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2025年10月 9日 (木)

CHABO BAND「CHABO BAND First appearance [リーリン&ロッキン]」Billboard LIVE OSAKA 2nd stage

20時10分ごろ再び会場入り。今回の席はサービスエリアS指定席 23テーブルA番。
1st stageとはちょうど正反対の位置。上手側の前から3列目、ほどよい距離感。
今回は客席もイイ感じに埋まっていて、これから始まるライブへの期待感が募る。

予定通り20時30分に開演。
セットリストは1st stageと同じなので、気がついた点だけ書き記していく。
CHABOは黒地に白いドットが入ったブラウスを着用。これぞCHABOという感じのお馴染みのスタイル。
冒頭の3曲「よォーこそ」「打破」「逃亡者'69」でこれまでの歴史を一気に振り返り、
“オハラ・ブレイク”の話から「毎日がブランニューデイ」に繋げる流れ。清志郎への思い。
「最後の部分の歌詞がようやく出来た瞬間、『いいじゃないか』とハグした」話に続いて、
「清志郎はいつもすぐ寝ていたから、そろそろ起きてくるんじゃないかと思う」という言葉。
1st stageよりも饒舌な印象。「ビルボードは時間に厳しい」と言いつつ、2nd stageは少しばかり余裕。
「Little Wing」は“Derek And The Dominos”のBobby Whitlockが亡くなったという話に続いて演奏されたけど、
今は亡き敬愛する人々すべてに捧げられていたような気がする。CHABOのギターソロがものすごい。
そしてそれに呼応する斎藤さんのキーボード。というよりオルガンの音に近いサウンド。
1st stageとは逆サイドのこの席、CHABOと斎藤さんのコンビネーションがよく見える。
回を重ねるに連れてバンドは進化していくもの。斎藤さんの演奏がガッチリとハマり出したような気がする。

「You gotta move」でCHABOと早川さんはアコースティックに持ち替えるけど、
カースケさんはブラシでプレイ、斎藤さんはSTEINWAYのグランドピアノを弾いていた。ものすごくイイ音。
曲が終わったあとに流れる「You gotta move」はMississippi Fred McDowellバージョン。スローテンポ。
「Rain Fall Down (雨!)」はMickとKeithとCHABOの共作と言いつつ、「Keithに殴られるかも?」とCHABO。
エンディングのBluesはギター→キーボード→ベース→ドラムの順でソロまわし。イカしている。
早川さんのランニング・ベースが印象的な「やせっぽちのブルース」だけど、この位置で聴くと
斎藤さんのキーボードの素晴らしさに気づく。キーボードとピアノの中間のようなタッチを感じる。
「Waitin' on a Sunny Day」はBruce Springsteenのナンバーだけど、CHABOの書いた歌詞が乗ると
完全にCHABOの曲という感じ。前向きで晴れやかな気持ちで、厳しい現実をふまえつつ進んでいく。
間奏ではステージ下手の階段から客席に乱入。1st stageよりも距離が伸びていた(笑)
ラストの「雨あがりの夜空に」は先に曲名を紹介するという試み。斎藤さんが弾くピアノに乗せて、
CHABOがサビの部分を独唱。「有太、一緒に唄ってくれるか?」「オーケー!CHABO!」のやり取りがイイ。

アンコール、カースケさんはカウベル、早川さんはタンバリン、斎藤さんはマラカスを叩きながら登場。
CHABOはグレーのツアーTシャツ。やはり1st stageと変えてきた。首の部分は大きくカットされている。
早川さんベースソロ、このリズムでもバッチリ。途中のブレイクでは「きっと戻ってくる!Dr.kyOn!」とCHABO。
今日はCHABOの誕生日だけど、それらしいセレモニーは無し。CHABOらしいと言えばCHABOらしいかな。
最後に新曲をもってきたのは良かった。「タイトルの『Resilience』という意味は調べてくれ」とCHABO。
「後期高齢者のこのオレさ」という歌詞はドッキリしたけど、現実を見つめつつぶっ飛ばしていくという意思表示。
22時過ぎに終演。今回もたっぷりと楽しめた。

唄うということ
ギターを弾くということ
音楽をやるということ
表現するということ
言葉を発するということ
その大切さと尊さを感じた夜・・・

ここ数日、AIや人工知能が芸術に対してどうのこうのと言うので心がザワザワしていたけど、
やっぱり人間の表現力は何物にも変えられない。いつまでも変わらない。

【セットリスト】
M01. よォーこそ
M02. 打破
M03. 逃亡者'69
M04. 毎日がブランニューデイ
M05. Little Wing
M06. You gotta move
M07. Rain Fall Down (雨!)
M08. やせっぽちのブルース
M09. Waitin' on a Sunny Day
M10. 雨あがりの夜空に
アンコール
EN1. アイコ・アイコ
EN2. Resilience
ESE. I Shall Be Released

今日は木曜日。そして既に22時過ぎているので、友達との打ち上げはナシ。
というわけで、東梅田あたりで呑み屋を探す。「串かつ ジェット」という店を見つける。
なんの変哲もない串カツ屋という感じの店だけど悪くない。けっこう居心地の良いカウンター。
梅田は不慣れと言いつつ、良さげな呑み屋はすぐに見つけるヤツ・・・ある意味、才能なのかもしれない(笑)
最初は90分制と言われたけど、空いていたのでのんびりと呑み喰いする。店自体は朝までやっているみたい。
それでも24時半にはおひらきにして、「8910/白寿」という店でシメの牛骨白湯ホルモンラーメン。
かなり薄味でいまいちな印象。またしても東梅田から西梅田まで歩く羽目になって、2時前にはホテルに戻る。

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