2024年8月24日 (土)

増田惠子 & KEI「I Love Singing!! 2024」Billboard LIVE YOKOHAMA

今日はBillboard LIVE YOKOHAMAへ、増田惠子 & KEI「I Love Singing!! 2024」を観に行く。
ケイちゃんのライブを観るのは実に2年ぶりになる。まったく時の流れってヤツは・・・。
1stと2ndとでセットリストが一部違うと聞いていたけど、今回は1stのみ参加することにした。
横浜まで行くのはちょっとした旅行気分。乗り換えは1回のみだけど、延々と電車に揺られる。
14時ごろ現地に到着。時間調整を兼ねて、北仲ノット(ザ・タワー横浜北仲)の46階無料展望台へ。
穴場だったこの場所も、それなりに人が居てビックリ。それでも見晴らしはやっぱりイイ。
14時35分過ぎに会場入り。「スマート入場」と言いつつ、入口でドリンクオーダーをするため待たされる。
今日の席はS指定席6D。ステージ上手、一番前のテーブル。ちょっと端だけど、なかなかの好ポジション。
久しぶりのライブという事もあって、客席は見事にお客さんで埋まっている。

開演予定時間の15時よりフライング気味に、Piano:森丘ヒロキ、Drums&Percussion:山下由紀子、
Bass:砂山淳一、Guitar:齋藤純一、Chorus:YUKA がステージにスタンバイ。
演奏が始まってしばらくしたところで、真っ赤な衣装に身を包んでVocal:増田惠子がステージに登場。
「Del Sole」を情熱的に唄い踊り、「奇蹟の花」をじっくりと唄い聴かせる。ケイちゃん少し緊張気味?
ここでMC。「今日も心を込めてお送りしてきたいと思います」とケイちゃん。その誠実さは相変わらず。
落ち着いたムードの「Et j'aime la vie~今が好き」に続いて、大ヒットナンバーの「すずめ」。
齋藤さんがテレキャスターカスタムで、あのイントロのフレーズをそのまま弾いてくれたことに感動。
「運命が変わる朝」を唄ったところで再びMC。「これまでのアルバムを聴き返して選曲してきた」とケイちゃん。

メンバー紹介をはさんで、「哀色の印象」「Key」「こもれびの椅子」を3曲続けて披露。
そして2014年に阿木燿子&宇崎竜童が書き下ろしたオリジナルナンバー「愛唱歌」をしっとりと唄いあげる。
ケイちゃんの唄声が心に沁みる。「I Love Singing!!」という言葉が、いまのケイちゃんにはピッタリ。
続いて「みんなで立ち上がって踊る」コーナー。その前にケイちゃんはハイヒールをスニーカーに履き替える。
ステージ上手でスニーカーに履き替えるケイちゃん。その様子を真近で見るという貴重な体験をした。
「UFO」から始まって「渚のシンドバッド」「カメレオン・アーミー」。久しぶりに“ピンク・レディー”を唄い踊る。
後の席が空いていたので、周りを気にせず踊ることが出来た。ケイちゃんもキツそうだけど、こちらもキツい。
「みなさん何を期待されているの? どうぞお座りになってください」とケイちゃんは言い、お客さんを座らせる。
来年の1月にコンサートを行う旨を告知したあと、「最後の曲になりました」とケイちゃん。
「最後の曲は7分近いので、アンコールはありません」と言いながら、中島みゆきのカバーで「慕情」。
腰を落としながら熱唱するケイちゃんに感動。16時20分ごろ終演。

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2023年3月 1日 (水)

未唯mie「未唯mieの日「MIE to 未唯mie」リリースLIVE」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、未唯mie「未唯mieの日「MIE to 未唯mie」リリースLIVE」を観に行く。
3月1日は「み・いの日」ということで、本日発売されるベスト・アルバムのリリース記念ライブ。
このところあまり観に行けてなかったけど、未唯ちゃんのソロ曲を久しぶりに聴きたくなり参加を決めた。
2部の公演を観ることにしたので、18時過ぎまで仕事をして、家でごはんを済ませて出かける。
以前は時間ギリギリに行動していたけど、最近は余裕をもって家を出るようにしている。
「時間がない!」と焦って行動するのは、行動する時間そのものを無駄にしているような気がして。
というわけで、開演時間の1時間前には目黒に到着。そして駅周辺を散策して時間調整。
21時ごろ会場入り。受付を済ませてテーブル席に案内される。ちょっと後方だけど、ステージ真正面の席。
いわゆる「お誕生日席」みたいな位置なので、前の人に遮られずステージがよく見える。

予定より10分遅れて、21時25分頃開演。
まずはDrums:山本真央樹、Bass:バカボン鈴木、Keyboards:井上 鑑、Guitar:土方隆行&土方理久音、
Sax:前田サラ、Chorus:大滝裕子がステージに登場。ちょっと遅れて、黒の衣装に身を包んだ未唯ちゃん。
オープニングは「ブラームスはロックがお好き」。オリジナルとはちょっと違ったアレンジが施されている。
続いて「NEVER」。こちらもイントロでは何の曲だかわからない。それでもいきなりのキラーチューン連発。
ここでMC。「お馴染みの曲も今の私の雰囲気で、井上 鑑さんがアレンジしてくれました」と未唯ちゃん。
メンバー紹介をはさんで、自分の歴史を振り返るようなトークから「キティとダンス!」。
この曲は初めて聴いたけど、メチャクチャFunkyなナンバー。バカボン鈴木のブリブリと唸るベースに、
土方親子のギターと井上 鑑のキーボードが絡みつく。そしてサラちゃんのサックス、これがもう最高!
この曲だけでなく、今夜のライブはサラちゃん大活躍。久しぶりに聴いたけど、サラちゃんのサックスはゴキゲン。
続く「LOVE JAIL.」も、いつもよりビートが立ってダンサブルなアレンジ。まさに今の未唯ちゃんという感じ。

アレンジは変えているものの、今夜のセットリストはベストアルバム「MIE to 未唯mie」からの選曲。
「おやすみなさい(鎮魂歌)」「Eternal Gift」「ありがとうの地球(ほし)」と、バリエーション豊富なナンバー。
それを今の未唯ちゃんが、今のアレンジで唄う。考えてみると、今夜はなんとも贅沢なライブなんだな。
続いて筒美京平ナンバーから「Dreamer」「灰とダイヤモンド」。そして「組曲が好きだ」という話から、
井上 鑑に作ってもらったという組曲「aubade ~夜明けの詩~」。この演奏がものすごくて・・・。
山本真央樹のドラムは初めて聴いたけど、ドスンドスンと響かせながらもシャープな切れ味。
バカボン鈴木は指弾きとスラップを使い分けてうねりを作り出し、その上をギターとキーボードが泳ぎまくる。
そしてここでもサラちゃんのサックス。もう本当に何も言うことが無いぐらい最高。惚れ直したわ。
本編最後の曲は「Hallelujah(ハレルヤ)」。未唯ちゃんはアコースティックギターを弾きながら唄う。
「神を讃えるだけではなく、ヤ(あなた)を讃える」という思いが伝わってきた。

アンコール、まずは未唯ちゃんがステージに登場してインフォメーション。
4月30日に大阪でもこのメンバーでライブを行う予定とのこと。うーん・・・行きたいなぁ~。
最後の曲を紹介したところで、井上 鑑が「Happy Birthday to You」のメロディーを弾き出す。
そう、3月9日は未唯ちゃんの誕生日。そして土方親子と裕子ちゃんも3月生まれということで、
4人揃ってバースデイケーキに立てられたロウソクの灯を消す。いつ見てもいい光景。
そして最後は「ALRIGHT ALRIGHT」。何とも言えない爽快な気持ちにさせられる曲。
こうして23時過ぎにライブは終了。

終演後、購入したベストアルバムの「お渡し会」。このご時世、サイン会や握手会は出来ないからね。
それでも未唯ちゃんと話が出来るのは嬉しい。ちょっと緊張しつつ、今夜のライブの感想を話す。
24時前に地元駅まで戻り、駅前の「磯丸水産」に吸い込まれる。
明日は普通に仕事だけど、最高の気分だから帰るのがちょっと勿体ない。
夕飯は出かける前に済ませたので、軽めのものをつまみながらビールと黒ホッピー。
お客さんはまばらで、ゆっくりと落ち着いて呑むことが出来た。本当に最高の気分。
調子に乗って、にごり酒まで呑んでしまった。それでも2時前にはおひらき。
こんな遅い時間までやっていてくれてありがとう。店員さんにお礼を言って帰る。

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2023年1月14日 (土)

未唯mie「未唯mie Sings 新春 "Pink Lady Night" 2023」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は午前中に病院へ。
ビックリするほど空いていて、20分ほどで終了。
いつもこんな感じだと嬉しいけど、読もうと思った本がほとんど読めなかった。

午後になって再び出かける。
今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、「未唯mie Sings 新春 "Pink Lady Night" 2023」を観に行く。
毎年恒例となっている“Pink Lady Night”、昨年は参加できなかったので2021年以来二年ぶりの参加。
今回は1部のみの参加。このご時世とは言いつつ、開演時間が14時30分とはめちゃめちゃ早い。
家を出るのが遅くなってしまい、開演時間ギリギリの14時20分ごろ会場入り。
ステージ真正面だけど一番後の席・・・壁にへばりつく感じ。それでもステージはなんとか見える。
ステージから大幅にはみ出す形で楽器がセッティングされているので、客席はギュウギュウ詰めという感じ。

予定時間の14時30分を少し過ぎたころ開演。
Cond/Per/小鼓:仙波清彦、Arr/Key:久米大作、Guitar:白井良明、Bass:バカボン鈴木、
Tb:村田陽一、Vln:高橋香織、Chorus:葛岡みち(コロナ陽性診断のため渡部沙智子は欠場)、
笛:福原 寛、小鼓:望月正浩&安倍真結&藤舎呂凰、大鼓:梅屋 巴&堅田昌宏、Ds:大西英雄、
Tabla:MA★TO&小林武文、Bongo:村瀬"Chang・woo"弘晶、Djembe:石川雅康、
Per:Izumi&澤田 聡、Chango:チェ・ジェチョル・・・総勢21名がステージに登場。
お囃子をバックに小さな獅子舞がフロアを練り歩く。まさにお正月らしい華やかな演出。
オープニング・ナンバーは「S・O・S」。煌びやかなブルーの着物をまとった未唯mieが唄い出す。
「打楽器は邪気を払う」と未唯ちゃんは言って、「カメレオン・アーミー」「透明人間」と演奏は続く。

大所帯のため二回に分けてのメンバー紹介を交えて、ライブは進んでいく。
村上“ポンタ”秀一はEternal Drummerとして紹介され、その映像がスクリーンに流れる。
雅楽とバロックが入り混じったような「UFO」、コブシを効かせた演歌調の「サウスポー」。
続いて「アンクルン」という一つの楽器が一つの音階(ド、レ、ミなど)を奏でる楽器を使って
絶妙なアンサンブルを聴かせたあと、“Beach Boys”風の「渚のシンドバッド」。このあたりは新しい展開。
Funkyな「ウォンテッド」に続いて、5拍子の「ペッパー警部」。5拍子をとるのには相合傘を描くと良いらしい。
一番後の席は気兼ね無く立ち上がれるので、ほとんど立って踊りながら観ていた。この席、意外とイイかも。
パーカッションとバイオリンがフィーチャーされた「カルメン'77」から「Kiss In The Dark」と続き、
「マンデー・モナリザ・クラブ」で本編は終了。スタンディングこそ出来ないけれど、フロアは大盛りあがり。

未唯ちゃんだけステージをいったん降りたけど、メンバーはそのままステージに残ってアンコールに突入。
今年のカレンダーの紹介をしてから「ピンク・タイフーン」。この曲だけ写真撮影OKというのが嬉しい。
座ったままみんなで楽しく踊りながら、ライブは16時過ぎに大団円を迎えた。

会場の外へ出ると、あたりはまだ明るい。そりゃあそうか!まだ16時だもの。
それでも呑み始めるには良い時間なので、サンフェリスタ目黒1Fにある「蔵」へ行ってみる。
この時間だからか?店内はまだ空いていて、カウンター席に座って呑み始める。昭和感あふれる店内。
料理の種類がたくさんあり、どれも安いので迷う。とりあえず焼とんときんぴらごぼう、しめさばを注文。
ドリンクも酎ハイが瓶のソーダで割るスタイルなので迷ったけど、結局ホッピーを吞むことにした。
そのうち席はほぼ満杯。以前に戻ったような雰囲気で、なんだかちょっと安心する。
日本酒まで呑み進めて、18時過ぎに店をあとにする。あぁ~とっても満足。

だけどあまりにも楽しいので、二次会に突入。今度は地下にある「目黒立呑おお島」という店。
こちらは小洒落た感じの雰囲気。立呑と言いつつ、椅子を出して座ってよいというスタイル。
さすがにお腹は満たされていたので、かんぱち刺身だけ注文して日本酒を二杯吞む。
日本酒や焼酎の銘柄もこだわっているみたいで、すごくイイ感じ。気に入った。
1時間足らずでサクッと切り上げて、シメは「天下一品」でこってりラーメン。
2023年最初の暴飲暴食という感じ。本当に最高だったなぁ~。
それでも呑み過ぎたので、家に帰ってあっという間に寝落ち。

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2022年9月 2日 (金)

増田惠子「40th Anniversary & Birthday Live “そして、ここから・・・”」Billboard LIVE YOKOHAMA

今日はBillboard LIVE YOKOHAMAへ、増田惠子「40th Anniversary & Birthday Live “そして、ここから・・・”」を観に行く。
ケイちゃんソロデビュー40周年、そして今日は65歳の誕生日ということで、早めに仕事を切り上げて横浜へ向かう。
一回の乗り換えで行けるとはいえ、微妙に遠いんだよなー。だけど横浜へ行くのは、何故だか心が躍る。
馬車道駅から会場のBillboard LIVE YOKOHAMAは直結。開演まで少し時間があるので、夜景を見て過ごす。
19時10分ごろ会場入り。今日の席は、S指定席13C。ステージほぼ中央、前から三番目のテーブル。
ちょっと後だけど、うまい感じにレイアウトされているので、意外とステージは観やすい。
19時30分開演のセカンドステージだけあって、客席はほぼ埋まっていてイイ感じ。

予定より少し遅れて、19時30分過ぎに開演。
ピアノ、チェロ、ギター、パーカッション、コーラスという、ちょっと変わった編成のバンドがスタンバイ。
そして白を基調にしたワンピースを着たケイちゃんがステージに登場。一曲目は「奇蹟の花」。
「みなさん元気ですか? 良かったです。会いたかった!」と、いきなり涙ぐむケイちゃん。
2年と9ヶ月ぶりのライブということで、その喜びが全身からみなぎっている。観ているこちらも嬉しい。
今回はソロデビュー40周年記念アルバム「そして、ここから…」の発売記念ライブという意味合いもあり、
ここからはアルバムに収録された新曲を次々に披露していく。まずはアップテンポの「Del Sole」。
既にテレビで何回か観たけど、上品な雰囲気ながらもノリノリで唄い踊るケイちゃんが素敵。
バンドメンバー紹介をはさんで、「観覧車」「Et j'aime la vie」「向日葵はうつむかない」を続けて披露。
大人のポップスというか、上質なシャンソンというタッチ。こういう感じのシンガーって、他にあまり居ない。

ここからはソロになってからの名曲集という感じで、阿木燿子作詞・宇崎竜童作曲の「愛唱歌」、
越路吹雪で有名なシャンソンの名曲「愛の讃歌」、ケイちゃんが30代の時に書いてもらったという「Key」。
ケイちゃんのハスキーで伸びのある唄声が胸に沁みる。ケイちゃんと僕たちの歴史を感じさせる。
今回のアルバムのプロモーションは全て断らずに頑張った話、始球式で悔しい思いをした話、
いろいろなエピソードを交えながら楽しそうに話すケイちゃん。その様子を見ているだけで楽しい。
そしてお待ちかねの“ピンク・レディー”コーナー。初のソロナンバー「インスピレーション」から始まり、
「UFO」からの「渚のシンドバッド」。座ったままだけど、一緒に踊るお客さん。この感じ、懐かしい。
「配信ライブで『カメレオン・アーミー』を演った」という話をしたところ、「今日も演ってくれるんでしょ」という
感じで盛り上がるお客さん。思わず押し切られそうになりながら、なんとか切り抜けるケイちゃん。
そしてアルバム「そして、ここから…」に収録された新曲5曲のうち、残り1曲となった「こもれびの椅子」を唄う。
「みなさまとホントに楽しく過ごしてきましたこの時間、そろそろお別れの時間になりました。
またすぐやりたい・・・またみんなに会いたい」とケイちゃんは言い、ソロデビュー曲「すずめ」で本編は終了。

アンコール、ピアノの音色とともにケーキが運び込まれ、みんなでケイちゃんの誕生日をお祝いする。
「もう65歳で止まっていたいぐらいに嬉しい」と、顔をほころばせるケイちゃん。
体力の衰えを感じて不安に思ったけど、もっともっと元気になってやっていきたいと涙ぐむ。
「みんな大好き!」とケイちゃんは思い切り叫んだあと、「Del Sole」を唄ってフィナーレ。
なんだかものすごく心温まるライブ、21時05分過ぎに終了。

微妙な時間ではあるけれど、そのまま電車に乗り込んで代々木公園駅まで戻る。
食事が出来る店はほとんど終わっていたので、「松屋」で軽く呑み喰いして帰宅。

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2021年1月23日 (土)

未唯mie「未唯mie Sings 新春 “Pink Lady Night” 2021」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、「未唯mie Sings 新春 “Pink Lady Night” 2021」を観に行く。
2021年初ライブ。本来は“麗蘭”Billboard LIVEの予定だったけど、延期になってしまったので急遽こちらへ。
毎年恒例となっている“Pink Lady Night”、気がつけば6年ぶりの参加。時の流れは本当に早い。
今回は1部のみの参加。緊急事態宣言の時短要請を受けて、開演時間が1時間早まって15時開演。
けっこう強い雨が降っているので、寄り道はほどほどに14時半ごろ会場入り。
消毒と検温を済ませてテーブルに案内される。ステージ上手の一番前のテーブル。
ソーシャルディスタンスを保つため、1テーブルにお客さんは一組。ちょっと寂しいけど、これなら安心。
ステージから大幅にはみ出す形で楽器がセッティングされている。タブラがすぐ目の前。
ステージ前の柱が邪魔だけど、ポジション的にはなかなかイイかもしれない。

開演10分前にトイレへ行こうとしたら、既に演者の皆さんが通路にスタンバイしていて、
トイレから出るころには皆さん既にステージへあがっていて、未唯ちゃんだけがひとり待機。
何か声をかけようと思ったけど、本番前のオーラが強すぎて会釈だけして自分の席へ。
ほどなくして開演。予定時間の15時より5分ほど早いフライング・スタート。
Cond/Per/小鼓:仙波清彦、Arr/Key:久米大作、G:白井良明、B:バカボン鈴木 
Tb:村田陽一、Vln:高橋香織、Chorus:葛岡みち&渡部沙智子、
笛:福原 寛、小鼓:望月正浩&望月秀幸&安倍真結、大鼓:梅屋 巴、Ds:大西英雄、
Tabla:MA★TO&小林武文、Bongo:村瀬"Chang・woo"弘晶、Djembe:石川雅康、
Per:澤田 聡&Izumi、Chango:チェ・ジェチョル・・・総勢21名が演奏を始める。
オープニング・ナンバーは「S・O・S」。煌びやかな花魁衣装をまとった未唯mieが唄い出す。
和洋折衷の強力なリズムに乗って、「カメレオン・アーミー」「透明人間」と演奏は続く。

大所帯のため二回に分けてのメンバー紹介を交えて、ライブは進んでいく。
雅楽とバロックが入り混じったような「UFO」、コブシを効かせた演歌調の「サウスポー」。
そして福原さんが笛を三味線に持ち替え、大滝詠一のレパートリーから「河原の石川五右衛門」。
“ピンク・レディー”のパロディー曲を、本家“ピンク・レディー”の未唯ちゃんが唄うというおもしろい試み。
「Pink Lady Night」はどうしても選曲が固定化してしまうだけに、この選曲はとても良いと思う。
Funkyな「ウォンテッド」に続いて、5拍子の「ペッパー警部」。5拍子をとるのには相合傘を描くと良いらしい。
パーカッションとバイオリンがフィーチャーされた「カルメン'77」から「Kiss In The Dark」と続き、
「マンデー・モナリザ・クラブ」で本編は終了。スタンディングこそ出来ないけれど、フロアは大盛りあがり。
みんなでステージを降りると密になってしまうということで、そのままアンコールに突入。
今年のカレンダーの紹介をしてから「ピンク・タイフーン」。お客さんは座ったまま手振りでリアクション。
難しい状況の中だったけど、ステージと客席とが一体となったライブ。16時15分過ぎに終了。

16時20分ごろ会場をあとにして、そのまま山手線に乗り込む。
ちょっと迷ったけど渋谷で途中下車して、軽く呑んでいくことする。
「山家」へ行くつもりだったけど、直前に気が変わって「鳥市」へ。
まだ17時前ということもあり、店内は思ったほど混んでいない。
カウンターの端に座り、いつも通りに呑み喰いする。やっぱり外呑みは楽しい。
18時過ぎにはおひらきにして、バスに乗って帰宅。

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2020年11月 7日 (土)

未唯mie「Safe Distance Communication」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は土曜日。遅い夏休みの真っ只中、既に曜日の感覚が無くなってきている。
いまひとつハッキリしない天気・・・というわけで、何をするでもなくウダウダと過ごす。

午後になって出かける。
今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、未唯mie「Safe Distance Communication」を観に行く。
今年は「新春Pink Lady Night」を観に行けなかったので、3月1日の「未唯mieの日」を楽しみにしていたのに、
コロナ禍により5月に延期。しかし振替公演も中止になってしまい、会場の日比谷 Billboard cafe & diningは閉店。
まったく予想もつかない波瀾の展開だったけど、ようやく久しぶりに観る機会を掴むことが出来た。
BLUES ALLEYも久しぶり。大好きなライブハウスだけに、こうして営業してくれているのは嬉しい。
15時30分過ぎに会場入り。入口で消毒して検温して、席へと案内される。
ステージ上手の前から二番目のテーブル。ちょっと端っこだけれど、ステージまでの視界はバッチリ。
お客さんは普通に入っているように見えるけど、テーブルはアクリル板で仕切られていて対策は万全。

予定通り16時に開演。
Keyboards:笹路正徳、Bass:バカボン鈴木、Percussion:三沢またろう、Guitar:土方隆行、
そして白いシースルーのフード付き衣装をまとった未唯がステージに登場。
「ライブを行うのは1月19日以来」という話をしたあと、演奏は「Love Jail.」からスタート。
続いて「コールガール -夜明けのマリア-」。アコースティック編成ということもあり、かなりJazzyな演奏。
久しぶりのライブということもあってか、ちょっと硬めのヴォーカル。それもまたライブを感じさせる。
ひとりずつメンバーを紹介してからMC。自粛期間中にロールプレイングゲームにハマって5キロ太ったという話。
それから「私のまま ~ Maybe it's a life」「シャンプー」とアップテンポのナンバーが続く。
バカボンさんがスラップのソロをキメる。決して派手ではない、ちょっとシブい感じのフレーズ。
ライブに向けての体力回復と減量のため、ウォーキングを始めたという未唯。運動が苦手とは初めて聞いた。
「あまり長くなっちゃうとなんなので・・・」と言いながら、話が止まらないという感じが微笑ましい。

ここで未唯は椅子に腰かけ、「Memory」「鏡の中の女」をしっとりと唄いあげる。
だんだん調子が出てきたのか、伸びやかで温かい唄声に思わず聴き惚れる。
先日亡くなられた筒美京平さんの思い出話をしたあと、「Dreamer」「灰とダイヤモンド」と筒美京平作品を披露。
アコースティックなアレンジだけど、じわじわと盛りあがってくる雰囲気がゴキゲン。
「12月22日ぐらいから地球が風の時代に入る。風の時代は精神的な愛に満ちた世界になるらしい」
という話をしたあと「舞姫 TONIGHT」が始まり、ライブは終盤の盛りあがりに入る。
またろうさんはパーカッション担当だけれど、バスドラ・スネア・ハイハットがセットに組み込まれていて、
ドラムのようにリズムを刻んでいる。これがアップテンポのナンバーにピッタリで、自然と身体が反応する。
そして土方さんの激しいギターカッティングから始まる「NEVER」で本編は終了。

アンコール、「今日は踊らないと思ったのに、けっこう汗をかいちゃった」と言いながら、
「みんなは汗かいてない・・・つまらないよね」とお客さんを気遣う未唯。
次のライブのインフォメーションをしたあと、メンバーをステージに呼び込む。
そして始まったのは「ALRIGHT ARLIGHT」。アンコール曲としてお馴染みのナンバー。
いつもなら客席を練り歩いてお客さんにマイクを向けるところだけど、今日のところは無し。
そのかわりみんなで手拍子して手をフリフリして、出来る限りのやり方で気持ちを共有する。
「もう大丈夫~オーライ オーライ♪」という歌詞に、とっても勇気づけられた。
最後にエアーでグータッチして、17時25分ごろライブは終了。

せっかく久しぶりに目黒へ来たので、どこかへ寄っていきたいところだったけど、
18時からCHABOの配信ライブがあるので急いで山手線に飛び乗る。
いつもは新宿経由で帰るところ、原宿駅で降りて明治神宮前駅から千代田線に乗リ換える。
どうやらこちらの方が早いみたい。18時過ぎには家に帰ることが出来た。

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2019年12月 6日 (金)

増田惠子「増田惠子 コンサート2019 Winter Rose」よみうり大手町ホール

今日はよみうり大手町ホールへ、「増田惠子 コンサート2019 Winter Rose」を観に行く。
ケイちゃんのコンサートを観るのは今年の1月以来。あっと言う間の一年だったなとしみじみ思う。
ほぼ定時ダッシュで仕事を切り上げ、有楽町線と三田線を乗り継いで大手町駅へ。
大手町なんてあまり来たことがないので、降りたところで軽く迷子・・・それでもなんとかたどり着く。
エスカレーターを上がって18時40分ごろ会場に到着。とても立派で綺麗なコンサートホール。
今日の席は3列12番。ステージ真正面の三列目、ちょっとばかり緊張してしまうような距離。
客席は適度に段差があるけど、ステージ前は段差がなく、ちょっとばかり見づらい。
ステージにはライトスタンドが並べられ、アダルトな雰囲気を醸し出している。

予定より遅れて、19時10分ごろ開演。
まずはパーカッション、ベース、ピアノ、ギター、バイオリン、コーラスという編成のバンドが登場。
演奏が始まり、淡いピンク色の衣装を身にまとったケイちゃんが「奇蹟の花」唄い出す。
コンサート前半はソロ曲が中心。「Yes, My Life」「富士山だ」「最後の恋」とお馴染みの曲が続く。
明るく前向きでポップな曲、一緒に唄って踊れる曲、しっとりと聴かせる曲、どれもみんな素敵。
ケイちゃんはとっても丁寧な言葉遣いで、お客さんひとりひとりに語りかけるように話す。
何気なく話す言葉がとってもおもしろいのは、ひとえにケイちゃんの人柄がなせる技なのだと思う。
今年出演した音楽劇「トムとジェリー 夢よもう一度」から「いつもあなたのそばにいて」を唄ったあと、
ソロデビュー曲の「すずめ」、しっとりと唄いあげるナンバー「樹」を続けて唄う。
ケイちゃんは来年ニューアルバムを発売するそうで、その中から新曲をお披露目。
椅子に腰掛けて唄うケイちゃん、「等身大の自分を唄う」との言葉通り、ナチュラルな感じが素敵。
続いて「ラヴィアンローズ」を唄ったところで、衣装替えのためケイちゃんはひとまず退場。

バンドのみでインストを演奏したあとケイちゃん登場!と思いきや、アドリブっぽい演奏が続く。
どうやら出番直前にブーツのファスナーが壊れてしまったらしい・・・こんな経験はデビュー以来二度目とのこと。
それでも無事にステージに登場したケイちゃん、ピンクのほわほわのミニにシルバーのニーハイブーツ。
ここからは怒濤の“ピンク・レディー”ナンバーの連続、まずは「UFO」からスタート。
遠慮して座ったまま上半身のみで踊るお客さんを見て、「初めて見る光景でビックリした」とケイちゃん。
「立っても大丈夫」との許可が出て、ここからはお客さんも一緒になって唄い踊る。
「カルメン'77」「渚のシンドバッド」「ペッパー警部」「カメレオン・アーミー」、すべてフルコーラスなのが嬉しい。
特に「カメレオン・アーミー」は“ピンク・レディー”でもなかなか演らないのに・・・ケイちゃんの本気を感じる。
息を切らせながらも楽しそうなケイちゃん。本編最後の曲は「OH!」。今夜も胸に染みた。

アンコール、まずは「愛唱歌」から。いつもながらこの曲は感動的。思わずうるっと来た。
ケイちゃんは「なんか嬉しい」と言いながら、コーラスのYUKAちゃんをステージ中央に呼び込む。
“ピンク・レディー”としてレコーディングした映画「妖怪ウォッチのテーマ曲「メテオ」を披露。
唄うのが精一杯と言いながら、なかなか激しい振り付け。お客さんも一緒になって盛りあがる。
最後は「もいちど遊びましょ」。振り付けのレクチャーのあと、会場全員で唄い踊って21時ちょうどに終了。

まだ時間は早いけど、大手町で呑むのはいまいちなので、千代田線に乗り込む。
代々木上原で呑もうかなぁ~と思ったけど、「どんと20周年祭」のチケットを買おうと思い立ち下北沢へ。
発売時間は22時まで。ギリギリでCLUB Queに到着。誰かのライブ後の物販で賑わっていたけど無事に購入。
ミッションが完了したので、「紅とん」で呑むことにする。大手町でのコンサート後、下北沢で呑むのは不思議な感じ。
金曜日だから混んでいたけど、カウンター席でゆっくりと呑む。やっぱりこういう時間は大切。
コートを掛けようと席を立ったら、丸椅子を倒してしまい、店中に爆音を響かせてしまった。
隣の席のおねいさんが目をまん丸にしていた。ごめんなさい・・・でも、ぶつからなくて良かった。
閉店時間のため23時半にはおひらきにして、「俺流塩らーめん」でシメてから帰宅。

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2019年11月17日 (日)

未唯mie「裏ピンク3」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、未唯mie「裏ピンク3」を観に行く。
“ピンク・レディー”のB面曲・アルバム曲のみを演奏するこの企画も、今回で早くも3回目。
そうは言ってもファンには思い入れ深いナンバーが演奏されるので楽しみでたまらない。
今回は1st stageを観ることにしたので、13時45分に家を出て目黒へと向かう。
新宿駅で山手線に乗り換えると、目黒駅はあっという間。やはり横浜へ行くのとは違う。
14時45分ごろ会場入り。受付で名前を言って、席へ案内していただく。
ステージ下手寄り、ちょっと後ろの席。それでもステージはよく見える。

開演予定時間の16時をちょっと過ぎたころ開演。
Drums:鶴谷智生、Bass:バカボン鈴木、Percussion:仙波清彦、Guitar:梶原 順、Keyboards:宮崎裕介、
Violin:金原千恵子、Cello:笠原あやの、Chorus:大滝裕子・佐々木久美・佐々木詩織・TIGER、
そして中近東の民族衣装をイメージさせる赤いコスチュームをまとった未唯mieがステージに登場。
演奏は「百発百中」「乾杯お嬢さん」でスタート。オリジナル以上に豪華な演奏に圧倒される。
「こんばんわ~という時間じゃないですよね」という挨拶に続いてメンバー紹介。
そして「まずはお馴染みのナンバー」ということで、「レディーX」「スーパーモンキー孫悟空」「アクセサリー」。
すべてB面曲ではあるけれど、確かにお馴染みのナンバーばかりなので自然と唄って踊れる。
グイグイと突き進む演奏に、仙波さんのパーカッションが的確なアクセントをつける。

ここで未唯ちゃんは「裏ピンク」の趣旨を改めて説明して、「24時間テレビ」の主題歌「2001年愛の歌」を披露。
あの頃はそれほど深く考えなかったけれど、その歌詞の重さにものすごく感じるものがあった。
ここからゲストの大嶋吾郎が加わり、エレクトリック・シタールの音色と共に中近東のイメージのナンバーが続く。
「オリエンタル・フィーリング」「空飛ぶじゅうたんエロチカ」「アダムとイブ・スーパーラブ」と、
“ピンク・レディー”のいつもとは違った側面を表す曲たち・・・まさに「裏ピンク」そのもの。
今日はMC控えめでテンポよく演奏が進み、ライブは早くも後半戦に突入。
だけど「秘密のパラダイス」「千の顔を持つ女」とレア曲が続く。これだから「裏ピンク」は見逃せない。
本編ラストは「惑星ハネムーン」。イントロのカウントダウンがめちゃめちゃカッコいい。
ライブのラストを飾るにふさわしいエンディング、メンバー紹介を交えながら感動的なフィナーレ。

アンコールの声が巻き起こる中、まずは未唯ちゃんと仙波さんがステージに登場。
来年は「Pink Lady Night」が10周年ということで、1月に行われる記念ライブのお知らせ。
残念ながら私は参加出来ないけれど、こうして10年が迎えられるとは感慨深い。
仙波さんが奏でるマーチ(?)に合わせて残りのメンバーが登場して再び演奏がスタート。
写真撮影が解禁される中を「ザ・忠臣蔵 '80」、そして最後はアッパーチューンの「シュガー・トーク」。
ゴキゲンなノリでライブのフィナーレを飾り、16時15分過ぎに終了。

サイン会は2nd stageのみなのであきらめ、目黒で呑んでいこうと店を探す。
けれども「シナトラ」は開店前、「蔵」は激混みだったので渋谷へと移動。
日曜日ということもあり、「鳥市」「多古菊」は営業していなかったので「山家」へ。
木曜日に来たばかりだけど、やっぱりこの店はゴキゲンだな。
18時過ぎにおひらきにして、バスに乗って帰宅。

 

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2019年3月 9日 (土)

未唯mie「Real Birthday Party」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、「未唯mie Real Birthday Party」を観に行く。
本日3月9日は、未唯ちゃんの61歳の誕生日。そんな日にライブなんて、この上ない幸せ。
例によって第1部・第2部の二回公演だけれど、今日のところは第1部を選択。
開演時間の17時に合わせて、16時40分ごろ会場入り。
今回は指定席なので、案内されるままにテーブル席へ。やや後方だけど、ステージは良く見える。
立見は出ていなかったけれどギッシリと満席で、期待感がフロアに充満している。

予定時間の17時を少し回ったころ開演。
まずはDrums:則竹裕之、Bass:バカボン鈴木、Guitar:土方隆行、Keyboards&Guitar:笹路正徳、
Sax:本田雅人、Chorus:大滝裕子のバンドが登場。そして最後にVocal:未唯mieがステージへ。
ピンク色の肩出しドレスをまとった未唯ちゃん、その美しさは相変わらずで思わず見とれる。
オープニングは「aubade ~夜明けの詩~」。フュージョンのようなサウンドがとてもカッコいい。
則竹さんの爆裂ドラムにバカボンのチョッパーベースが絡みつき、その上を本田さんのサックスが唸る。
「誕生日当日にライブをするのは初めて。今日は私がプレゼント~♪
今日は皆さんに感謝をする日にしたいと思います」と未唯ちゃんは言い、メンバー紹介。
そして「私のまま ~ Maybe it's a life」「地上のAngelへ」と、アルバム「me ing」のナンバーが続く。
「10年ほど前に出したアルバムだけど、その時の思いは変わらずにますます膨らんでる」と未唯ちゃん。

ここで「懐かしい曲を・・・」ということで、未唯ちゃんの思い出深いナンバーを披露。
まずは「雨~La pioggia」。イタリアのGigliola Cinquettiという人が唄っていた曲らしい。
未唯ちゃんの言うとおり「聴いたら知っていた」曲。イタリア語で流暢に唄いあげるところはさすが。
それからフレンチのナンバーでDanièle Vidalの「天使のらくがき」、Sylvie Vartanの「あなたのとりこ」を唄う。
この二曲は自らの訳詞で。ちょっと懐かしい感じのメロディーが、いまの未唯ちゃんにとても似合っている。
続いてオリジナルナンバーの「おつだね」。キーボードの笹路さんがギターを手に取ってリズムを刻み、
それに合わせて演奏が繰り広げられる。間奏のドラム、サックス、ギターの掛け合いがド迫力で最高!
次も笹路さんのギターで「灰とダイヤモンド」。いつもより重厚感が増したアレンジがカッコいい。
そしてピンク・レディーのレパートリーから「サウスポー」と「ペッパー警部」。
「サウスポー」はリズム&ブルースっぽく、「ペッパー警部」はFunkyなアレンジで、どちらもゴキゲン。
本編最後は「ブレイク・モーション」。こちらもド迫力のサウンドで、ノリノリのまま終了。

アンコール、再びメンバーがステージに登場。
「今日で61歳」と言う未唯ちゃんにどよめく客席。
ファンなら当然知っているけど、知らない人はビックリなんだろうな。
「細かい事にくよくよするより、これから起きる楽しい事にフォーカスを当てていきたい」と言う未唯ちゃん。
ホント、それが一番。開き直りってわけではないけど、ここまで来たら楽しまないと・・・って思う。
そんな思いを表した「ALRIGHT ALRIGHT」。
曲の途中でブレイクして「Happy Birthday」のメロディーが始まる。
バースディケーキが運び込まれて、ロウソクの灯を吹き消す未唯ちゃん。とっても幸せそうな笑顔。
最後は未唯ちゃんが客席をまわって、お客さんと「ALRIGHT! ALRIGHT!」のコール&レスポンス。
こうして素晴らしいライブは、18時15分ごろすべて終了。

このあと20時から第2部があり、そのあとサイン会ということだけど、今日のところはこれで退散。
せっかくなので、どこかで打ち上げしていこうと店を探す。
「とんき」でトンカツを食べようと思ったけど、予想通り大行列だったので断念。
「シナトラ」も混んでいたので、偶然見つけた「蔵」という店に入ってみる。
昔ながらの呑み屋という感じの店、カウンター席がドーンとあってイイ雰囲気。
料理も安くて旨い。こいつはいい店を見つけたな~。
入店したときはほぼ満席だったのに、19時過ぎて空き始めるというのもおもしろい現象。
じっくりと満喫して、20時過ぎにおひらきにして帰宅。

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2019年1月 5日 (土)

増田惠子「New Year Concert 2019」銀座ヤマハホール

今日は銀座ヤマハホールへ、増田惠子「New Year Concert 2019」を観に行く。
ケイちゃんのコンサートを観るのは、実に一年以上ぶりになる。
ついこの前という気もするけど、ずいぶんと経っているんだな・・・時の流れは速い。
ヤマハホールは中途半端な位置にある。今回は有楽町線の有楽町駅から歩いてみた。
16時過ぎに会場へ到着。既にオープンしていたので、エレベーターに乗って7階へ。
今日の席は1階P列16番。後から二列目・・・だけど小さなホールなので、ステージはよく見える。

予定より遅れて、16時40分ごろ開演。
パーカッション、ベース、ピアノ、ギター、バイオリン、コーラスという編成のバンドをバックに、
赤いドレスを身にまとったケイちゃんが「もいちど遊びましょ」を唄い出す。
いきなりの攻めた選曲。その思いに応えるかのように、立ちあがって踊り出すお客さん。
だけど客席後方はみんな座ったまま・・・私も立ちあがりたかったけど泣く泣く断念。
続いて「インスピレーション」。やっぱりイイなぁ~この曲・・・ケイちゃんにとても似合っている。
そして昨年2月に発売されたシングルから「富士山だ」「最後の恋」を続けて披露。
ケイちゃんの友達が「富士山だ」を聴き、「富士山だ」というフレーズが頭の中を駆け巡って眠れなかったらしい。
ここでケイちゃんは椅子に腰掛けて「すずめ」を唄う。ピアノから入るバージョン、
印象的なギターフレーズはカット。
再びアップテンポなナンバーとなり、「白い小鳩」「サン・トワ・マ・ミー」を続けて唄う。
「サン・トワ・マ・ミー」は“ROCKバージョン”と言っていたけど、明らかに“RCサクセション”バージョン。
さすがに歌詞はオリジナル通りだったけど、演奏や唄い回しはそのままで嬉しかった。

次にケイちゃんは赤い羽根のストールを巻いて、ムードたっぷりにシャンソンを唄う。
「愛の賛歌」をいつも通り感動的に唄いあげ、「ラヴィアンローズ」では流暢なフランス語を披露。
そして初挑戦するという「水に流して」。よりシャンソンっぽい雰囲気の曲で、ケイちゃんに似合っている。
ここで衣装チェンジのためケイちゃんは退場。バンドがお正月っぽいアレンジのインストナンバーを演奏する。
ケイちゃんはシルバーとブルーを基調にしたミニのワンピースに、ニーハイのシルバーブーツを履いて登場。
始まったのはもちろん“ピンク・レディー”のナンバー。
「ウォンテッド」「渚のシンドバッド」「サウスポー」と続く。
ミーちゃんパートはコーラスのユカちゃんが担当して、絶妙なハーモニーを響かせながら唄い踊る。
昨年末の「日本レコード大賞」へ出演したときのエピソードを交えつつ、全てフルコーラスでのパフォーマンス。
そして始まったのは「カメレオン・アーミー」。“ピンク・レディー”でも自殺行為の曲と言ってシブっていた曲。
終わった途端にお客さんから大きな拍手と「もう一回!」のコール。
さすがのケイちゃんも、これはサラリと受け流す。
本編最後は「OH!」。2011年のコンサートツアーを思い出して、思わずグッとくるのであった。

バンドメンバーがステージに残ったままの状態で、すかさずアンコールに突入。
宇崎竜童と阿木燿子が「ケイちゃんにとっての『MY WAY』ですよ」と言って作ってくれた曲、「愛唱歌」を唄う。
歌詞がすごくイイんだよなぁ~この曲。聴いているうちに、胸が熱くなってくるのを感じる。
そして最後は「UFO」を唄い踊って、大盛りあがりのうちに演奏は終了。
バンドメンバー全員がステージを去り、これで終わりかと思いきやサプライズアンコールが始まる。
ケイちゃんは「もう思考能力はゼロです!」と言いながら、四人のキッズダンサーをステージに呼び込む。
そして再び「富士山だ」を唄い踊り、18時40分ごろライブはすべて終了。

まだ時間も早いので、ライブ終了後は新橋へ繰り出す。
どこで呑もうかと迷った挙句、ニュー新橋ビルの「朱舟」へ吸い込まれる。
この店は以前も来たことあったな~ちょっと失敗?と思いつつ、美味しく呑み喰いする事が出来た。
シメに「カレーは飲み物。」へ行こうとしたら「もう閉店」と言われたので、「もうやんカレー」へ行く。
2日に新宿で食べ損なったので、ちょうど良かった。新宿の無念を新橋で晴らすとな・・・。
すっかりお腹イッパイになって、霞ヶ関駅から千代田線に乗って帰宅。

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