッグマッチ。
加藤園子&里村明衣子 vs 尾崎魔弓&永島千佳世、加藤・里村・永島の元“GAEA JAPAN”勢が揃うだけで涙モノ。
それに元“JWP”の尾崎が加わり、あの頃を彷彿とさせながらも、2025年現在の熱い闘いが繰り広げられる。
永島は尾崎の影響なのか、パイプ椅子を凶器に使ってのラフファイト。これもまた時の流れか。
最後は加藤が永島にラ・マヒストラルをガッチリと決めて、記念試合を自ら締めくくってみせた。
試合後、加藤は11月23日後楽園の自主興行での引退を表明。里村に続いて加藤もか・・・。
それに対して尾崎は加藤に1試合限定でヒールとなるタッグ結成を申し入れて、加藤が受諾。
ヒールの加藤というのも、確かに見てみたい気がする。
5分の休憩時間をはさんで、セミファイナルは「OZアカデミー認定タッグ選手権試合」。
王者“FWC”葉月&コグマ に、挑戦者“ファントムリミット”倉垣 翼&狐伯が挑む試合。
ハイスピードな攻撃で相手を追い込む“FWC”。勝利の方程式通りに試合は進んでいく。
場外へのダブルプランチャ、パイプ椅子を使っての場外乱闘、葉月とコグマが活き活きと闘っている。
狐伯が追い込まれる場面が多かったけど、一瞬の隙を突いてコグマをパケーテで丸め込んだ。
“FWC”の王座陥落は残念だけど、二人のファイトはOZファンにも届いたような気がする。
そしてメインイベントは、「~The Wizard of OZ~OZアカデミー認定無差別級選手権試合」。
王者・水波 綾 に挑戦者・安納サオリ が挑む試合。心境著しい安納、是非とも勝ってほしいところ。
序盤は水波のパワーに押されがちな安納。打撃技をたくさん受けて、フラフラの状態になってしまう。
だけど持ち前の撃たれ強さを発揮して、タンタンドルやポテリングで水波を追い込んでいく。
最後はリバースポテリングを決めて、安納がフォール勝ち。ちょっと呆気ない感じの幕切れ。
それでも王座奪取の瞬間をナマで観られたのは嬉しい。安納サオリ、やっぱりベルトが似合う。
試合後は加入したばかりの“ファントムリミット”の面々がリングに勢ぞろいして祝福。
“空気を読まない女”ウナギ・サヤカが、帝冠したばかりの倉垣&狐伯への挑戦を勝手に表明。
安納も「やったるわ」と快諾。安納サオリ、二冠への道のりが始まった。
本部席に座っていた尾崎にベルトを見せつけながら控室に戻る安納がカッコ良かった。
13時55分過ぎに全試合終了。今日も大満足の大会だった。
<第1試合:OZアカデミー認定パイオニア3WAY選手権王者決定戦 3WAYマッチ30分1本勝負>
青木いつ希●
(9分02秒 フィッシャーマンズバスター→体固め)
◯翔
※もう一人はラム会長
※翔が第11代王者となる
<第2試合:シングルマッチ 30分1本勝負>
◯米山香織
(2分13秒 デルフィンクラッチを切り返して→エビ固め)
花園桃花●
<第3試合:8人タッグマッチ 30分1本勝負>
ジャガー横田&◯AKINO&稲葉ともか&ウナギ・サヤカ
(8分26秒 フランケンシュタイナー→体固め)
松本浩代&山下りな●&ZONES&マスクド・ハナハナ
<第4試合:加藤園子デビュー30周年記念試合 タッグマッチ30分1本勝負>
◯加藤園子&里村明衣子
(15分51秒 ラ・マヒストラル)
尾崎魔弓&永島千佳世●
<第5試合:OZアカデミー認定タッグ選手権試合 タッグマッチ30分1本勝負>
《王者》葉月&コグマ●
(11分40秒 パケーテ)
《挑戦者》倉垣 翼&◯狐伯
※王者組が3度目の防衛に失敗。挑戦者組が第41代王者となる
<第6試合:~The Wizard of OZ~OZアカデミー認定無差別級選手権試合 シングルマッチ60分1本勝負>
《王者》水波 綾●
(17分42秒 リバースポテリング)
《挑戦者》◯安納サオリ
※王者が2度目の防衛に失敗。挑戦者が第32代王者となる
試合終了後は、いつものように「ニュー神田屋」で打ち上げ。
日曜日のこの時間だから空いているけど、明らかにプロレス帰りと思われるお客さんが増えていく。
ここでも「福の神」ぶりを発揮して、店内は見る見るうちに大賑わい。とってもイイ雰囲気。
ハッピーアワーの餃子110円+レモンサワー110円を中心に、思うままに呑み喰いする。
この店は料理が美味しいからイイんだよなぁ~。おかげですっかり食べ過ぎた。
今夜は“日向坂46”の配信を観るので、15時半過ぎには切り上げて帰路につく。
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