2020年7月12日 (日)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「プラン変更 ~名探偵アラータ探偵、最後から7、8番目の冒険~」

今日は15時からリーディングアクト『プラン変更 ~名探偵アラータ探偵、最後から7、8番目の冒険~』を観る。
作・演出はケラリーノ・サンドロヴィッチ、出演は古田新太・大倉孝二・入江雅人・八十田勇一・
犬山イヌコ・山西 惇・奥菜 恵。下北沢本多劇場からの生配信によるリーディング公演。
あいかわらず大迫力の古田さんを中心に、それぞれがボケ倒すというナンセンス・コメディ。
ソーシャル・ディスタンスを保ちながらの演技に、チクリと毒を効かせるところはさすが。
配信で観る芝居は初めてだったけれど、すごくおもしろくて大満足。

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2020年2月 8日 (土)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「KERA CROSS 第二弾 グッドバイ」シアタークリエ

今日はシアタークリエへ、「KERA CROSS 第二弾 グッドバイ」を観に行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲を、才気溢れる演出家たちが新たに創り上げるシリーズ「KERA CROSS」。
今回は2015年にKERA・MAP作品として上演された恋愛狂騒劇を、生瀬勝久の演出で上演される。
定期券を使って通勤経路通りに有楽町駅へ出て、そこから歩いて会場のシアタークリエへ。
ここは何度か来たことがある劇場、大人っぽい雰囲気の造りで気分があがる。
今日の席は10列3番。ステージ下手の端だけど、ステージが近くて見やすい。

予定通り、12時30分開演。
闇商売で儲けて20人以上の愛人を抱える文芸誌「オベリスク」編集長・田島周二(藤木 直人)。
怪力で大喰いの闇市のかつぎ屋・永井キヌ子(ソニン)と結託して、愛人へ別れを告げてまわる。
別れの場面で愛人の最後の言葉は決まって「グッドバイ」。その台詞回しがどことなくポップ。
ところが田島は路上で追いはぎに襲われ、あっさりと命を落としてしまう・・・。
一年後、故人を忍んで集まった愛人たち。小説家の連行(生瀬勝久)は田島の元妻と再婚している。
そんなところに現れた記憶喪失の男・・・実は田島は生きていたのだ。
喧々諤々のやり取りのあと、みんなで唄い踊ってのハッピーエンドを迎える。

上演時間は、一幕:12時30分~14時10分、休憩:20分、二幕:14時30分~15時40分。
二階建てのステージセットがおもしろく、ステージバックのガラス越しの樹木が綺麗で幻想的。
生瀬さんはあいかわらずのド迫力で、アドリブをビシビシと決めまくっていた。
藤木くんはテレビではのほほんとしたイメージだけど、舞台ではビシッとキメてくれる。
そしてソニンちゃん。喜怒哀楽が激しい女性の役を、表情豊かに演じていたのが印象的。
転換の場面でバイオリンを弾きまくる杉田のぞみの演奏も良かったな。
好きな役者さんばかりが出ていて、それに負けないストーリー・・・とてもおもしろい芝居だった。

16時前に終わったので、有楽町電気ビルの地下へ行ってみる。
まだ外は明るいけれど、偶然見つけた立呑屋「きくのこ」で呑むことにする。
刺身3品盛と煮込み3品盛(牛すじ・牛モツ・豚モツ)が、思っていた以上に美味しい。
店員のお姉さんも熱心さがにじみ出ていて、これは通いたくなる店だなぁ~。

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2020年1月26日 (日)

明石家さんま「七転抜刀!戸塚宿」Bunkamura シアターコクーン

今日はお疲れ休みでのんびりしたいところだけど、午前中から下高井戸へ。
来週の法事の準備。あっという間に終わったので、駅ビルの「吉野家」で牛丼を食べる。

それから井の頭線に乗って渋谷へと向かう。
今日はBunkamura シアターコクーンへ、「七転抜刀!戸塚宿」を観に行く。
明石家さんま主演の芝居、生さんまを観るのは実に8年ぶりになる。
あいかわらずパワフルなお笑い怪獣が、どれだけ笑わせてくれるのか楽しみ。
12時40分ごろ会場入り。今日の席は2階C列9番。二階席なので、ステージはちょっと遠い。

13時開演。時は幕末から明治にかけての激動の時代。
日本が諸外国に開国を迫られ、国内も意見が対立して、天誅と称した刃傷沙汰が横行していた混乱期。
そんな中、藩士(藩の家臣)の仇討ちをテーマに物語は進行していく。
中尾明慶演じる藩士が狙う親の仇は、明石家さんまが演じる凄腕の浪人。
ところがその仇討ちは、お互いにわかりあったうえで演じているまったくの芝居。
二人を中心に、佐藤仁美、温水洋一、山西 惇、八十田勇一などが繰り広げるドタバタの数々。
ストーリーはそんな感じだけど、この際それはどうでも良くて、さんまの一挙手一投足に自然と目が行く。
中でもステージのヘリで音を拾っているマイクを使って、松山千春の歌を唄うところは大喝采。
ちょっと声が聞き取りにくいところがあったけど、徹底的に笑わせようとするところはやはり最高。
脇を固める佐藤仁美や温水洋一の本格的な芝居もすごく良くて、さすがプロだなぁ~と思った。
15時45分終演予定だったけど、5分ぐらい長くなっていたような気がする。

ほど良い時間になったので、終演後は「鳥市」で呑む。
昨日はよく呑んだからほどほどに・・・と思いつつ、いつも通りに楽しんでしまった。
18時前にはおひらきにして、バスに乗って帰宅。
やりたいことがたくさんあるから寝落ちはしないようにと思っていたのに、いつの間にか気絶。

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2019年11月16日 (土)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「ドクター・ホフマンのサナトリウム ~カフカ第4の長編~」KAAT 神奈川芸術劇場

今日はKAAT 神奈川芸術劇場へ、「ドクター・ホフマンのサナトリウム ~カフカ第4の長編~」を観に行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出のこの作品、「『失踪者』『審判』『城』に続く、
カフカの4作目の長編小説の遺稿が発見されたとしたら!?」というテーマ。
カフカを全く知らない私なので大丈夫かな?と思ったけど、ケラさん作・演出とあればやはり見たい。
会場のKAAT 神奈川芸術劇場は、みなとみらい線の日本大通り駅から歩いて数分のところにある。
千代田線~副都心線~東横線~みなとみらい線を経由するので、直通運転があるとはいえかなり遠い。
1時間以上かかってようやく到着。来るのは初めてでは無い。あいかわらず大きくて立派な劇場。
今日の席は、1階11列8番。ステージ下手寄りだけど、段差が急なので観やすい。

ほぼ予定どおり、18時30分開演。
借金に苦しむブロッホ(渡辺いっけい)は、友人(大倉孝二)とともに、
自身の祖母が所持していたフランツ・カフカの遺稿を出版社に持ち込もうと画策していた。
その未発表原稿は、主人公カーヤ(多部未華子)が出兵間近の婚約者ラバン(瀬戸康史)と
生き別れる様を描いた冒険もの。ブロッホがたまたま読んだ「やさしい道の迷い方」をきっかけに、
ブロッホが生きる2019年の世界、カフカが生きた時代、カフカが執筆した小説の中の世界、
3つの時空が交錯していくという物語。出演は他に犬山イヌコ、緒川たまき、音尾琢真、村川絵梨、麻実れい。

3つの時空が交錯するということで、ストーリーを追いかけていくことに集中。
そのため一幕:1時間45分、二幕:1時間30分という長い上演時間があっという間に感じた。
時間の交錯はケラさんの芝居ではよくあるけど、今回は空間の交錯という部分が強調され、
ステージ上は前後左右に伸びる階段とさまざまな形に並べられる椅子で構成、
ステージ下の奈落へ続く階段がいたるところに設けられている。これにはちょっとビックリ。
渡辺いっけいと大倉孝二のからみはとてもおもしろく、特に大倉さんはその存在だけで笑える。
多部ちゃん演じるカーヤは凜としているというより強気な雰囲気が良かったけど、
終盤でドクター・ホフマンのサナトリウムに収容されているというくだりには理解がついて行けず。
今回は音楽が生演奏で、Guitar:伏見 蛍、Percussion:関根真理、Violin:高橋香織、
Trumpet:鈴木光介から成るバンドもさりげなく舞台の一員となっていたのが良かった。
上演終了は22時10分。長かったけど長さを感じさせず、とてもおもしろかった。

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2019年8月10日 (土)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「KERA CROSS 第一弾 フローズン・ビーチ」日比谷 シアタークリエ

今日は日比谷 シアタークリエへ、「KERA CROSS 第一弾 フローズン・ビーチ」を観に行く。
「KERA CROSS」は2019年から数年にわたり、一年に一本ずつさまざまな演出家の演出で、
ケラリーノ・サンドロヴィッチの名作をシアタークリエで上演していくという企画。
第一弾の今回は、1998年にナイロン100℃によって上演された「フローズン・ビーチ」。
勝手な思い込みで渋谷文化村で上演されると思っていたら、出かける間際に違うことに気づく。
それでも千代田線に乗りこめばあっと言う間に到着。なんとか開演時間に間に合った。
今日の席は13列7番、フロアほぼ中央の好ポジション。客席はあいかわらずギッシリと埋まっている。

予定より遅れて、12時35分ごろ開演。
1987年、カリブ海と大西洋の間にある島に建てられた別荘の3階にあるリビングが舞台。
別荘の持ち主は双子の姉妹である愛と萠(花乃まりあ二役)の父親・梅蔵で、
千津(鈴木 杏)とエキセントリックな友人・市子(ブルゾンちえみ)は愛に招かれてここに滞在している。
千津と愛は同性愛の恋人同士だが、千津は愛に憎しみを抱いており、市子と共謀して彼女をベランダから突き落とす。
ところが愛はベランダの向こうにぶら下がって、間一髪のところで命を取り留めていた。
一方、双子の姉妹の義理の母・咲恵(シルビア・グラブ)は、萌と二人きりでいる際に彼女といさかいを起こし、
体が弱かった萌はそのさなかにあっさり死んでしまう。咲恵はベッドルームに萌の死体を運ぶ。
これによって咲恵と、死体を愛のものと勘違いした千津・市子との間で滑稽な行き違いが起こる。
結局、萌は心臓麻痺であったことが判明するが、千津と市子は真相を知らないまま日本に発ってしまう。
第二場は、8年後の同日・同じ場所が舞台になる。愛と咲恵は仲良くやっており、千津と市子もやってきている。
しかし千津は3年間のあいだ自分が殺人犯だと思い込まされていた恨みから、再び市子と共謀して愛と咲恵に毒を盛る。
実際には死に至るほどの毒ではなかったのだが、愛は解毒剤を求めて千津を刺してしまう。
毒殺が狂言であったことを市子に知らされて愛は後悔するが、千津はなんとか一命を取り留める。
第三場は、さらに8年後。水没しかかっている同じ場所に集まった4人のやりとりが描かれる。(上演時間:133分)

1980年代後半から2000年初めにかけてのストーリーとうことで、バブルやボディコン、オウム真理教など、
当時を思わせる要素が組み込まれ、その中で四人の女優が強烈な個性をぶつかり合わせている感じ。
中でも鈴木 杏は、千津の波瀾に満ちた人生を思わせるキャラクターを演じきっているところがさすが。
ブルゾンちえみもかなりぶっ飛んだ性格の市子を、軽快な感じで演じているところが良かった。
けれどもやはりストーリーにオチは無く、なんとなく釈然としない中で終わってしまった感じだ。

14時45分ごろ芝居が終わったので、どこかで呑んでいこうと店を探す。
まだ時間ガ早いので、良さげな店はやっていない・・・かと言って、いつも行く店ではねぇ~。
というわけで「まぐろ一代」という寿司屋で、寿司をつまみながらビールを呑む。
けっこう高くつくかなぁ~と思ったけど、意外とリーズナブルで良かった。
16時前には店を出て、ギンギンの日差しに負けずに日比谷公園をブラブラ。
千代田線で代々木上原駅まで戻り、16時40分ごろから「ジャンプ」で二次会。
普段は人気のこの店もさすがにこの時間は空いていて、カウンターでのんびりと呑む。
黒ホッピーと日本酒を呑んだだけなのに、けっこう酔っ払ってしまった。
18時にはおひらきにして、帰りに偶然見つけた「POPOCATE」という店でプリンを買って帰宅。

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2019年6月16日 (日)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「KERA・MAP #009 『キネマと恋人』」世田谷パブリックシアター

今日はKERAさんに捧げる一日。
昼は三軒茶屋で「キネマと恋人」を観て、夜は渋谷でソロ・ライブを観る。
まずは世田谷パブリックシアターで、ケラリーノ・サンドロヴィッチ「KERA・MAP #009 『キネマと恋人』」。
11時半ごろ家を出て、下高井戸駅から世田谷線に乗って三軒茶屋へと向かう。
暑いぐらいの晴天の中、路面電車にのんびりと揺られるというのはイイもんだ。
12時半ごろ三軒茶屋に到着して、しばらく時間調整したあと会場の世田谷パブリックシアターへ。
久しぶりに来る会場。ゴツゴツとした鉄骨が印象的なすり鉢状の3階建てのフロア。
今日の席は2階B列17番。二階席だけどすり鉢状なので、ステージはけっこう近く感じる。

開演予定時間の13時をちょっと過ぎたころ開演。
いつものように映像と人間の動きがシンクロした素敵なオープニング。
物語は1930年代、東京から半年遅れて映画が上演される「梟島」の小さな映画館が舞台。
ハルコにとって映画は生き甲斐。いつものように映画を観ていると、ある日銀幕から間坂寅蔵が話しかけてくる。
そして恋に落ちる二人・・・ところが寅蔵を演じている役者の高木高助が現われ、ハルコに夢中になってしまう。
奇妙な三角関係となる三人。それを取り巻く現実世界と銀幕の向こうの人たち。
ハルコは緒川たまき、寅蔵と高助は妻夫木聡が一人二役を演じる。ハルコの妹はともさかりえ。
それぞれのキャラが際立っていて、それぞれにイイ味を出している。特にハルコの訛りが可愛い。
KERAさんのお芝居はよくわからないところが時々あるけど、今回はストーリーも充分に楽しめた。
だけど最後はちょっぴり切ないエンディング。おもしろくてやがて哀しき・・・まるで映画のようだ。
第1幕:95分、休憩:15分、第2幕:95分という長時間だったけど、とっても楽しかった。

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2019年4月27日 (土)

シス・カンパニー「LIFE LIFE LIFE ~人生の3つのバージョン~」渋谷 シアターコクーン

今日からいよいよ10連休のはじまり。
午前中は思い切りウダウダとベッドで過ごして、午後になって出かける。
今日は渋谷 シアターコクーンへ、シス・カンパニー「LIFE LIFE LIFE ~人生の3つのバージョン~」を観に行く。
この作品はフランスの劇作家:ヤスミナ・レザ の代表作で、上演台本・演出がケラリーノ・サンドロヴィッチ。
私はケラさんの演出だから観たいと思ったのだけれど、稲垣吾郎が出演することもあってチケットがなかなか取れず、
かろうじて立見チケットを確保することが出来た。それでも上演時間が1時間30分だから、なんとかなるだろう。
というわけで夕暮れ迫る街をバスに乗って渋谷へ出て、17時40分過ぎに会場入り。
予想通り女性のお客さんが多く、通常の演劇の会場とはちょっと違った雰囲気が漂っている。
中2階R側14番が指定されたポジション。手すりに番号が書かれていて、そこに立つシステム。
今回はフロア中央にステージが設けられているため、ほとんど死角は無く観られるので良かった。

予定より少し遅れて18時05分ごろ開演。
フロア中央の円形ステージにともさかりえと稲垣吾郎。夫婦が住んでいる家というシチュエーション。
そこへ訪ねてくる段田安則と大竹しのぶの夫婦。段田安則はその道を極めた権威という役柄。
ストーリーは、タイトルの通り“3つのLIFE”の物語。同じシチュエーションからスタートした会話が、
その話題の入口やトーンが少し違うだけで、思いも寄らぬ方向に転がって行く。
クスクス笑いながらも、人生ってそんなものなのかなぁ~と、ちょっとばかり考えさせられる内容。
段田安則と大竹しのぶの演技はさすがの貫禄で、ともさかりえと稲垣吾郎もそれぞれいい味を出してる。
360度をお客さんに囲まれた円形ステージがたびたび回転して、演技を立体的に見せていく。
向こうを向いて話している時は、さすがに台詞が聞き取りにくかったりするけど、それもまた臨場感。
フロア全体をフルに使う感じの芝居で、1時間30分を楽しく過ごすことが出来た。

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2018年10月28日 (日)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ「KERA・MAP #008 『修道女たち』」下北沢 本多劇場

今朝は何故だか6時半に目が覚めた。
せっかくなのでそのまま起きて、新しいパソコンにiPhoneの写真を同期する作業。
設定にいろいろと迷ってしまい、何度かやり直しているうちにどんどん時間が過ぎていく。
ずいぶんとたくさんの時間を費やしてしまったけど、なんとか終わらせることが出来た。

昼前に出かける。
今日は下北沢 本多劇場へ、「KERA・MAP #008 『修道女たち』」を観に行く。
ナイロン100℃とは別の演劇活動の場として、2001年にスタートしたKERA・MAP、今回が8回目の公演。
KERAさんが関係する演劇はこのところ欠かさず観ているけど、KERA・MAPは初めてなので楽しみ。
10月20日から始まっているので、ちょうど見頃になっている頃かな? などと思いつつ、下北沢へと向かう。
マチネなので13時開演、12時40分過ぎに会場入り。席はF列19番。ステージ上手側、なかなかの好位置。

予定通り13時開演。
舞台はとある村の山荘。巡礼にやってきた6人の修道女たち
(伊勢志摩、犬山イヌコ 、松永玲子、緒川たまき、高橋ひとみ、伊藤梨沙子)。
修道女のニンニ(緒川たまき)が好きでたまらない村の娘オーネジー(鈴木杏)、
そんなオーネジーを愛しく思う村の男テオ(鈴木浩介)を中心に物語は進む。
物語自体はいたってシリアスなのに、役者のセリフによってコミカルになっていくのが不思議。
中でもやはり犬山イヌコの言葉の操り方が群を抜いている。理屈っぽい中で思わず納得してしまう。
それに対する役者のみなさん、それぞれに個性的で強力なキャラクターを持っている。
鈴木浩介はテレビではよく見かけるけど、ナマで観るとまたイイ感じ。
そして高橋ひとみ・・・やっぱりお美しくてまさに「女優」って雰囲気が最高。
第1幕が75分、休憩時間15分をはさんで第2幕が100分。
けっこう長い上演時間だけど、あっという間に感じた。

時間はまだ16時過ぎ。
せっかくなのでレコ屋めぐりをしようと思ったけど、お腹がすいたので呑みに行くことに。
この時間だからオープンしている店はまだ少ない中、「紅とん」は既にやっていたので助かった。
気がつけば、今日は朝から何も食べていない・・・あれこれつまみながらビールとホッピーを呑む。
18時ごろにはおひらきにして、二次会は「茄子おやじ」でカレー。
体感的には23時過ぎだけど、時間はまだ19時前というのがたまらない。
小田急線に乗って帰宅。

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2018年7月 7日 (土)

ナイロン100℃「睾丸」池袋 東京芸術劇場 シアターウェスト

今日は池袋 東京芸術劇場 シアターウェストへ、ナイロン100℃「睾丸」を観に行く。
ケラリーノ・サンドロヴィッチが主宰する“ナイロン100℃”の結成25周年記念公演第二弾。
それにしても「睾丸」とはすごいタイトル。最初は(仮)となっていたけど、そのまま正式タイトルになった。
いつもなら下北沢の本多劇場だけど、今回は池袋の東京芸術劇場。ここへ来るのは久しぶり。
18時前に池袋駅に到着して、しばらくあたりを散策。このあたりはウェストゲートパークだな。
そして18時15分ごろ会場入り。今日の席はM列10番、一番後ろの席だ。
だけどこじんまりとしたフロアなので、ステージはよく見える。むしろ全体が見渡せて良いかと。

予定通り、18時30分開演。いつもそうだけど、オープニングのタイトルバックがカッコいい。
2018年の25年前が1993年ということで、物語は1993年をメインに繰り広げられていく。
そのまた25年前の1968年に学生運動に明け暮れた夫婦(三宅弘城・坂井真紀)。
すっかり冷め切った関係の二人のもとに、学生運動の同志(みのすけ)が転がり込んでくる。
そこから始まる25年前の出来事との葛藤と、それぞれの気持ちのズレ。そして現在の人間関係。
主人公は三人だと思っていたのに、途中から出てきた端役が最後には殺人事件まで起こしてしまう。
激しい言葉のやり取りから、ちょっとしたサスペンスタッチの展開へ。固唾を呑んで見入ってしまった。
そして最後は、なんとも呆気ない幕切れ。なんとなく釈然としないヘンな感じ。
芝居を観たあとはいつもそう。そういう芝居を好んで観ているというのもあるのだろうが。
1幕:1時間30分、休憩:10分、2幕:1時間30分。たっぷりと堪能することが出来た。
2幕が始まって早々、地震でゆらゆらと揺れた。芝居の演出かと思うぐらい。でもちょっとビビった。

終演後は久しぶりに「豊田屋」で呑む。
“ザ・呑み屋”といった雰囲気で、やっぱりこの店は最高。
くらげ刺身やさば塩焼など、ちょっと珍しいモノをつまみながらビールとホッピー。
23時にラストオーダーのため、そのままおとなしく帰宅。

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2018年4月21日 (土)

竹生企画「火星の二人」有楽町 シアタークリエ

今日は有楽町 シアタークリエへ、竹生企画「火星の二人」を観に行く。
「竹生企画」は2011年に始動した、超個性派俳優・竹中直人と演技派俳優・生瀬勝久のユニット。
過去二回の公演を経ての第三回公演。大好きな竹中さんと生瀬さんの共演とあって楽しみ。
開演時間に間に合うように12時前に家を出て、通勤経路を通って有楽町駅へ。
汗ばむような暑さの中、日比谷の街をブラブラ。ものすごい人の多さにちょっとひるむ。
12時40分ごろ会場入り。1階から入って、階段を使って地下1階のロビーへ。
今日の席は7列22番。ステージ下手寄りだけど、通路際で観やすい。

予定より少し遅れて、13時05分ごろ開演。
舞台はとある家のリビングルーム。ちょっと変わった形のレイアウトが目を惹く。
物語はジェットコースターの大事故から奇跡的に生き延びた主人(竹中直人)を、
同じ事故から生還した男(生瀬勝久)が訪ねて来たところから始まる。
その話し合いに加わるのは、その妻(高橋ひとみ)と息子(池岡亮介)、そして息子の恋人(上白石萌音)。
押しが強い訪問者はそのまま庭にテントを張って居座り、奇妙な同居生活が始まる。
そしてそこに事故で亡くなった女子大生の従兄と名乗る男(前野朋哉)が加わり・・・。

ジェットコースターの大事故というヘヴィーな題材がありながらも、
それぞれの強烈な個性とキャラクターがどこかおかしさを誘う。
前半はリビングルームと庭のセットがきっちりと切り替わっていたけれど、
途中から両方が組み合わさったようなセットになり、役者達も空間を越えた演技をする。
この手法は先日の“ナイロン100℃”でもあったけど、ちょっとしたトレンドなのかな?
それにしても竹中直人の怪優ぶりがスゴイ。思わず目を惹きつけられてしまう。
汗だくになりながらも、軽やかな身のこなしで演技にアクセントをつけていた。
それに対抗する生瀬勝久。この人の存在感も群を抜いている。本当の役者という感じ。
そして高橋ひとみの変わらなさ。初めて観た時からまったく変わっていないように思えた。
(上演時間:120分)

芝居は15時に終わったので、有楽町で何か食べていくことにする。
ガード下の呑み屋は、混んでいたり開店前だったりして断念。
ちょっと迷った結果、有楽町電気ビル地下の「ニュートーキョー」に落ち着く。
いろいろとつまみながら中ジョッキを三杯、すっかりお腹イッパイになってしまった。
16時半にはおひらきにして、再び通勤経路を通って帰宅。
夜から“THE GOD”のライブを観に行こうと思ったけど、既にその気力はなく本日は終了。

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