ケラリーノ・サンドロヴィッチ「ケムリ研究室 no.5 サボテンの微笑み」三軒茶屋シアタートラム
今日は三軒茶屋シアタートラムへ、「ケムリ研究室 no.5 サボテンの微笑み」を観に行く。
ほぼ一年ぶりの“ケムリ研究室”。改装中の世田谷パブリックシアターに替わって今回はシアタートラム。
16時過ぎに仕事を切り上げて、下高井戸駅を経由して世田谷線で三軒茶屋駅へと向かう。
やっぱり好きだなぁ~世田谷線。ちょっと混んではいるけれど、のどかな雰囲気を感じる。
少し早めに着いたのであたりを散策。「Fujiyama」へ行きたかったけど、さすがにそこまでは行けなかった。
17時40分ごろ会場入り。今日の席はF列20番。キャパシティ225席の客席、どこからでも観やすい感じ。
予定通り18時ちょうどに開演。ストーリーは以下の通り。
時は昭和3年。兄の学(赤堀雅秋)と妹の空子(緒川たまき)は、東京郊外の洋館に二人きりで暮らしている。
温室で植物を育てる兄と、何くれとなく世話をする妹。親の遺産で何不自由ない暮らしを続ける一方で、
侘しさを拭いきれないふたりだったが、旧知の夫婦・日乃出(瀬戸康史)とマユミ(瀬戸さおり)、
そして学の旧友で作家として活躍する鳥羽(萩原聖人)が訪れたことで、その暮らしにも変化の兆しが訪れる。
学は離婚したばかりのマユミとイイ感じになり、空子は鳥羽に恋焦がれ、鳥羽は空子をモデルに新聞のコラムを書く。
そんな幸せの予感に溢れた二人・・・多幸感に包まれたまま1時間40分の第1幕が終わる。
20分の休憩をはさんで第2幕が始まる。
ケラさんが書く芝居だもの・・・そんな単純に終わるはずはない。人間関係は微妙に変化していく。
きっかけとなったのは日乃出の自殺未遂。日乃出を看病する学と空子の家に、マユミと鳥羽がやってくる。
日乃出はマユミに復縁を迫るが断られ、マユミを慰めようとした学はマユミに心無い言葉を投げかけられる。
鳥羽は空子の気持ちには応えられないと話す・・・そして鳥羽とマユミは手を取り合って去っていく。
家に残されたのは学と空子。元通りと言えば元通り。それで良いのか悪いのか?
二人はこれからどうやって生きていくのだろうか? 侘しさを感じながらも、ふさわしく生きていくのだろうか?
ケラさんの芝居の中で今回はストーリーがわかりやすかったけど、やはり結末はモヤモヤするばかり。
今回はハッピーエンドかと思いきや、やはりそうはいかなかった。芝居も人生も、そんなに単純じゃないわな。
第2幕は1時間05分。21時05分過ぎに終演。
会場の外に出ると雨が降っていた。しかも風が強くて、天気は荒れ模様。
だけど久しぶりに三軒茶屋へ来たのだから、ここはやはり呑んでいかないと。
そんな時はすずらん通り。どの店にしようか迷いつつ、行き慣れた「もつ焼きばん」へ。
この店は下北沢でお馴染み。料理が美味しくて最高なんだよな。生ビールと白ホッピーがすすむ。
客層的には若いんだけど、流れる曲は演歌ばかり。「岩壁の母」が流れている。なぜだろう?
23時前にはおひらき。帰りも世田谷線。混んでいるので座れない。でも、途中から座れた。
京王線の上り電車はガラガラ。混んでる電車はイヤだけど、空いてる電車は無機質な冷たさを乗せて走る。
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