仲井戸麗市「仲井戸麗市SOLO LIVE 夏の夜のALLカバーNight!」南青山MANDALA<Day-2>
今日も南青山MANDALAへ、「仲井戸麗市SOLO LIVE 夏の夜のALLカバーNight!」を観に行く。
全曲カバー曲で構成される3日間、今日はその2日目。17時には仕事を切り上げて、千代田線で表参道駅へ。
いつものように「善光寺」などへ寄って時間調整して、18時35分ごろ会場入り。
歴代のTシャツが2,000円で売られていたので、スタッフさんのおススメもあって2着購入。
今日の席は指定席E-10、イープラスで予約した席。ステージ下手側のソファー席。
ポジション的にはまずまずだけど、目の前にお客さんが座るのでステージはちょっと見にくい。
だけどこれも運命。ギリギリ見えることは見えるので、この席から存分に楽しませてもらおう。
当日券は出たもののチケットはソールドアウトという事もあり、フロアはビッシリと埋まっている。
座席表を見る限り、今日はファンクラブ席よりイープラス席が多いみたい。
予定より遅れて、19時08分ごろ開演。
SEが流れる中、ブルーのパイナップル柄シャツを着たCHABOがステージに登場。
アコースティックギターをしばらくつま弾いたあと、The Dave Clark Fiveの「Reelin' And Rockin'」からスタート。
事前に案内があった通り、3日間ともセットリストは同じ。だけど微妙に変化・進化しているところがおもしろい。
The Lovin' Spoonfulの「Daydream」、Peter & Gordonの「A World Without Love」、
The Kinksの「Sunny Afternoon」は、以前にも披露された事があるはず。すっかり定番という感じ。
だけどThe Dave Clark Fiveの「Because」からは初披露の曲が続く。イントロと間奏の口笛は今夜も不発(笑)
「Because」を「何故ならば」と唄うセンスはさすが。エンディングではオリジナルが流れるという演出。
続くLenne & The Lee Kingsの「Stop The Music」、Adamoの「ブルージーンと皮ジャンバー」はマニアックな選曲。
原曲とは全く違う歌詞で唄う曲、原曲の歌詞を忠実に訳して唄う曲、いろいろなアプローチが試みられる。
Scott McKenzieの「花のサンフランシスコ」、Neil Youngの「Love Earth」では、エンディングでオリジナルが流れる。
「Love Earth」ではそれに合わせてギターをつま弾く。昨日はなかった演出だったと思う。進化している。
The Rolling Stonesの「Don't Stop」に続き、ストーンズ繋がりでKris Kristoffersonの「Blame It On The Stones」。
サビの部分では客席から手拍子が沸き起こる・・・なんだか宴会気分。2日目になると観る側にも余裕が出てくる。
Bob Dylanの「Man Gave Names to All the Animals」は、昨日はオリジナルが先に流れてから演奏を始めたけど、
今日はひと通り唄ってからエンディングでオリジナルが流れるように変わっていた。
Lou Reedの「My House」はポエトリーリーディングをしながらギターを弾いて、エンディングではオリジナルが流れる。
今回唯一の日本人のカバーは、浅川マキの「赤い橋」。歌詞はオリジナルと若干違うみたい。
「ビートルズには夏の曲が無い」とCHABOは言い、森川欣信のリクエストに応えてRingo Starrの「Not Looking Back」。
唄う前にJohn Lennonの「Oh My Love」をギターでつま弾く。昨日は無かった嬉しい“おまけ”。
エンディングにオリジナルが流れる演出は、昨日はこの曲では無かった。微妙に変化している。
本編最後はBruce Springsteenの「Waitin' On A Sunny Day」をリズムボックスをバックに唄う。
エンディングではオリジナルが流れて、しばらくギターを弾いたあとCHABOはステージをあとにする。
ちょっと長めのアンコールに応えて、「Experience」のTシャツに着替えたCHABOがステージに登場。
教室の後ろの席で鳥のヒナに餌をあげていた友達に借りたというThe Beach Boysの「Surfer Girl」を弾き語る。
続いてTrini Lopezの「天使のハンマー」。イントロを弾き始めたところで「衣装替えをする」とCHABO。
「Surfer Girl」は夏のイメージで麦わら帽子をかぶっていたので、それをいつものパナマハットに替えるとのこと。
「東北の酷いことがあったときに書いた歌詞」という紹介でCarole Kingの「You've Got A Friend」を唄ったあと、
「こんな話をして良いのかなと思ったけど、昨日はして良かったと思ったので・・・」と、CHABOは話を始める。
ROCKを創りあげた人たちの訃報が多いという話から、先日亡くなった渋谷陽一さんのことを話す。
そしてThe Brothers Fourの「The Green Leaves Of Summer」のメロディーに乗せて、いまの思いを唄う。
12弦ギターを手に取り、「個人的な自分の闘いの歌として唄っている」と言ってPete Seegerの「We Shall Overcome」。
最後はギターを置いて、アカペラで唄うCHABO。昨日は静まり返っていたけど、今日は自然と手拍子が沸き起こる。
「みんないい夏をね!」とCHABOは言い、The Brothers Fourの「The Green Leaves Of Summer」が流れる。
SEがThe Rolling Stonesの「Don't Stop」に変わり、激しく身体を動かしながらリズムに乗るCHABO。
昨日とはまた違った感触。CHABOもお客さんもリラックスしていた感じ。そんな中でもブレないものがある。
そして今日も「前向き」な印象しかないライブ。21時55分過ぎに終演。
【セットリスト】
M01. Reelin' And Rockin'
M02. Daydream
M03. A World Without Love
M04. Sunny Afternoon
M05. Because
M06. Stop The Music
M07. ブルージーンと皮ジャンバー
M08. 花のサンフランシスコ
M09. Love Earth
M10. Don't Stop
M11. Blame It On The Stones
M12. Man Gave Names to All the Animals
M13. My House
M14. 赤い橋
M15. Oh My Love
M16. Not Looking Back
M17. Waitin' On A Sunny Day
アンコール
EN1. Surfer Girl
EN2. 天使のハンマー
EN3. You've Got A Friend
EN4. The Green Leaves Of Summer
EN5. We Shall Overcome
ESE. The Green Leaves Of Summer
ESE. Don't Stop
終演後は代々木公園駅まで戻って、駅前の「富士そば」で打ち上げ。
昨日ハジけ過ぎたので、今日のところはこれぐらいがちょうどイイ。
それでも生ビールとハイボールを一気に注文したりして。これぐらいは良いだろう。
紅生姜天そばはやっぱり美味しい。23時ごろおひらきにして帰宅。

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