Patti Smith「Soundwalk Collective & Patti Smith PERFORMANCE CORRESPONDENCES」新国立劇場 オペラパレス
今日は新国立劇場 オペラパレスへ、
「Soundwalk Collective & Patti Smith PERFORMANCE CORRESPONDENCES」を観に行く。
Patti Smithの9年ぶりの来日公演。今回は現代音響芸術集団のSoundwalk Collectiveとのパフォーマンス公演。
どんな感じになるのか?ちょっと不安だったけど、Pattiが来日するとなれば行かないわけにはいかない。
新国立劇場 オペラパレスは、自宅から歩いて10分ほどの距離。オラが街にPatti Smithがやって来る。
だけどオペラパレスへ行くのは今回が初めて。オペラの会場だけに、なかなか行く機会が無かったから。
そんな楽しみを抱えつつ、ブラブラと歩いて会場へ向かう。ありふれた日常の光景という感じ。
17時40分ごろ会場入り。エスカレーターで2階にあがる。なるほど、こういう構造になっているのか。
今日の席は、S席指定 1階11列14番。ステージ下手寄りの前から11列目。まずまずのポジション。
キャパは1,814席。どの席からも観やすく出来ているのは、オペラの会場ならでは。
予定より遅れて、18時10分過ぎに開演。
まずはPattiが挨拶。残念ながら話している内容はよくわからない。
そしてパーカッション、チェロ、パソコンを操る男性二人をバックに、Pattiが詩を朗読していく。
ステージ後方の巨大スクリーンに映像が映し出され、そのイメージを増幅させる。
ステージの左右に訳詩が表示されているけど、そちらに集中するとPattiが見えなくなってしまう。
詩の意味も難解でわかりにくいので、Pattiの一挙手一投足に集中して“感じる”ことにした。
時に静かに、時に激しく、詩を朗読するPattiは、なんとも言えない深みを感じた。
1時間ほどでパフォーマンスは終了して、アンコールに突入。
Pattiは妹のJesse Paris Smithのキーボードをバックに唄を披露。
「Wing」と「Peaceable Kingdom」の二曲。やっぱりPattiの唄はスゴい。
会場内の空気を震わせるような唄声。これが観たかったんだよなぁ~。
19時35分過ぎに終演。短い時間だけど、濃厚なひとときだった。
【Setlist】
M01. Children of Chernobyl (チェルノブイリの子どもたち)
M02. Prince of Anarchy (アナーキーの王子)
M03. Cry of the Lost (さまよえる者の叫び)
M04. The Acolyte, the Artist and Nature (侍者と芸術家と自然)
M05. Medea (メデイア)
M06. Pasolini (パゾリーニ)
Encore
EN1. Wing [w.Jesse Paris Smith]
EN2. Peaceable Kingdom [w.Jesse Paris Smith]
かなり早く終わったので、地蔵通り商店街の方へ行ってみる。
既に閉まっている店も多いけど、「そば処 やぶ善」が空いていたので打ち上げ。
モツ煮込みと天婦羅をつまみながら、瓶ビールとそば焼酎そば湯割を呑む。
蕎麦屋で呑むのは久しぶり。落ち着いて呑めるから好きなんだよなぁ~。
ざるそばでシメて、21時前にはおひらきにして帰宅。
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