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2025年7月11日 (金)

松田聖子「45th Anniversary SEIKO MATSUDA Concert Tour 2025 Sing! Sing! Sing!」日本武道館<Day-1>

そのあと都営三田線~都営新宿線を乗り継いで九段下駅へと向かう。
今日は日本武道館へ、松田聖子「45th Anniversary SEIKO MATSUDA Concert Tour 2025
Sing! Sing! Sing!」を観に行く。6月7日に始まった聖子の夏コン、今回は武道館2デイズ。その初日。
ちょっと早めの17時過ぎに現地入り。この時間だとまだ人は多くなくて、物販もそれほど並んでいない。
しばらく会場周辺をブラブラしたあと、18時過ぎに会場入り。入場は極めてスムーズ。
今日の席はプレミアムシート アリーナ PR-5 46番。1列が8席なので、前から6列目。
そしてステージほぼ真正面のポジション。これは過去イチのベストポジションかもしれない。
客席は2階席の天井近くまでビッシリと埋まっている。

開演予定時間の18時30分を5分ほど過ぎた頃、「セイコ!チャチャチャ!」コールが沸き起こる。
それから程なくしてフロアが暗転して、レーザー光線が行き交う中、ステージを覆っている幕に
「45th Anniversary SEIKO MATSUDA Concert Tour 2025 Sing! Sing! Sing!」の文字が映し出される。
そして幕があがると、ステージ中央のお立ち台に白い衣装を着た聖子ちゃん。その表情がバッチリと見える。
「青い珊瑚礁」から始まって「渚のバルコニー」「秘密の花園」「天国のキッス」と、45周年ならではのベスト選曲。
「蒼いフォトグラフ」のメロディーに乗せて男性1名・女性8名のダンサーが躍るブリッジをはさんで、
黒のトップスと柄のスカートに着替えた聖子ちゃんがドラムを叩きながら「時間の国のアリス」を唄う。
次の「ピンクのモーツァルト」では、シンセドラムのようなパーカッションを叩いて曲にアクセントをつける。
そしてギタリスト二人によるパフォーマンスに続いて、黒いテレキャスを弾きながら「チェリーブラッサム」。
聖子ちゃんとバンドが一丸となって演奏している感じ。回を重ねるごとに、バンドが成長している気がする。

バンドだけの演奏をはさんで、淡いブルーの衣装に着替えた聖子ちゃんが新曲「Shapes Of Happiness」を唄う。
「みなさんこんばんは~ みんな元気~?という挨拶に続き、スクリーンに「本日 日本武道館公演 132回目」の文字。
早くもアコースティック・コーナーに突入して、バンドメンバーがステージ中央にスタンバイ。
今回は6月4日に発売されたベストアルバムからの選曲が中心という事で、まずはセルフカバー「愛されたいの」。
続いて「懐かしいと言えば」という紹介で「Eighteen」。曲の途中でバンドメンバーのDrums:伊藤“ショボン”太一、
Bass:須藤 満、Keyboards:野崎洋一、Guitar:佐々木秀尚、Guitar:坪井 寛、Sax:竹上良成 を紹介。
サビの部分は振り付けも交えて唄う。お客さんのリクエストに応えて、何度も何度も繰り返す聖子ちゃん。
それから「セイシェルの夕陽」。6月の武道館では「Star」だったけど、大阪から差し替えになったようだ。
そして「この曲を唄わないとこのコーナーが締まらない」といういつもの紹介から「SWEET MEMORIES」。

これでアコースティックコーナーは終了になったけど、当然のようにアンコールの拍手が沸き起こる。
そして客席からリクエストのプラカードが挙がり、このところ定番となっているリクエスト・コーナーに突入。
聖子ちゃんはステージ上手から下手へ、プラカードを読み上げながら移動してアカペラで唄っていく。
「P・R・E・S・E・N・T」「Private School」「未来の花嫁」「真冬の恋人たち」「時間旅行」「赤い靴のバレリーナ」
「野ばらのエチュード」「流星ナイト」「ピンクのスクーター」「卒業」「冬の妖精」「夏服のイブ」「一千一秒物語」
「永遠のもっと果てまで」・・・今夜もお馴染みの曲からマニアックなレア曲まで、多くのリクエストに応える。
バンドメンバーを交えてのトークはかなり盛りだくさん。須藤さんが「いま現在60歳の人?」とアンケートをとり、
野崎さんは「ベストアルバムのクレジットにいろいろな聖子ちゃんが隠れている」とコメント。
そしてキーボードの野崎さんリクエストで“B面の名曲を見つめ直すコーナー”。バンドをバックに
「RAINBOW〜六月生まれ」「TRUE LOVE〜そっとくちづけて」「Romance」をメドレーで披露。
次に聖子ちゃんが用意してきた曲ということで「ベルベットフラワー」を唄い、アコースティック・コーナーは終了。

聖子ちゃんは「ツアーが終わると、すぐにクリスマスがやって参ります」と言って、ディナーショーの告知。
そして「それでは準備をお願いいたします」という言葉を合図に「赤いスイートピー」。
デビュー45周年を記念してツアーグッズとなった“スイートピーレイ”を左腕に巻いて唄う聖子ちゃん。
ダンサー紹介をはさんで、いよいよ終盤の大盛りあがりタイム。まずは「Rock'n Rouge」から。
デビュー45周年を祝うケーキに腰掛けた聖子ちゃん、ピンクのメイド服のような衣装が可愛い。
そしてそのままメドレーの時間。「裸足の季節」から始まり、「風は秋色」「ハートのイアリング」
「白いパラソル」「レモネードの夏」。コンサート前半でヒット曲を連発したけど、レパートリーはまだまだある。
そしていよいよラストTWO! 「天使のウィンク」から「夏の扉」で本編は終了。

アンコール、Tシャツとミニスカートに45周年記念ハッピを羽織った聖子ちゃんが「素敵にOnce Again」を唄う。
ラストは「大切なあなた」。間奏でリボンキャノンが炸裂。アリーナに舞い落ちる色とりどりのテープが華やか。
すべて唄い終わると聖子ちゃんは、9人のダンサーと横一列に並んでお辞儀。
最後にもう一度バンドメンバーを紹介して、コンサートは20時55分ごろ終了。

【セットリスト】
M01. 青い珊瑚礁
M02. 渚のバルコニー
M03. 秘密の花園
M04. 天国のキッス
---- ブリッジ
M05. 時間の国のアリス
M06. ピンクのモーツァルト
M07. チェリーブラッサム
---- バンド演奏
M08. Shapes Of Happiness
M09. 愛されたいの
M10. Eighteen
M11. セイシェルの夕陽
M12. SWEET MEMORIES
M13. リクエストコーナー:P・R・E・S・E・N・T~Private School~未来の花嫁~真冬の恋人たち~時間旅行~赤い靴のバレリーナ~野ばらのエチュード~流星ナイト~ピンクのスクーター~卒業~冬の妖精~夏服のイブ~一千一秒物語~永遠のもっと果てまで
M14. RAINBOW〜六月生まれ
M15. TRUE LOVE〜そっとくちづけて
M16. Romance
M17. ベルベットフラワー
M18. 赤いスイートピー
---- ダンサー紹介
M19. Rock'n Rouge
M20. メドレー :裸足の季節~風は秋色~ハートのイアリング~白いパラソル~レモネードの夏~天使のウィンク~夏の扉
アンコール 
EN1. 素敵にOnce Again
EN2. 大切なあなた

終演後はゆっくり会場を出る作戦。
アリーナを出たのはほぼ最後。出口に進む人の流れを眺めながらコンサートの余韻に浸る。
そして会場入り口の看板下でしばらく待機。21時15分ごろには、人影はほとんど無くなった。
九段下駅へ向かう道も空いている。これを「終演後20分の法則」と名付けよう。

帰りは幡ヶ谷駅まで足を延ばして、「みやび屋」で打ち上げ。
この店に来るのは久しぶり。在宅勤務が中心となり、仕事帰りに来ることがなくなったからな。
金曜日ではあるけれど、この時間なのでカウンター席は空いている。のんびりと吞み出す。
マジでこの店、最高! オレが通うだけの事ある(笑) ツマミが全て旨いんだよなぁ~。
おかげで食べ過ぎ呑み過ぎ・・・例によって長っ尻で、24時過ぎにおひらき。
今日はちょっとだけ涼しいので、歩いて帰るにはちょうどいい。
牛玉スタミナまぜそばが食べたくなって「吉野家」へ寄り道。ちょっと期待外れ。
1時半ごろ帰宅。

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