16時半過ぎに再び出かける。
今夜は磔磔へ、「リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION ~ 磔磔編 第1夜」を観に行く。
本日9月17日が誕生日のリクオ。9月5日から7日に高円寺で行われた還暦セッションの京都編。
その一日目のゲストは仲井戸麗市と梅津和時。こういう形でCHABOが磔磔に出るのはいつ以来?
あまりにも暑いので地下鉄で向かう。京都駅から5分で四条駅。これは便利だなー。
ちょっとだけ佛光寺へ寄り道。この場所へまた来られた。閉門時間のため、あまりゆっくりは出来ず。
開場時間が近づいて来たので会場へと向かう。久しぶりに会う友達がたくさん居てホッとする。
予定通り17時30分に開場し、整理番号4番で入場。最前列の正面に座る。CHABOのマイクスタンドが近い。
本日はソールドアウトという事だけど、立ち見は無くてスペースにも若干余裕がある。
予定通り19時30分に開演。
フロア奥の階段からリクオがひとりステージに登場。お客さんから「おめでとう~!」の声援が飛ぶ。
ステージバックに掲げられた看板を紹介してから、「イマジン」をピアノで弾き語り。
そして早くも梅津さんを呼び込み、出会った頃の話をしたあと「新しい町」「グレイハウンドバス」。
梅津さんはサックスをいくつか使い分けながら、リクオの唄うメロディーに彩りを添えていく。
高円寺はステージが低いため、リクオと梅津さんがほとんど見えなかったけど、今夜はよく見える。
還暦を迎える気持ちを表しながら、「Forever Young」「同じ月を見ている」「満員電車」を唄うリクオ。
それに寄り添う梅津さんのサックス。二人の音が磔磔のディープなステージに沁み込んでいく。
「2016年ぐらいからオッサンのお客さんが多くなった」と言うリクオ。今夜は同級生も来ているとのこと。
続いて「ソウル」を演奏したところで、梅津さんはひとまず退場。
リクオが「俺たちの仲井戸"CHABO"麗市」と叫び、入れ替わりにCHABOがステージに登場。
楽屋からの階段をおりてくると思いきや、いつものように途中で引き返すポーズ。
CHABOはアコースティックギターをつま弾き、リクオのホンキートンクなピアノに乗せて「Fox, trot」を演奏。
続いて「君が僕を知ってる」をお客さんと一緒に唄う。磔磔の独特な音の響き。ものすごい一体感を感じる。
二人が出会った頃の話をひとしきりしたあと、Bobby Charlesのカバーで「I Must Be In A Good Place Now」。
そして「いろいろなものをインプットして作品をアウトプットしている」と言いながらリクオが「リアル」を唄う。
有山じゅんじのリクエストで歌詞を書いたという「Ol'55」を唄うCHABO、リクオのピアノをバックに唄うとまたイイ。
「オマージュ - ブルーハーツが聴こえる」はお客さんも交えて大盛りあがり。やっぱり磔磔の空気は他と違う。
ここで梅津さんが再びステージに呼び込まれる。「あれ?居たんだ」と言うCHABOに、
「奇遇だね」と返す梅津さん。それを見て「いいですね。同世代のじゃれ合い」とツッコミを入れるリクオ。
そして始まったのは「BLUE MOON」。CHABOのギターと梅津さんのクラリネットとリクオのピアノがユニゾン。
「僕はむかし清志郎さんのマンションの近くに住んでいた。近所なのに清志郎さんは僕のアパートへポルシェで
やって来て、完成したデモテープを手渡してくれた」と、リクオは思い出話をしながら「胸が痛いよ」。
「清志郎がその辺から出てきそうだよね。ポルシェで」とCHABO。そして「ガルシアの風」を唄う。
今回のCHABOの曲は全てリクオのリクエストだそうで、「日本語の歌詞がイイ」とリクオが言って「Hungry Heart」。
続いてリクオの「ミラクルマン」。このあたりの流れは、高円寺とちょっと変わっている。
これで本編は終わりかと思いきや、CHABOがオモチャのエレキを手に取って「雨あがりの夜空に」。
お客さんはもちろん総立ち。私が着ていた“THE BAND”のTシャツをCHABOに指差してもらい、
エンディングではギターを弾かせてもらって大興奮。大盛りあがりのうちに本編は終了。
アンコール、闘魂タオルを首に巻いたリクオ、そしてCHABOと梅津さんがステージに登場。
梅津さんのサックスに合わせて「Happy Birthday!」をみんなで唄い、バースデイケーキの蝋燭をリクオが吹き消す。
「今日来てくれた同級生、この客席の中にも還暦を迎える人が居ると思います。おめでとう!」とリクオ。
そしてリクオのライブでは定番のラストナンバー「アイノウタ」。みんなで唄ってまさにハッピーエンド。
ところが今回はこれで終わらない。「いい事ばかりはありゃしない」を三人で交互に唄う。
梅津さんのサックスが神がかって聴こえる。今夜も素晴らしかった。21時10分ごろ終演。
終演後は「あんじ」で、友達と一緒に打ち上げ。
人気のこの店だけど、連休明けの平日という事もあって空いている。
こういう感じで呑むのは久しぶり。いつものように音楽談議に花が咲く。
終電の時間があるので大阪組は徐々に帰っていき、24時前にはおひらき。
地下鉄でホテルへ戻ろうとしたら、既に終電が終わっていてビックリ!
仕方が無いので歩いて帰る。それほど暑くなくて、心地よい道のりだった。
24時40分ごろホテルに戻り、ちょっとだけ呑み直しているうちに寝落ち。
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