STARDOM「STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Apr.2」後楽園ホール
今日は後楽園ホールへ、STARDOM「STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Apr.2」を観に行く。
月に一度のスターダム、今回はアリーナ以外は全席5,000円というお得なナイター。
いつものように早めに水道橋駅に到着。まずは恒例の東京ドームの様子うかがい。
今夜は何も行われておらず、閑散としている。明日からは“東方神起”のコンサートがあるらしい。
18時10分ごろ会場入り。平日だというのに、エレベーター前は長蛇の列。それでも程なくして入場。
今日の席は指定A席 南側A列25番。ほぼリング真正面の位置。完璧なポジション。
観衆は1096人。ほど良い感じで席が埋まっていて、会場の雰囲気は抜群。
18時30分になる少し前、いつも通りフライング気味に対戦カードが発表される。
第1試合は、“Cosmic Angels” なつぽい&安納サオリ&さくらあや&玖麗さやか vs
“H.A.T.E.” 渡辺 桃&琉悪夏&小波&テクラ の8人タッグマッチ。
初戦から豪華メンツ、そして激しい闘い。試合開始のゴングを待たずにコズエンが突っ込んでいく。
しかし場外乱闘で試合の流れは完全に“H.A.T.E.”のものに。さくらが捕まる展開が続く。
さくらは小波の黒スプレーを浴びて戦線離脱。その間にテクラが毒グモ・デス・ドロップで玖麗をピンフォール。
試合後、岡田太郎社長に対して執拗に対戦を要求するテクラ。それを見た玖麗がブチ切れ。
シングルマッチで玖麗が勝ったらコズエン入り、テクラが勝ったら岡田社長とテクラが対戦することに。
とんでもない展開になったけど、客席からの「玖麗はアイドル!」という野次に「プロレスラーだよ!」と
言い放つ玖麗が、とっても頼もしくてカッコ良かった。
第2試合は、向後 桃 vs 姫ゆりあ のシングルマッチ。
デビューして3ヶ月の姫に、6年目の向後が胸を貸す形の試合。実力差は仕方が無いところ。
体格的にはそれほど変わらないのに、攻めるときの破壊力と守るときの耐久力が断然違う。
姫はハイキックや丸め込み技で対抗するも、向後のネクターピーチでマットに沈んだ。
第3試合は、妃南&レディ・C vs 八神蘭奈&稲葉ともか の“God's Eye”対決。
空手技を主体とした八神&稲葉、入場シーンからビシッと決まっている。
対する“チーム教室” 妃南&レディは、その恵まれた体格を活かして着実に攻めていく。
フューチャー王座を奪取して、確実に変わった感じがする妃南。八神と力強い攻防を繰り広げる。
しかし最後はゼロ戦キックからのビートストライクで、八神が妃南からフォール勝ち。
横浜でのフューチャー王座挑戦に弾みをつけた八神。妃南はどう挽回するか? 楽しみだ。
第4試合は、水森由菜&鉄アキラ&タバタ vs 吏南&稲葉あずさ&フキゲンです★ の6人タッグマッチ。
フキゲンを中心に完璧なコンビネーションを見せる“H.A.T.E.”に対して、
混成チームである水森組はいまいち動きがチグハグ。水森が大ブーイングを浴びる一幕も。
途中まで試合権利を渡されなかった鉄だけど、水森からのタッチを受けて吏南を相手に大奮闘。
丸め込みで吏南を追い詰めるも、最後はpink★devilで吏南が鉄を仕留めてみせた。
第5試合は、岩谷麻優&葉月&コグマ vs 朱里&羽南&飯田沙耶 の6人タッグマッチ。
IWGP女子王座とゴッデス王座のダブル前哨戦。華やかさとは裏腹に、リングには緊張感が漂う。
コンビネーションプレイは岩谷組が圧倒しているけど、そこに朱里が果敢に切り込んでいく。
岩谷は朱里の打撃を真正面から受けながら、強烈なエルボーをお返しに見舞う。バチバチの展開。
それでもやはり岩谷組の連携が上まわり、最後はコグマが飯田をスカイハイでピンフォール。
試合後も両チームはガッチガチのにらみ合い。4月27日の横浜が楽しみになってきた。
珍しくここで少しだけ休憩時間が入り、20時15分から後半戦が始まる。
第6試合は、舞華&月山和香&HANAKO&梨杏 vs 橋本千紘&優宇&岡優里佳&YUNA の8人タッグマッチ。
“E neXus V”とセンダイガールズプロレスリングとの対戦。舞華 vs 橋本千紘 のシングルタイトルマッチ前哨戦。
その二人を中心に試合は展開。だけど仙女の気迫あふれるファイトが“E neXus V”を圧倒していく。
HANAKOは橋本と優宇に真っ向から立ち向かっていくけど、梨杏と月山はどうしても体力負けしてしまう。
最後は月山が橋本と優宇に捕まってしまい、橋本のパワーボムでマットに沈んだ。
試合後、橋本は「良かったのはHANAKOだけじゃねえか!」と一喝。何故かHANAKOと肩を組む一幕も。
セミファイナルは、星来芽依&天咲光由&狐伯 vs 鈴季すず&X&XX の6人タッグマッチ。
星来と仲違いをして、“Neo Genesis”を離脱した鈴季。パートナーのXとXXの正体が気になるところ。
鈴季がひとりで先に入場し、それを追いかけるように入場してきたのは山下りなと青木いつ希。
「えげつないヤツらを連れてくる」という言葉通り、鈴季らしい納得感のあるメンツが揃った感じ。
体力的に勝る鈴季組に対して、スピーディーでハイテンションな動きで対抗していく星来組。
しかし天咲が三人に捕まり、山下のスプラッシュ・マウンテン、鈴季のテキーラショットを立て続けにくらい、
完璧なフォールを奪われてしまった。鈴季は新ユニット“Mi Vida Loca(ミ・ヴィダ・ロカ)”結成を宣言。
鉄アキラがいきなり登場して加入を直訴すると、三人から快諾を受けた。今後の展開が楽しみ。
メインイベントは、中野たむ&スターライト・キッド vs 上谷沙弥&AZM のタッグマッチ。
4・27横浜アリーナで行われる赤いベルトと白いベルトのタイトルマッチ、そのダブル前哨戦。
上谷とAZMはマスクをかぶって入場。キッドに合わせたのか? それとも挑発の意味なのか?
それぞれの思惑が複雑に絡み合った試合、どの組み合わせも刺激的に映る。
上谷のスワンダイブ式場外プランチャがAZMに誤爆し、キッドがコーナーポスト最上段から場外へ飛ぶ。
リング上は中野と上谷の二人となり、死力を尽くした闘いが繰り広げれれるも時間切れ。
試合後は激しいマイク合戦。タイトルと“Neo Genesis”のリーダーを賭けて闘うキッドとAZM。
そしてお互いの全てを賭けて闘う中野と上谷。どちらかがプロレス界から完全に居なくなる。
オフマイクで言葉を交わし合う二人・・・ものすごい事になってきた。期待と不安が入り混じる。
最後はいつもの中野たむに戻ってシメの挨拶。21時40分ごろ全試合終了。
【対戦カード/試合結果】
<第1試合:8人タッグマッチ 20分1本勝負>
なつぽい&安納サオリ&さくらあや&玖麗さやか●
(8分30秒 毒グモ・デス・ドロップ→体固め)
渡辺 桃&琉悪夏&小波&○テクラ
<第2試合:シングルマッチ 15分1本勝負>
○向後 桃
(5分53秒 ネクターピーチ)
姫ゆりあ●
<第3試合:タッグマッチ 15分1本勝負>
妃南●&レディ・C
(11分38秒 ビートストライク→片エビ固め)
○八神蘭奈&稲葉ともか
<第4試合:6人タッグマッチ 20分1本勝負>
水森由菜&鉄アキラ●&タバタ
(12分04秒 pink★devil→体固め)
○吏南&稲葉あずさ&フキゲンです★
<第5試合:6人タッグマッチ 20分1本勝負>
岩谷麻優&葉月&○コグマ
(14分11秒 スカイハイ→片エビ固め)
朱里&羽南&飯田沙耶●
<第6試合:8人タッグマッチ 20分1本勝負>
舞華&月山和香●&HANAKO&梨杏
(13分21秒 パワーボム→エビ固め)
○橋本千紘&優宇&岡優里佳&YUNA
<第7試合:6人タッグマッチ 20分1本勝負>
星来芽依&天咲光由●&狐伯
(9分35秒 テキーラショット)
○鈴季すず&X(山下りな)&XX(青木いつ希)
<第8試合:タッグマッチ 20分1本勝負>
△中野たむ&スターライト・キッド
(20分00秒 時間切れ引き分け)
△上谷沙弥&AZM
試合終了後はいつものように駅前の「ニュー神田屋」で打ち上げ。
けっこう遅くなってしまったけど、1時間以上は呑めるかなと。
店内はサラリーマンと思わしき人で賑わっている。なんだか別世界の住人に感じる。
ひとり呑みはオレだけ。まぁ、そんな事を気にするわけもなく、カウンター席に座って呑み喰い。
相変わらず美味しい料理をつまみながら、生ビールと黒ホッピー。とってもイイ感じ。
22時半ラストオーダーで23時閉店。ちょっとバタバタしたけど満喫した。
帰りは神保町駅まで歩いて、都営新宿線の乗って帰宅。
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