2022年8月21日 (日)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「世界は笑う」シアターコクーン

今日はシアターコクーンへ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ「世界は笑う」を観に行く。
KERAさんとしては2017年の「陥没」以来、5年ぶりにシアターコクーンで上演する新作公演らしい。
今回の出演者は全員が主役級揃いの錚々たるメンツなので、チケットは激戦だったけど無事にゲット。
渋谷へ行くにはバス。東急百貨店経由の渋谷66系統に乗れたのでラッキー。
ちょっとだけ早めに着いたので、東急百貨店をブラブラ。ココももうすぐ無くなってしまうのか・・・。
12時40分ごろ会場入り。今日の席は1階L列24番。ステージ上手フロア後方だけど、まずまずの位置。
人気公演だけあって、客席はビッシリ超満員。圧倒的に女性の方が多いかな。

予定通り13時ちょうどに開演。
舞台は昭和32年の新宿。その一角に常打小屋を持つ軽演劇の一座「三角座」。
彦造(瀬戸康史)は「三角座」で喜劇俳優をしている弟の是也(千葉雄大)を訪ねて上京する。
劇団には、若手俳優の大和(勝地涼)や、踊り子の撫子(伊藤沙莉)、古株俳優のトーキー(ラサール石井)、
興行主の蛇之目(銀粉蝶)、貸本屋で働きながら劇団を手伝っている初子(松雪泰子)など、
たくさんの人が関わり、それぞれの思いを持って軽演劇に取り組み、いろいろな人間模様が描かれていく。
ステージセットは、戦後の色を残しながらも活気づいていた当時の新宿の街角を見事に再現している感じ。
昭和32年だからリアルには体験していないけれど、戦争の傷跡を引きずっている空気がどこか懐かしい。
いつも通りカッコいいオープニングは、ステージ上だけでなくバルコニー席まで使ったプロジェクションマッピング。

喜劇俳優から脚本家に転身したけど、薬で精神的に病んでしまう弟の是也と、
初子との恋が成就しそうでしない兄の彦造を中心に物語は展開していく。
ミュージカル調にみんなで唄い踊ったり、言葉遊び的なやり取りで笑わせたり、
KERAさん芝居を観たあとにいつも感じるモヤモヤ感もなく、全編通してすごく楽しめた。
一幕:125分、休憩:20分、二幕:80分という長丁場にも関わらず、あっと言う間という印象。
メイン以外の役者陣も、大倉孝二、緒川たまき、山内圭哉、マギー、伊勢志摩、廣川三憲、神谷圭介、
犬山イヌコ 温水洋一、山西 惇と、お馴染みのメンバーが揃っていて言う事ナシ。
前半はゲラゲラ笑って、後半は切なくて泣いた。それはお涙頂戴的なものではなく、自然な感情として。
終盤のステージセットは新宿三丁目の風景。「どん底」や「スンガリー」など、お馴染みの店名が嬉しかった。
16時45分ごろ終演。

終演後、駅前まで出て「山家」で打ち上げ。
ほど良い感じで賑わっている店内、カウンター席でビールと黒ホッピー。
いつものように長っ尻。隣に座った兄貴たちが、次々に入れ替わっていく。
このところ食べ過ぎな気がするので、今日のところはシメずに真っすぐ帰宅。
気分が良いので歩いて帰ったら、汗だくになってしまった。

| | コメント (0)

2022年7月10日 (日)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「室温~夜の音楽~」世田谷パブリックシアター

今日は世田谷パブリックシアターへ、「室温~夜の音楽~」を観に行く。
この作品は、ケラリーノ・サンドロヴィッチが2001年に作・演出を手がけた舞台。
あれから21年経った2022年、奇才・河原雅彦の手により新演出版として上演される。
三軒茶屋へ行くのも久しぶり。三軒茶屋へ行くなら、やっぱり世田谷線に限る。
朝から何も食べていないので、駅前のお店で白い今川焼を買って食べる。
11時40分ごろ会場入り。今日の席は1階O列20番。後から二列目だけど、舞台真正面で見やすい。
お客さんはビッシリの大入り。東京公演千穐楽ということもあって大盛り上がり。

ほぼ予定通り、12時過ぎに開演。
二段構造になった舞台の上段にFunkバンド“在日ファンク”がスタンバイ。
その生演奏をバックに、舞台の下段に設けられた屋敷の居間で物語が繰り広げられていく。
田舎でふたり暮らしをしているホラー作家・海老沢十三(堀部圭亮)と娘・キオリ(平野綾)。
12年前、拉致・監禁の末、集団暴行を受けて殺されたキオリの双子の妹・サオリの命日の日に、
様々な人々が海老沢家に集まってくる。巡回中の近所の警察官・下平(坪倉由幸)、
海老沢の熱心なファンだという女・赤井(長井短)。タクシー運転手・木村(浜野謙太)が腹痛を訴えて入り込み、
そこへ加害者の少年のひとり、刑務所から出所したての間宮(古川雄輝)が焼香をしたいと訪ねてくる。
バラバラに集まってきた人それぞれの奇妙な関係は物語が進むに連れ、死者と生者、善と悪との境が
曖昧になっていき、やがて過去の真相が浮かびあがってくる・・・というストーリー。

ところどころに笑いを交えながらも、ストーリーは極めて猟奇的で重たい。
登場人物それぞれの思惑が、突然のタイミングで爆発するところが怖い。
警察官・下平の狂気のふるまい、女・赤井の腹黒さ、娘・キオリの理科不能な動き。
一連の事件には関係ないタクシー運転手・木村も次第におかしくなっていき、なんだか救いようが無い。
その中でどこか達観しているホラー作家・海老沢十三の存在が、物語の軸になっていた。
“在日ファンク”は舞台の下段にまで出てきて演奏を繰り広げる。音楽と芝居が見事に一体化している。
第1幕:65分、休憩:20分、第2幕:70分という、長くもなく短くもない丁度いい長さ。
東京公演は本日が千穐楽ということで、カーテンコール後に“在日ファンク”の一曲演奏もあり。
ライブ感たっぷりでとっても楽しめる舞台であった。

終演後は三軒茶屋の街をブラブラ。
「つるかめ商店」も「Fujiyama」もお休みだったけど、その存在を確認出来ただけで嬉しい。
お腹が空いたので、「もつ焼よし田」という店で昼呑み。カウンター奥の特等席に案内される。
机の上の鉄板で焼きながら食べるスタイル。どれも柔らかくて美味しい。ビールとホッピーがすすむ。
1時間半ほど満喫して、17時過ぎにおひらき。お腹イッパイで大満足。
三軒茶屋といえば「OIMO」。生スイートポテトを買い、酔い覚ましのスムージーを呑む。
帰りももちろん世田谷線。いつの間にか爆睡して、下高井戸駅で駅員さんに起こされた。

| | コメント (0)

2022年2月27日 (日)

「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR SHOW」渋谷 PARCO劇場

今日は渋谷 PARCO劇場へ、「ROCKY HORROR SHOW」を観に行く。
2月12日から始まった東京公演、個人的には13日・19日・23日に続いて四度目の参加。
大千穐楽は明日だけど、自分としては今日が最後。古田新太のフランク“N”フルターもこれで見納め。
ちょっとばかりセンチメンタルな気分に浸りつつ、11時半ごろバスに乗って渋谷へ。
12時ちょっと前に会場入り。外階段から屋上へ出て時間調整。この行動も今日でおしまいだな。
今日の席はQ列16番。フロアのやや後方だけど、ステージはよく見える好ポジション。

予定通り12時30分に開演。まずは“売り子セブン”改め“感染対策に余念がないぞセブン”が登場。
まずは「Time Warp」の踊りのレクチャー。自分の隣が空席なので、自由に動き回れるのでイイ。
武田くんのサックスソロから、セクシーな売り子さんが唄う「Science Fiction」。このオープニングも見納め。
ブラッド&ジャネット、リフラフ、マジェンタ、コロンビア、フランク“N”フルター・・・愛すべき変態たち。
今日も峯岸みなみのコロンビアがイイ。演技の合間にはさむアドリブも、段々と磨きがかかってきている。
エディーが登場するシーンでは、ROLLYと岡本健一がギターソロ合戦。バンドの演奏も本格的で最高。
第1幕は1時間、20分の休憩をはさんで、第2幕は約55分、カーテンコールが15分。時間配分はいつも通り。
カーテンコールでは「小池徹平でなく小池てっぺんにしよう」と、今日も小池徹平を持ち上げる古田新太。
ふと気づくと岡本健一が居ない・・・「多目的トイレに行ってるのかな?と言う古田新太に、
「それは別のケンちゃんです」と応える武田真治。みんないろいろ苦労してるのよねぇ~と妙な連帯感。
そんな岡本健一は、リフラフになって再登場。ISSAのリフラフと二人で唄い踊る様子は圧巻。
最後はライブのフィナーレのような雰囲気で、声を出さずにみんなで騒いで15時過ぎに終演。

終演後はひとり打ち上げ。
今日も「山家」へ行こうと思っていたけど、「多古菊」を覗いたら営業していたので入店。
この時間だとまだ他にお客さんは居なくて、店員さんにやたらと歓迎されてしまった。
この店に来るのも久しぶり。ビールと黒ホッピーを呑みながら、尾頭付きのアジフライ。
なんだかメチャメチャ居心地が良くて、ついつい長居してしまった。
17時半ごろおひらきにして、バスに乗って帰宅。

| | コメント (0)

2022年2月23日 (水)

「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR SHOW」渋谷 PARCO劇場

今日は天皇誕生日でお休み。
いつの間に休みになったのか? ちょっと得した気分。

というわけで昼前に出かける。
今日は渋谷 PARCO劇場へ、「ROCKY HORROR SHOW」を観に行く。
2月12日から始まった「ROCKY HORROR SHOW」東京公演、個人的には13日・19日に続いて三度目の参加。
これまでよりちょっと早めの12時30分開演。11時半過ぎには渋谷へ着くようにバスに乗り込む。
しばらく時間調整したあと、12時ごろ会場入り。外階段から屋上へ出られると知り、試しに上がってみる。
思っていたほどの絶景というわけではないけど、渋谷の街の様子がよくわかっておもしろい。
今日の席はH列24番。今回参加する中で一番の良席。双眼鏡無しでも、演者さんの表情まで見える距離。

予定通り12時30分に開演。まずは“売り子セブン”改め“感染対策に余念がないぞセブン”が登場。
「Time Warp」の踊りのレクチャー。ちょっと窮屈だけど、ここは思い切り楽しんで踊らないと。
P→★さんの美しさに思わず見とれる。女の子だと思ったら、実は違うみたい。でも、とっても美しい。
武田くんのサックスソロから、セクシーな売り子さんが唄う「Science Fiction」。ここから物語が始まる。
ステージを覆っていた幕が透けて、その向こうにバンドが現れる瞬間・・・いつ見ても鳥肌が立つ。
ブラッド&ジャネットのシーンから、リフラフ、マジェンタ、コロンビアが登場する古城のシーン。
「Time Warp」で踊ったあとは、古田新太演じるフランク“N”フルターのお出まし。何度見てもシビれる
第1幕は1時間、20分の休憩をはさんで、第2幕は約55分、カーテンコールが15分ほど。
前回はソニンのジャネットがものすごく良かったけど、今回は峯岸みなみのコロンビアが個人的にはツボ。
古田新太に「あの坊主のコ」といじられながらも、見事にコロンビアを演じ切っている。
底抜けに明るくてちょっと馬鹿っぽいけど、どこか哀しさや切なさを感じさせるコロンビア。
これまで何とも思わなかったけど、峯岸みなみファンになっちゃうかも。そういう出会いってイイ。
最後は「Time Warp」をみんなで踊って、大きな拍手に包まれながら15時ごろ終演。

終演後はひとり打ち上げ。
この時間から営業している店は限られているので、けっきょく「山家」で呑むことにした。
ほどよい感じの混み具合。この御時世だから、そういうところも重要なポイント。
いつも通りに呑み喰いして、シメは「えびくら」という初めての店で濃厚海老みそラーメン。
なかなかに美味しかった。外はまだ明るかったので、そのまま歩いて帰宅。

| | コメント (0)

2022年2月19日 (土)

「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR SHOW」渋谷 PARCO劇場

今日は渋谷 PARCO劇場へ、「ROCKY HORROR SHOW」を観に行く。
2月12日から始まった「ROCKY HORROR SHOW」東京公演、個人的には13日に続いて二度目の参加。
本当に何度観てもワクワクする。楽しみ過ぎて、早めに現地へ到着。しばらくのあいだ時間調整。
12時30分過ぎ会場入り。リピーターが多いからなのか? グッズ売り場が空いている。
今日の席はT列13番。よりによって最後列の一番端の席。だけど自由に立ちあがれるからイイかも?

予定通り13時に開演。まずは今日も“売り子セブン”改め“感染対策に余念がないぞセブン”が登場。
「Time Warp」の踊りのレクチャーと撮影タイム。心なしか前回よりもハイテンションのような気がする。
武田くんのサックスソロから、セクシーな売り子さんが唄う「Science Fiction」。大好きな流れ。
ブラッド&ジャネットのとぼけた雰囲気も良いし、リフラフ、マジェンタ、コロンビアの怪しさも最高。
「Time Warp」はもちろんお客さん総立ちでダンシング。今日は通路際ということで、思う存分に踊りまくる。
そして古田新太演じるフランク“N”フルターの圧倒的な存在感。今回が見納めというのは残念。
バンドの生演奏をバックにストーリーは展開されていく。このライブ感覚がもうひとつの魅力。
第1幕は1時間、20分の休憩をはさんで、第2幕は約55分、カーテンコールが15分ほど。
古田さんのアドリブがちょっと増えて、今日は何故だか「小池徹平推し」になっているのが笑えた。
カーテンコールでのトークも変えられていて、リピーターも楽しませる工夫が随所に感じられた。
最後は「Time Warp」をみんなで踊って、バンド演奏にノリノリのまま、15時30分ごろ終演。

終演後はささやかな打ち上げ。「鳥市」はまだ営業していなかったので、今日も「山家」へ。
カウンター席に座って、今日のステージをぼんやりと振り返りながら呑む。
最高だなぁ~。このうえなく素敵なひととき。1時間半ほどで切り上げて、シメは「信州屋」で蕎麦。

18時には帰宅して、理事会のお仕事。
こんなイイ気分のときにやりたくないけど仕方ない。
ローソンでコピーをとって、ひたすら封筒に入れる作業。
とりあえず終わった。ここまで来ればひと段落。

| | コメント (0)

2022年2月13日 (日)

「RICHARD O'BRIEN'S ROCKY HORROR SHOW」渋谷 PARCO劇場

今日は渋谷 PARCO劇場へ、「ROCKY HORROR SHOW」を観に行く。
2017年の秋以来、実に五年ぶりに上演される「ROCKY HORROR SHOW」。
古田新太が演じるフランク・フルターは、とても残念なことに今回が最後。
1月に予定されていた神奈川KAAT公演はスタッフ感染のため中止になってしまったので、
東京公演が無事に開催されると知って、特別な想いを抱いて渋谷へと向かう。
12時30分ごろ会場入り。PARCO劇場は初めての会場。8階までエレベーターで直行。
感染対策は万全。とりあえずグッズを購入して、自分の席:R列9番へ。
それほど広くないフロア、客席の段差がキツいので、どこからでもよく見える感じ。
それにしてもかなり後方・・・チケットは即完売だったらしいから、贅沢は言えないけど。

予定通り13時に開演。まずは“売り子セブン”改め“感染対策に余念がないぞセブン”が登場。
いつもなら会場内を練り歩いてグッズを売る“売り子セブン”だけど、この御時世ではそれも出来ず、
コロナ禍での開催にあたっての注意事項を説明する“感染対策に余念がないぞセブン”となったらしい。
それでも「Time Warp」の踊りをレクチャーしたり、撮影タイムに応じたりと大活躍。
そのまま武田真治のサックス演奏につながり、「Science Fiction」から本編が始まる。
まずはブラッド&ジャネットがステージに登場。ブラッドはハマり役の小池徹平、
ジャネットは前回とても良かったソニンに代わって昆 夏美が初お目見え。
ものすごい嵐の中を古い城にたどり着き、そこでリフラフ(ISSA)、マジェンタ(フランク莉奈)、
コロンビア(峯岸みなみ)とご対面。「Time Warp」はもちろんお客さん総立ちでダンシング。
そしていよいよ城の主フランク“N”フルターが登場。コルセットがキラキラ輝き、以前に増してド派手。
古田新太のフランクは今回が見納めとのこと。残念だけど、徹底的に楽しむしかない。

ステージは二階建て構造になっていて、上のフロアではバンドがずっと生演奏。
ROLLYと武田真治は演技と演奏を巧みに使い分けて、まさに八面六臂の大活躍。
今回のロッキー・ホラー役は武田真治なのだけど、ムキムキに鍛える前はROLLYが担当。
あまりのガリガリ振りにフランクも苦笑いしているところが可笑しかった。
岡本健一はナレーター、エディ、スコット博士の三役。このあたりのキャスティングもおもしろい。
第1幕は1時間、20分の休憩をはさんで、第2幕は約55分、カーテンコールが10分ちょっと。
フランクの猟奇的な実験から、ブラッド&ジャネット、スコット博士にロッキーとコロンビアも道連れにした
「フロアショウ」、そしてリフラフとマジェンタの裏切りによって殺されてしまうフランク。
声が出せないのは残念だけど、ペンライトや新聞紙などのグッズで参加するお客さん。
単なる変態の集いというわけでなく、なんだかホロリとしてしまうところがたまらない。
カーテンコールでは古田さんらしいトークを交えながら、「Time Warp」などをみんなでダンシング。
最後はバンドのみの演奏となり、15時25分過ぎに終演。

終演後は久しぶりに「山家」で呑む。
この時間にしては混んでいるけど、カウンターでのんびりと呑み喰いする。
17時半ごろまで満喫して、二次会は「パンチョ」でナポリタン。
明らかに身体に悪いけど、こればかりはやめられないんだよなぁ~。
ヘロヘロになりながらバスで帰宅して、あっという間に寝落ち。。。

| | コメント (0)

2022年2月 5日 (土)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「KERA CROSS 第四弾 SLAPSTICKS」日比谷シアタークリエ

今日は日比谷シアタークリエへ、「KERA CROSS 第四弾 SLAPSTICKS」を観に行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで
新たに創り上げる連続上演シリーズKERA CROSS(ケラクロス)。
2019年の第一弾「フローズン・ビーチ」(演出:鈴木裕美)、2020年の第二弾「グッドバイ」(演出:生瀬勝久)、
2021年4~5月の第三弾「カメレオンズ・リップ」(演出:河原雅彦)に続くシリーズ第四弾。
今回は若手クリエイター・三浦直之(ロロ)の演出によるロマンチック・コメディー。

日比谷公園をちょっと散歩して、会場入りしたのは12時30分過ぎ。
厳戒態勢とも言うべき感染対策、お客さん同士の会話も控えて!という徹底ぶり。
今日の席は8列13番。ステージ真正面のベストポジション。12列目以内確保の「ぴあスペシャル席」はさすが。
物語はサイレント映画からトーキーへと転換期を迎えるハリウッドが舞台。
伝説のコメディアンであるロスコー・アーバックルの映画をリバイバル上映してもらおうと奔走するビリー。
配給会社に勤めるデニーを説得すべく、熱い眼差しで当時の思い出を語り出す。
若き日のビリー、初恋の人であるアリスとの思い出。そしてロスコー・アーバックルの栄光と悲劇。
いつもながら100パーセント理解することは出来なかったけど、映画への想いが溢れていた。
後で調べたら、ロスコー・アーバックルは実在したコメディアン。その悲劇により、歴史から抹殺されている。
演技の合間に挿入されるサイレント・フィルムが、その活躍ぶりを映し出していた。
一幕:75分、休憩:25分、二幕:80分。長さはちょうどイイ感じだったかな。

終演後は「きくのこ」で打ち上げ。日比谷へ来たら、ココに寄るのがもはや定番。
刺身と煮込みをつまみながら、ビールと黒ホッピー。立ち呑みならではの気軽さがイイ。
あいかわずワンオペの店員さんもイイ感じで、大満足のひととき。
18時半から「INU-KERA」の配信を観たかったので、17時過ぎには切り上げて帰宅。

| | コメント (0)

2021年11月23日 (火)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「ナイロン100℃ 47th SESSION イモンドの勝負」下北沢 本多劇場

今日は勤労感謝の日でおやすみ。
RCサクセションの結成記念日であり、SHEENA & THE ROKKETSの結成記念日でもある。
そんな素敵な日、朝からイイ天気でゴキゲン。

午後になって出かける。
今日は下北沢 本多劇場へ、「ナイロン100℃ 47th SESSION イモンドの勝負」を観に行く。
2018年に上演された「睾丸」以来となる“ナイロン100℃”の新作公演。
新型コロナウィルス感染拡大の影響でずいぶんと待たされ、まさに待ちに待った感じ。
天気が良いので早めに下北沢へ行き、「GENERAL RECORD STORE」と「disk union」で発掘作業。
今日のところは収穫無かったけど、やっぱりこういう時間って楽しいな。
14時40分過ぎに会場入り。今日の席はF列17番。芝居をこんな前の席で観るのは珍しいかも。

予定通り15時ちょうどに開演。
物語は「何かの代表になって勝ちまくる男」の話。もしくは「勝ちまくって代表になる男」の話。
なんの勝負なのか? それがいつ開催されるのか? 集中して観ていてもまったくわからない。
男をとりまく登場人物も、会長・副会長だったり、孤児院の院長・副院長だったり、その設定自体が謎。
ちょっとした言葉遊び、ナンセンスなやり取り、思わずクスリと笑ってしまうシュールな場面。
しまいには謎の生物や宇宙人まで出てきて、その世界はいったいどこまで広がっていくのか?

プロジェクションマッピングと役者がコラボするオープニングシーンは、相変わらずカッコいい。
そして大倉孝二を中心に、みのすけ、犬山イヌコ、三宅弘城、峯村リエ・・・みんな素晴らしい演技。
1幕:1時間40分、休憩:15分、2幕:1時間25分、合計:3時間20分。
KERAさんの芝居はいつもながらにおもしろく かつ つかみどころがなく難解。
ひとつひとつの台詞を追いかけながら、思わず笑ってしまう感じ。ハマったら抜け出せない沼。

劇場を出たのは18時半ごろ。ちょうどいい時間なので、「かつ良」で打ち上げ。
ロースカツとカキフライを食べながら、ビールとレモンサワーを楽しむ。
入店した時は空席もあったけど、そのうち満席になって空席待ちが出来ていた。
いいタイミングで呑み喰い出来て、上機嫌のまま20時ごろ帰宅。

| | コメント (0)

2021年8月23日 (月)

ケムリ研究室 no.2「砂の女」三軒茶屋シアタートラム

遅めの夏休みもそろそろ終盤。
昼は録画しておいたライブ番組をひたすら観まくる。
そして夕方になって出かける。

今日は三軒茶屋シアタートラムへ、ケムリ研究室 no.2「砂の女」を観に行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきによる演劇ユニット“ケムリ研究室”の第2回公演。
KERAさん関連の芝居は軒並み中止という残念な状況ではあるけれど、
“ケムリ研究室”の公演は昨年9月に続いてなんとか無事に開催される運びとなった。
三軒茶屋へ行くにはいくつか方法があるけれど、世田谷線で行くのが何と言っても楽しい。
のんびりと路面電車に揺られながら、ちょっとした旅気分を味わう・・・最高だ。
小腹が空いたので「包包」でカレーまんを買って立ち喰い。ちょっと変わっているけど美味しい。
開演時間が近づいてきたので、会場のシアタートラムへ。キャロットタワーの1階、こんな所にあるとは!
今日の席はL列20番、ステージ上手の最後列。だけどキャパ248人なので、ステージはよく見える。

予定通り18時に開演。
ステージ下手の高い場所に、DJブースのような感じで演奏担当の上野洋子さんがスタンバイ。
ステージ中央には一棟の小屋。その周り全てが砂の壁で囲まれているというシチュエーション。
主人公の男(仲村トオル)は昆虫採集を目的にこの地を訪れたが、村人の策略によって軟禁されてしまう。
そこに住む女(緒川たまき)は当然のように男を受け入れ、二人の共同生活が始まる。
砂は小屋の中にまで入り込み、その湿り気で全てを溶かしてしまう。砂をかき出すこと事が毎日の仕事。
生きるために砂をかき出しているのか? 砂をかき出すために生きているのか?
男は何度も脱出を試みるが失敗し、何が正しいのか次第にわからなくなってしまう。
安部公房原作だけど、KERAさんらしい雰囲気が漂う作品。集中して一気に観たという感じ。
薄暗い照明とプロジェクションマッピングが、精神をかき乱す「砂」を見事に表現していた。
一幕:82分、二幕:74分、15分の休憩含めて2時間51分という長さも丁度良かった。
規制退場で会場を出るとき、ロビーにKERAさんを発見。感想を伝えたかったけど、この御時世なのでガマン。

シアタートラムの「トラム」は市街電車という意味。だから世田谷線の改札まで1分もかからない。
電車を一本見送って、のんびりと座って帰る。外はすっかり暗いので、昼間ほどの楽しさは無いけど。
京王線乗換駅の下高井戸駅でちょっと寄り道。駅周辺を歩いてみたけど、21時過ぎではどこも真っ暗。
大好きな「紅とん」は3月で閉店して、火鍋屋になっていた。思い出深い店だけにかなりショック。

| | コメント (0)

2021年7月10日 (土)

古田新太「ミュージカル 衛生 リズム&バキューム」TBS赤坂ACTシアター

今日は演劇とライブのダブルヘッダー。
当初の天気予報は雨だったけど、朝から嘘のように晴れていてなにより。
11時前に家を出て、千代田線に乗ってまずは赤坂へと向かう。
TBS赤坂ACTシアターへ、「ミュージカル 衛生 リズム&バキューム」を観に行く。
古田新太の芝居が大好きなオレ、古田新太主演のミュージカルと聞いたら行くしかない。
赤坂に来るのは久しぶり。11時40分ごろ会場入りして、自分の席:2階A列6番へ。
二階席のステージ下手側最前列。フルキャパで入れているけど、二階席はかなり余裕がある。

予定通り12時ちょうどに開演。
物語は昭和33年、水洗トイレが普及する前の話。
し尿の汲み取り業者「諸星衛生」は、社長の良夫(古田新太)と息子の大(尾上右近)を中心に、
利益を出すためなら殺人も厭わないという経営方針でのし上がってきた。
地元の政治家・長沼ハゼ一(六角精児)をバックにつけ、庶民のわずかな資産を吸い尽くすべく、
さらなる経営の拡大を画策している。一方、諸星衛生のモテない従業員・代田禎吉(石田明)は、
恋心を寄せる事務員・花室麻子(咲妃みゆ)を大に奪われ、その恨みをくすぶらせていた。
麻子がお腹の中に命を宿したまま悲惨な最期を迎えたことで、禎吉の恨みはさらに加速する。
昭和50年、麻子の残した娘・小子は18歳になっていた。
「諸星衛生」の経営は、良夫から大へと事実上の実権が移り、地元の経済を隅々まで制圧していた。
その裏で、かつてのライバル業者だった瀬田好恵(ともさかりえ)が、逆襲の機会を窺って、
怪しい組織を率いて、その規模を拡大していた。そんな中、庶民からの搾取の効率化を進める長沼は、
大を箱根駅伝に出場させるという計画を進めることになる。
計画を聞きつけて、水面下で「諸星衛生」に復讐を誓う者たちが集い始める・・・。

というのが、公式サイトに掲載されているあらすじ。
だけどストーリーには何の意味も無い。ただただ物語が展開し、次々と歌が唄われるだけ。
まさに古田新太ワールド全開の内容。ステージに汚物がぶちまけられるような演出も最高。
観終わる頃には、なんとも言えない爽快感まで漂っていた。
1幕:85分、休憩:20分、2幕:75分、トータル約3時間の上演時間。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧